天才ゲームプロデューサーのウィル・ライト氏が鋭意制作中の
「SPORE」。宇宙における生命の誕生と進化,そしてその発展を面白おかしく体験できる類作なきシミュレーションゲームだが,その時間的/空間的スケールのあまりの大きさから,EAからの説明を受けた筆者がほとんどの場合,「ほほう,なるほど」としか答えられないってのは,どうでもいい話である。
というわけで,そんな人々のため(ばかりではないが)に,
ゲームの各フェイズの様子を収録したムービーを用意した。これらはすでに公式サイトなどでも公開されているが,ゲームのシーンに対し開発者達がコメントするという内容。もちろん英語なので,今回は「出てくる人は何を言っているのか?」という疑問に大胆に斬り込んでみた。まあようするにエレクトロニック・アーツが翻訳したスクリプトのおまけ付きというわけだ。何分何秒のあのセリフの意味は? という感じで見ていただければ大変助かる。とはいえ,時間はあくまで目安なので,「5秒ほど遅れちょる!」なんてことは言いっこなしで,ひとつ。
ムービーは
「Cell Phase」(細胞フェイズ),
「Creature Stage」(クリーチャーフェイズ),
「Tribal Stage」(集落フェイズ)。ゲームにはほかにも二つのフェイズが用意されているが,それらのムービーも近日公開予定となっている。
ちなみに掲載した以下のムービーで話しているのは(キャプションにもあるように),SPORE ゲームプレイプロデューサーのマット・パワーズ氏(Cell Phase),SPORE シニアデザイナーのアレックス・ハッチンソン氏(Creature Stage),そしてSPORE ソフトウェアエンジニアのローレン・マクヒュー氏とアレックス・カーフット氏(Tribal Stage)である。
では,どうぞ。
| 0' 00" 20 | 細胞フェイズ |
| 0' 00" 22 | 細胞フェイズでプレイヤーは,流星から落ちてしまい,新しい地に到着した単細胞生物としてプレイを開始します。 |
| 0' 00" 30 | 私たちは,細胞フェイズをとてもシンプルで自然に近い状態で表現する事を目標にしました。プレイヤーがすぐにプレイできるものを作りたかったのです。 |
| 0' 00" 40 | 流星から海の中に落ちてしまったので,そこで捕食者を避けながら,成長して陸に上がります。 |
| 0' 00" 52 | もし細胞がフルート状の口をしていた場合,細胞は植物を糧に,捕食者を避けながら生存します。 |
| 0' 00" 58 | もし細胞にあごがある場合,自らが捕食者として餌食を狙います。 |
| 0' 01" 05 | 陸に近づくにつれ,水流が強くなり,細胞は生物として発達し複雑になります。 |
| 0' 01" 14 | ゲームが進むにつれて難しくなりますが,プレイヤーの細胞の育て方によって進化に対応し陸に上がることができます。 |
| 0' 01" 23 | プレイヤーの種(しゅ)が,陸に上がる十分な資質を兼ね揃えて最初のステージを通過してくれることを願います。 |
| 0' 00" 20 | クリーチャーフェイズ |
| 0' 00" 25 | クリーチャーフェイズの主な目的は,プレイヤーがクリーチャーを創り,小さな生物から発達した生命体に進化させることです。 |
| 0' 00" 42 | クリーチャーにさまざまなパーツを付けて成長をさせるので,パーツを探したり,パーツを購入するために通貨を探したりしてプレイを楽しんでいただけます。 |
| 0' 00" 55 | 通常のゲームの場合,パーツを探したり通貨を探したりするときには暴力的な戦闘がともないますが, |
| 0' 01" 02 | 我々MAXISは非暴力的な対戦を選択できる仕様を組み込みました。 |
| 0' 01" 15 | クリーチャーの付けたパーツにより,クリーチャーの社会的な才能が発揮される仕組みです。 |
| 0' 01" 23 | 次のステージでは何がプレイヤーを待ち構えているのか,私たちはプレイヤーを未知の世界に期待させることに成功しました。 |
| 0' 01" 33 | 探検とエキサイティングな要素がある本作は,何回プレイしても毎回新しい発見があることになると思います。 |
| 0' 00" 00 | 集落フェイズ |
| 0' 00" 02 | (LM)集落フェイズでは次の文明フェイズを目標にし,ゲームを進行していきます。文明にするには方法が2通りあります。 |
| 0' 00" 06 | (LM)一つは「戦闘」をし,他の部族を完璧に支配することで文明になります。 |
| 0' 00" 12 | (LM)二つ目は「友達」になり,同盟をつくることで文明になります。 |
| 0' 00" 18 | (AK)クリーチャーフェイズで自分のキャラクターとして1体のクリーチャーを動かしてきたプレイヤーは,集落フェイズではクリーチャーを全員コントロールすることになります。 |
| 0' 00" 31 | (AK)1体と全員とでは,コントロールが変わってきます。集落の半分を狩りに行かせ,残り半分は採集をします。また,全員でほかの部族を襲撃にしに行くことも可能です。クリーチャーから集落へとフェイズが進むことで,いきなり部族全部を操作するのではなく,プレイヤーがスムーズにゲームプレイに慣れるような流れを考えています。 |
| 0' 00" 57 | (LM) RTSスタイルのゲームなので,資源を集め,その資源でツールを購入したり買ったツールで戦略を立てたりします。 |
| 0' 01" 07 | (LM)私が好きなのは社交的な生き方です。楽器を買ってその楽器を使用し,ほかの部族に好かれるために演奏します。 |
| 0' 01" 18 | (AK)ゲームはプレイヤー次第で内容が決まります。社交的になるか,攻撃的になるかでクリーチャーはそれぞれの反応を示します。 |
| 0' 01" 28 | (AK)攻撃的なプレイをしていたら,クリーチャー達は互いに戦ったり,パンチを出しあったりします。社交的になれば集まったり,会話したり,一緒に遊んだりします。 |
※LM:ローレン・マクヒュー氏,AK:アレックス・カーフット氏
まずは6月17日に
「SPORE クリーチャー クリエイター」の体験版が公開される予定というわけで,だんだんリリースが近づいてきたなあ,という実感がひしひしだ。なにせ,2006年にはリリースされるはずだった問題作であるだけに,ずいぶんと待たされたような気がしてならないが,今後もフォローを続けていきたい。