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印刷2007/11/05 15:45

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サービス開始から1周年。進化し続けるMMORPG「RAPPELZ」を今こそ始めよう

Text by Chun

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 韓国のnFlavorが開発し,日本ではガーラが運営しているファンタジーMMORPG,「RAPPELZ」が正式サービス開始から1周年を迎えた。日本で登場したのは2006年10月のことで,事前の情報がほとんどないまま突如オープンβテストが実施された作品だ。わずか約3週間後には正式サービスが開始され,その矢継ぎ早の展開に驚かされた人もいるのではないだろうか。
 RAPPELZの開発元であるnFlavorがガーラのグループ会社である強みを生かし,この1年間,開発と運営が一体となって大きな進化を遂げてきた。そこで今回,正式サービス開始から1周年を経たこの機会に,あらためてRAPPELZを知ってもらうとともに,その進化がどのように行われてきたのか,また今後どのように進化していくのかなどを紹介していきたい。

 

 

すべてのキャラクターが所有できる「クリーチャーシステム」とギルド同士でダンジョンを奪い合う「ダンジョンシージ」の2大特徴

 

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 RAPPELZでプレイヤーが選択できる種族は,ディーヴァ,アシュラ,ガイアの3種族。種族ごとにクラスが分けられており,転職後になれるクラスも異なる。そのためまずは,キャラクターを作成する前にどのクラスを目指すかをある程度決めておく必要がある。現在,RAPPELZでは2次転職まで実装されており,それぞれの種族のクラスと系統は以下の通りになる。

 

ディーヴァ

 

アシュラ

 

ガイア

 

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 それぞれの種族で五つの2次職が用意されており,役割が似ているものもあるものの,基本的にすべて異なる特徴を持っているため,クラス選択の自由度は高いといえるだろう。
 キャラクターの成長システムとしては,敵を倒したりクエストをクリアすることで得られる経験値によるレベル制が採用されている。また,戦闘によって「ジョブポイント」が入手でき,これを使用してスキルを習得したり,ジョブレベルを上げたりすることもできる。このジョブレベルは,転職や上位のスキルを習得するときに必要となる重要なパラメータだ。

 

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 RAPPELZの大きな見どころの一つは,プレイヤーキャラクターと一緒に戦い,成長していくクリーチャーの存在だ。これは,ほかのMMORPGでいうところのペットなのだが,クラスに関わらず,すべてのプレイヤーがクリーチャーを所有できるというのがRAPPELZの特徴だ。クリーチャーは個別にスキルを持っているほか,成長にしたがって進化し外観も変わっていく。

 

 そして,RAPPELZのもう一つの柱として,多人数で攻略するコンテンツが存在する。それが,ギルド単位でダンジョンの支配権を奪い合う「ダンジョンシージ」だ。現在はレベル50,レベル70,レベル90,レベル110と,レベル帯によって異なるダンジョンが用意されており,各ダンジョンには,設定レベル−20から参加できる(レベル50ダンジョンならレベル30から参加可能,上限レベルはなし)。これらのダンジョンを支配することで,そのダンジョンを利用するプレイヤーが取得するお金などに税金を掛けられるため,多くのギルドがそのメリットを求めて戦いを繰り広げている。
 こんなRAPPELZも,正式サービス開始から1年の間で大きな変化を遂げ,今の形になったのだ。ここではまず,その歴史をあらためて振り返ってみることにしよう。

 

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正式サービス開始から1周年 主要コンテンツの進化を見る

 

 RAPPELZはサービス開始からの1年間で,順調に進化してきたタイトルといえる。サービス開始当初は,RAPPELZの代名詞ともいえるクリーチャーシステムこそあったものの,ほかに目立った要素もない普通のMMORPGといった印象だった。しかし,2度の大きなアップデートを挟んだ現在では,レベル帯に応じて楽しめるコンテンツも増えてきた。そうしたアップデートの中でも,ゲーム性にもっとも大きく影響しているのが,先ほど紹介したダンジョンシージと,大規模アップデート「REVOLUTION」によるゲームバランス全体の変革だろう。

 

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ダンジョンシージに挑戦するためには,レイドタイムアタックで1位になる必要がある。タイムアタックダンジョンには強力なボスモンスターが待ち構えている

 

 ダンジョンシージは,正式サービス開始から3か月後に行われたアップデート「Siege for glory」の実装によって登場した。前述のように,ダンジョンシージとはダンジョンの支配権をギルド同士で奪い合う攻城戦のようなものだ。ダンジョンシージには,ダンジョン攻略の時間を競う「レイドタイムアタック」という予選があり,タイムアタックで1位になったギルドが,そのダンジョンを支配しているギルドへの挑戦権を得られる仕組みになっている。これが毎週すべてのダンジョンで行われているのだ。

 そして,ダンジョンシージの登場によってプレイの幅が広がったRAPPELZに,さらに大きな変化をもたらしたのが,2007年6月に行われた大規模アップデート「REVOLUTION」の実装だ。
 このREVOLUTIONは,待望の2次職の実装,クリーチャーの成長過程の変更,初心者プレイヤー向けの「修練の島」の導入,高レベルプレイヤー向けの新ダンジョンの実装と,それまで以上の大きな内容を含んだもの。
 中でも,サービス開始から半年余りを経過して実施された2次職の導入は,ゲーム全体のバランスにかなりの変化をもたらした。REVOLUTION実装以前は1次職のみで,レベルキャップが120だったものが,実装後にはキャラクターレベルが50で,1次職のジョブレベルが40という条件を満たしていれば2次職への転職が可能となり,それと同時に,レベルキャップが150まで開放されたのだ。また,2次転職による新しいスキルの追加や,レベルキャップの上昇に合わせたゲーム全体のバランス調整なども行われている。

 

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 REVOLUTIONでは,プレイヤーの強い味方であるクリーチャーにも変化が加えられた。クリーチャーのテイミングにはカードが必要で,店で売っている3種類を含め,ゲーム内には全13種類のカードがある。いずれかのカードを所持した状態で,そのカードに対応したモンスターをテイミングすることで,彼らはクリーチャーとしてプレイヤーと一緒に戦ってくれ,また戦闘を重ねることで成長していく。
 サービス開始当初は,クリーチャーの成長に伴うスキルの獲得や進化はかなり限られていた。しかし,REVOLUTIONでクリーチャーにもスキルポイントが導入されたことから,その育成方法が大きく変化したのだ。
 プレイヤーは,クリーチャーのレベルが上がるごとに取得できるスキルポイントを使い,同様に増えていくスキルの選択肢から自由にスキルを選択し,強化できる。すべてのスキルを習得することはできないものの,クリーチャーの特徴とキャラクターの職業に合ったスキルを選択して特化させられるようになったため,クリーチャーの育成に多様性が生まれたというわけだ。
 また,クリーチャーは一定のレベルに達することで,「基本形」「成長形」「進化形」と変化していく。REVOLUTION以降,進化可能なレベルに達してもクリーチャーを進化させず,それ以上のレベルまで育てる「オーバーブリード」によって,進化させる前により多くのスキルポイントの取得や,スキルの習得が可能になったのも大きな変化だ。
 クリーチャーには簡単に手に入るベーシックなものから入手困難なレアなものまであり,それぞれ容姿が異なるだけでなく,習得できるスキルや特性なども異なる。クリーチャーのスキルポイント制とオーバーブリードの導入によって,より自分好みのクリーチャーを育成できるようになったのだ。すべてのプレイヤーに直接関わってくるクリーチャーシステムだけに,彼らにもプレイヤーごとの個性が出せるようになったのは嬉しい変更だ。

 

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クリーチャー「サラマンダー」の進化。小さく可愛らしい基本形が,成長するにしたがって力強く狂暴な外見に変化していく

 

 RAPPELZでは,武器や防具に装備可能なレベルが設定されており,当然ながら強い武器/防具を使うためにはキャラクターのレベルを上げる必要がある。しかし,装備品に特別なアイテムを合成して攻撃力や防御力といった基本性能をアップさせる「エンハンスシステム」が用意されており,これはREVOLUTION以前から実装されていた。
 REVOLUTIONでは,これに加わる新たな武器/防具の強化手段として,「ソケットシステム」が導入されている。これは,武器や防具に用意されたソケットに,モンスターからドロップされる「ソウルストーン」を装着することで,力や体力,素早さなどといったキャラクターの基本ステータスを上げられるというもの。
 ソウルストーンには,強化できるパラメータやその程度に応じたさまざまな種類が用意されている。基本的に,適正レベル帯の敵からは,そのときに使用可能なソウルストーンが手に入ることが多い。エンハンスシステムに加え,入手したソウルストーンを使って自由に装備品を強化できるようになったため,アイテムのカスタマイズの幅が広がったのだ。

 

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 また,REVOLUTIONで実装された「修練の島」も見逃せない。修練の島は初心者向けのチュートリアルエリアとなっており,ここでクエストの進め方や操作方法を一つ一つ覚えられるのだ。また,RAPPELZの最初のターニングポイントである1次職への転職も修練の島で行うことになり,このエリアのお陰で,新規プレイヤーでもスムーズなレベルアップや転職ができる。

 

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修練の島では,クエストを通じて基本的な操作やシステムを学びながら,1次転職まで行える

 

 

今後のアップデート予定には3次職の存在も進化を続けるRAPPELZに要注目!

 

 このようにRAPPLEZは,REVOLUTIONで行われた2次職の実装と全体的なゲームバランスの調整,さらにはクリーチャーシステムの変更などによって,サービス開始直後と比較すると“新しく生まれ変わった”といってもいいほどの変化を遂げている。

 

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今後実装される予定の3種類のクリーチャーのイラスト。左から,ハーピー,ケルベロス,ユニコーンの進化型だ。どれも強力な仲間になりそうで,登場が楽しみだ

 

 そんなRAPPELZだが,今後もさまざまなアップデートの予定が組まれているのだ。まずダンジョンシージシステムに関してだが,「ダンジョンを所有しているギルドがダンジョンを自由にカスタマイズできる機能」を実装予定だ。新たに実装が予定されている高レベルキャラクター向けのダンジョンは,これまでのファンタジー世界とは異なり,SFチックなものになるという。まだ企画上の段階ではあるものの,このダンジョンに出現するモンスターはロボットになる可能性があるという。実際にどのようなものが登場するのか,今後の情報に期待しよう。

 

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 また,フィールドでの戦闘に関しては,騎乗用クリーチャーに乗ったままでの戦闘を開発中とのこと。現在は,騎乗中に敵に襲われると,攻撃できずに一方的にダメージを食らい,クリーチャーから落とされるか,自発的に降りて闘うことになる。クリーチャーに騎乗したままでの戦闘はプレイヤーの希望でもあり,これが実装されれば,よりスピーディな戦闘が楽しめるはずだ。
 このほかにも,オークションシステムの実装や,パーティマッチングシステムによるパーティ検索機能,チャットシステムの改善といったコミュニティ機能面の強化,3次職の実装なども予定されている。

 REVOLUTIONで大きな発展を遂げたRAPPELZだが,こうして今後予定されているアップデートの内容を軽く見ただけでも,今後も続いていく進化の,ほんの入り口に立ったばかりであるということが分かるのではないだろうか。
 現在のRAPPLEZは,以前プレイしていて,さまざまなアップデートが実装される前に離れてしまったプレイヤーにとってはより遊び応えのある,また新しく興味を持った人にとっても,修練の島の実装によってより始めやすいゲームになっていると言えるだろう。新規プレイヤーがベテランプレイヤーに追いつくにも,まだまだ十分余裕のあるタイミングだ。先日もお伝えしたように,公式サイトでは11月30日まで,正式サービスから1周年を記念した「アニュアリースクリーンショットコンテスト!」が開催されているので,この機会にRAPPELZの世界に飛び込んでみてほしい。

 

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