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CEDEC 2011,新設「震災復興支援技術特別セッション」の講演者を募集
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印刷2011/03/31 18:04

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CEDEC 2011,新設「震災復興支援技術特別セッション」の講演者を募集

CEDEC 2011
配信元 社団法人コンピュータエンターテインメント協会 配信日 2011/03/31

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

日本最大のコンピュータエンターテインメント
開発者向けカンファレンス
『コンピュータエンターテインメント
デベロッパーズカンファレンス 2011』
CEDEC 2011
「震災復興支援技術特別セッション」設定。
講演者を7 月29 日まで特別公募。
一般講演者は、4 月7 日の公募締め切り迫る!

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:和田洋一、所在地:東京都港区西新橋)は、本年、9 月6 日(火)から8 日(木)までの3 日間、「パシフィコ横浜」(神奈川県横浜市)において、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス『コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2011』(略称:CEDEC 2011 CEDEC=セデック:Computer Entertainment Developers Conference)を開催します。

CEDEC 運営委員会では、かねてより、当カンファレンスにて開発技術情報やビジネス情報をお話いただく講師を広く公募してまいりましたが、このほど、東北地方太平洋沖地震の発生に関連して、「震災復興支援技術特別セッション」を設定し、募集を開始しました。公募期間は、本年7 月29 日までとなります。

なお、一般講演者の公募締切りは、4 月7 日(木)です。本特別セッションおよび一般講演の応募受付は、CEDEC 公式Web サイト URL http://cedec.cesa.or.jp/ で行っています。

去る3 月11 日に発生した「東北地方太平洋沖地震」による東北関東大震災は、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉など東日本の太平洋岸地域を中心に甚大な被害をもたらしています。また、その他の地域においてもエネルギー供給や物流など社会インフラの不調、経済活動低迷化のおそれなど、様々な影響を及ぼしています。

CEDEC 運営委員会では、今回の震災で実際に活用されたり、新たに誕生した技術、発想されたアイディアをCEDEC2011 で公表いただくことが、社会に貢献できる技術の開発と普及に寄与できると考え、「震災復興支援技術特別セッション」を設定いたしました。

募集する技術やアイディアは、震災の復興、防災、救助、被災者の心と体のケア、情報流通などに関わる広範な実用アプリケーション、システムなど。応募いただいた技術やアイディアは、数件を特別セッションで講演いただくほか、CEDEC 公式Web サイトで公表します。

応募資格は、まったく問いません。コンピュータエンターテインメントに限らず、様々な技術開発に従事している方、研究者、学生など、国籍、年齢、職業なども問わず、更なる多数の皆さんからの応募を期待しています。ご応募頂いた皆さんは、所定の審査により講師として採択されます。応募者特典、採択者特典なども用意しております。応募規定等の詳細は、CEDEC 公式Web サイト( http://cedec.cesa.or.jp/2011/guide.html )をご参照下さい。

震災発生直後には、通信インフラの混乱から被災地はもとより東日本全域で電話連絡がマヒする状況となりました。

しかし、徐々にコンピュータソフトウェア技術を駆使した多くのシステムが、人々に情報や安心をもたらしました。

電力会社が提供しはじめた画像による電力供給状況が、開示からほとんど間を置くことなくソフトウェアOCR 処理によって数値化されたリアルタイムモニタがネット上に提供されたり、インターネットサービス提供各社が極めて迅速に状況や安否確認のためのシステムを構築し提供されたことは記憶に新しいところです。

また、さまざまな情報がインターネット放送で公開され、刻々変化する状況の把握に役立っています。節電に役立つ「ゲーム」が開発されたり、節電の呼びかけや、買占めを諌めるポスター図案などが広く公開、活用され、多くの人々の意識向上がなされました。インターネットで公開される情報は、流言飛語の温床にもなりかねませんが、実際は多くの人々の情報交換と、専門家の方々のご尽力により、不確定な情報が正しい方向に迅速に収束されたことも印象的な出来事でした。

これは、社会全体の中では部分的な出来事だったとの見方もありますが、確実に目に見える成果として現れたことはエポックメイキングな出来事でした。また、これまで研究開発が進められてきた災害救助ロボットなども、徐々にですが実用に供され始めています。

今後、更に復興に役立つ技術開発や、被災者の支えになりうるエンターテインメント開発が必要になると推察されます。

CEDEC 運営委員会一同、皆様からの奮ってのご応募を心よりお待ち申し上げております。
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