Japan Game Awardsに「ゲームデザイナーズ大賞」が新設

ゲームデザイナーズ大賞
配信元	社団法人コンピュータエンターテインメント協会	配信日	2010/06/01

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

2010 年、日本ゲーム大賞に新たな賞が登場！
「ゲームデザイナーズ大賞」新設!
ゲームクリエイターが制作者の視点で選考！
桜井 政博氏を委員長に日本を代表するクリエイター11 名が審査
社団法人コンピュータエンターテインメント協会（略称：CESA、会長：和田洋一、所在地：東京都港区）では、今開催で14回目を迎える「日本ゲーム大賞（Japan Game Awards）」に、ゲームクリエイター自らがプロの視点で選ぶ「ゲームデザイナーズ大賞」を新設することを決定いたしました。
「ゲームデザイナーズ大賞」は、クリエイターが作り手の視点から、高い独創性を持ち且つ、ゲームの歴史にその名を刻むべき革新的な作品を選出、称える賞です。この「ゲームデザイナーズ大賞」が新設されたことで、クリエイターの視点で見たゲームの魅力も日本ゲーム大賞から発信してまいります。
日本ゲーム大賞実行委員会では、既に発売された作品を対象に優れた作品を表彰する「年間作品部門」の各賞の選考にあたり、一般投票を実施。その後、業界誌編集長、流通関係者、クリエイターから構成される日本ゲーム大賞選考委員による異なる視点での審査を加え、市場評価と選考委員の総合評価によって、年間を代表するにふさわしい優れた作品を各受賞作品として、発表してまいりました。
そして今年より、数々の優れた作品の制作に携わってきたゲームクリエイター自らが、プロの視点でゲームの「独創性」や「斬新性」を評価・選考し、これまでにない創造性豊かな作品を「ゲームデザイナーズ大賞」受賞作品として表彰することにいたしました。

様々な立場でゲームの制作に携わる“ゲームデザイナー”自らが選ぶ賞名称も「ゲームデザイナーズ大賞」になりました。
なお、「ゲームデザイナーズ大賞」の選考は、「星のカービィ」や「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」などで著名な桜井政博氏（有限会社ソラ代表）を委員長に同賞の趣旨にご賛同いただいた日本を代表する10名のクリエイターで構成される11名の審査員が行います。（同賞の実施概要・審査員は次頁をご参照ください。）
日本ゲーム大賞実行委員会では、「ゲームデザイナーズ大賞」が、今後の市場発展の一つの指標となり、前述の「年間作品部門」、ゲーム産業の発展に寄与された人物を表彰する「経済産業大臣賞」、東京ゲームショウに出展された未発売作品を対象とする「フューチャー部門」、そして未来のクリエイターを発掘、応援する「アマチュア部門」と併せ、コンピュータエンターテインメントの魅力、可能性を広く紹介することで、当産業の更なる
発展、活性化に寄与することを目指してまいります。

記念すべき第1回目となる「ゲームデザイナーズ大賞」の発表・表彰は、9月16日（木）から千葉市幕張メッセで開催する世界最大級のコンピュータエンターテインメントショウ「東京ゲームショウ2010」内イベントステージにて、執り行う「日本ゲーム大賞2010 年間作品部門 発表授賞式」で実施する予定です。新たな視点で選ばれる同賞の発表にどうぞご期待ください。

【ゲームデザイナーズ大賞】 概要
◆ 対象作品： 2009年4月1日から2010年3月31日の間に日本国内で発売された家庭用ゲームソフト。
◆ 選考基準：
（1）独創性：これまでの作品とは一線を画する新たなアイディアが盛り込まれていること。
（2）斬新性：ユーザーへ新たな楽しみ方、遊び方を提示し、ゲームソフトの在り方を広げる作品であること。
※審査員自ら担当・制作した作品（自薦）は不可。
◆ 審査方法： 審査対象作品に対し、各審査員が持ち点10点によって作品を評価。
各審査員からの投票結果により、最高得点を獲得した作品を授賞作品として選出。
「日本ゲーム大賞選考委員会」にて、授賞作品として承認。
◆ 受賞発表： 受賞は大賞１作品のみ。
2010年9月16日（木） 「東京ゲームショウ2010」イベントステージ「日本ゲーム大賞2010 年間作品部門 発表授賞式」にて執り行う予定です。


【ゲームデザイナーズ大賞】 審査員
（※50音順/敬称省略）
・ 飯田 和敏 グラスホッパー・マニファクチュア
・ イシイジロウ レベルファイブ
・ 上田 文人 ソニー・コンピュータエンタテインメント
・ 神谷 英樹 プラチナゲームズ
・ 菊池 正義 セガ
・ 河野 一ニ三 ヌードメーカー
・ 桜井 政博 ソラ
・ 巧 舟 カプコン
・ 外山 圭一郎 ソニー・コンピュータエンタテインメント
・ 藤澤 仁 スクウェア・エニックス
・ 三上 真司 Tango

「日本ゲーム大賞」公式サイト：http://awards.cesa.or.jp/

「日本ゲーム大賞」に関するお問い合わせ先
■ 一般の方からの投票に関するお問い合わせ先：
「日本ゲーム大賞運営事務局」
電話：03-3837-5724

「日本ゲーム大賞2010」開催概要
名 称 日本ゲーム大賞2010（英語表記：Japan Game Awards 2010）
主 催 社団法人コンピュータエンターテインメント協会（ＣＥＳＡ）
後 援 経済産業省（予定）
表彰内容 ●経済産業大臣賞
対 象 近年の日本の家庭用ゲーム産業の発展に寄与された人物・団体
表 彰 1 名もしくは1 団体を表彰
審査方法 日本ゲーム大賞選考各委員により個別に推薦いただき、「日本ゲーム大賞選考委員会」にて審議の上、決定します。

●年間作品部門
対象作品 2009 年4 月1 日から2010 年3 月31 日の間に日本国内でリリースされた全作品。
家庭用ゲーム機（据え置き型、携帯型他）対応の作品、パソコン、携帯電話対応の作品等、全てのコンピュータエンターテインメント作品を対象とします。海外作品の日本語版移植作品も含みます。社団法人コンピュータエンターテインメント協会の非会員による作品も対象とします。（ただし、ＣＥＳＡ倫理規定に則るものに限られます。）

表彰
・大賞 １作品
・優秀賞 該当数
・グローバル賞 日本作品部門：１作品、海外作品部門：１作品
・ベストセールス賞 １作品
＊特別賞 該当作品がある場合のみ選出
審査方法 一般投票実施後、「日本ゲーム大賞選考委員会」による審査会にて各賞を決定。

●フューチャー部門
対象作品 2010 年9 月16 日（木）〜19 日（日）に開催される「東京ゲームショウ2010」にて発表・展示された未発売の全作品（ビデオ出展作品含む）。
表彰 受賞 （該当数）
審査方法 9 月16 日〜18 日の3 日間「東京ゲームショウ2010」会場内にて来場者投票を実施後、「日本ゲーム大賞選考委員会」による審査会にて各賞を決定。

●アマチュア部門
対象作品 法人、団体、個人にかかわらず、アマチュアの方が制作されたオリジナルの作品を対象とします。他のコンテスト等（日本ゲーム大賞2009アマチュア部門を除く）へ応募済み、応募中、若しくは受賞歴のある作品、また既に制作済み作品の応募も可能です。ただし、他のコンテストなどで重複応募が禁止されている作品（応募者がコンテスト主催者へ著作権を譲渡した作品を含む）は、応募できません。

※会社所属、契約、フリーランスなどの勤務・雇用形態に関わらず、ゲーム制作の対価報酬を得られている方につきましては、プロのゲームクリエイターとみなしますので、応募はご遠慮ください。ただし、アマチュア時に制作された作品であれば応募対象とします。

応募期間 2010 年3 月15 日（月）〜6 月30 日（水）
表 彰
・大 賞（1 作品） トロフィー、副賞：50 万円
・優秀賞（該当数） トロフィー、副賞： 5 万円
・佳 作（該当数） トロフィー
審査方法
全応募作品に対して1 次審査（VTR 審査）を実施し、2 次審査進出作品を決定。2 次審査では、作品の試遊審査を行い、最終審査進出作品を決定。「日本ゲーム大賞選考委員会」による最終審査において、大賞（１作品）、優秀賞（該当数）、佳作（該当数）を選出します。
選考委員 選考委員長 養老孟司東京大学名誉教授・北里大学教授
選考委員 業界誌編集者、流通関係者、クリエイター等で構成
発表授賞式 「東京ゲームショウ2010」会場内イベントステージにて開催
会場：幕張メッセ
日程：「経済産業大臣賞」「年間作品部門」 2010 年9 月16 日（木）16 時00 分〜17 時15 分(予定)
「アマチュア部門」 2010 年9 月18 日（土）11 時30 分〜12 時30 分(予定)
「フューチャー部門」 2010 年9 月19 日（日）12 時30 分〜13 時30 分(予定)