ニュース
日本から多数の参加者求む。インディーズゲームのイベント,Indiecadeが2010年10月にカリフォルニアで開催
2005年にインディーズゲームの制作者らで組織されたIndiecadeは,当初E3で行われるイベントの一つだったが,やがて独立してワシントン州のベルビューで開催されるようになったという。昨年2009年からは場所をカリフォルニア州のカルバーシティに移し,今年2010年も同地で行われる予定だ。
開催期間は,2010年10月8日〜10日で,開催中は基調講演やカンファレンス,パネルディスカッションをはじめ,大型ディスプレイを使ったゲームの展示やデモプレイ,そしてアメリカのイベントには欠かせないパーティがカルバーシティ全域で行われるというから,かなり規模の大きなイベントだ。
というわけで,ここから本題。Indiecadeの事務局は,日本からの参加を広く募っている。インディーズゲームの開発者もしくはアーティストなら誰でも参加でき,どのようなインタラクティブメディアでも出品が可能。普通のゲームはもちろん,芸術性の高いものや実験作品,純粋なアートからモバイルゲームまで,ほとんど「来る者拒まず」状態みたい。
応募作品は,さまざまな分野の専門家によって構成されるIndiecade審査委員で審査され,いくつかの作品が,その後に開催される別のイベントやイギリスで行われるIndiecade Europeに参加する資格が得られるという。
受付の締め切りは太平洋標準時の2010年6月1日となっており,あと1か月もないが,Indiecadeは「日本からの参加者が少ない」ことを残念がっているので,日本代表として参加してみようという人は,ぜひ公式サイトをチェックしてほしい。目立つチャンスかもしれない。
2009年の講演にはSimsシリーズや「SPORE」でおなじみのゲームデザイナー,ウィル・ライト氏や,塊魂シリーズの高橋慶太氏などが登場している。今年のスピーカーは現在のところ未定だが,有名ゲームクリエイターの講演を聞く機会もあるはずだし,なにより,同じ志を持った世界の人達と一緒に盛り上がるのは楽しそうである。
「Indiecade」公式サイト
- この記事のURL: