「EGG」，PC-8801版「ドラゴンスレイヤーVI 英雄伝説」を発売

　日本ファルコムから1990年にリリースされたファンタジーRPG「ドラゴンスレイヤーVI 英雄伝説」（PC-8801版）が，レトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」で本日（2009年2月24日）発売された。



　本作は，日本ファルコムの人気作，ドラゴンスレイヤーシリーズの6作めにあたり，アクションRPGだったそれまでのシリーズ作品と異なり，オーソドックスなコマンド選択方式が採用されている。
　物語の舞台となるのは，ファーレーン王国。プレイヤーは，王位継承を間近に控えた王子セリオスとなり，国王となる野望を企てる摂政アクダムを倒すべく，冒険の旅に出る。

　なお，今回リリースされたPC-8801版は，他機種版に先がけて発売された，“初代ドラゴンスレイヤーVI”ともいえるタイトルだ。
　ドラゴンスレイヤーシリーズにはあまり馴染みがないが，この第6作に端を発する英雄伝説シリーズはよく知っているという，若い世代のゲーマーも多いはず。ぜひ本作で，英雄伝説の序章を紐解いてみよう。

「プロジェクトEGG」公式サイト

タイトル ： ドラゴンスレイヤーVI 英雄伝説
ジャンル ： ロールプレイングゲーム
メーカー ： 日本ファルコム
配信サイトURL ：
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=751
発 売 日 ： 2009年2月24日
価　　格 ： 840円（税込）
権利表記 ：(C)Nihon Falcom Corp. All rights reserved.

　日本ファルコムの看板作品ともいえる“ドラゴンスレイヤー”シリーズ。その第6作目として、1990年にリリースされたのが、フィールド型RPGの『ドラゴンスレイヤーVI 英雄伝説』です。
　斬新なゲームシステムが大きなウリだった”ドラスレ”シリーズですが、本作では敢えて大きく方向転換し、シナリオや世界観で魅せることに重点が置かれています。
　プレイ感覚は非常にシンプル。オーソドックスなエンカウント方式＆コマンド選択による戦闘で、テンポ良く楽しめるように仕上がっています。この新システムは大きな人気を博し、後には“ドラスレ”の冠を外した“英雄伝説”シリーズとして、幾多の続編が展開するようになりました。
　物語の舞台は、豊かな自然に恵まれた世界“エルアスタ”。賢王アスエルの下、小国ながらも平和に統治されていたファーレーン王国に、突然モンスター軍団が襲来し、王は突然の死を遂げてしまった。
　主人公・王子セリオスは、王位の正統な継承者だが、16歳となるまでは、王の最後を看取った側近アグニムが国王代理を務めることになっていた。物語はそれから10年後、成長したセリオスの戴冠式まであと数日に迫ったところから始まる……。
　PC-8801版は他機種に先駆けて登場した、元祖オリジナル版『英雄伝説』。当時の日本ファルコムの技術を結集した美しいグラフィックスとサウンドは、後発の他機種版に比べても遜色なく、一見の価値ありといえるでしょう。元祖オリジナル『英雄伝説』を、ぜひともお楽しみください。