「Diablo III」の最新スクリーンショットが次々公開。オークションハウスやリアルマネートレードなども実装していることが明らかに

　Blizzard Entertainmentは，開発中の「Diablo III」の最新スクリーンショットを公開するとともに，現在クローズドβテスト中であるDiablo IIIの情報をいくつか明らかにした。これは，Blizzard Entertainmentが一部のメディアやファンサイトの運営者を本社に招待してDiablo IIIの説明を行ったときに明らかになったもので，このイベントに参加した北米の各ゲーム情報サイトが北米時間の2011年8月1日，一斉に情報公開を行ったのだ。

「Diablo III」公式サイト

　昼食後の5時間ほど，参加者とスタッフが2人一組でβテストに参加するという，Diabloファンにとっては非常にうらやましい内容だったようだが，新情報として気になるものの一つに，プレイヤー同士がアイテムを交換できるオークションハウスが存在することが挙げられるだろう。
　オークションハウスそのものは「World of Warcraft」にも実装されており，インタフェースやシステムはそれに準じたものになっているようだが，Diablo IIIではリアルマネートレードが可能になっており，おそらくBattle.netが自国語で使えるような国であれば，世界のどこからでもオークションに参加できるだろう。もちろん，ゲーム内通貨であるゴールドでもリアルマネーでも，アイテムを購入できるという。


　頭のてっぺんからつま先まで，同じアーマーセットで揃えてみたいといった，ゲーマーのコレクター魂を刺激することでも知られたDiabloだけに，白熱のオークションが展開されるかもしれない。公式リアルマネートレードということで，利用者も安心して使えるはず。

　Diablo IIIに登場する5つのキャラクタークラスについては，プレイフィールも含めて4Gamerでも何度か記事にしたことがある。この部分についての変更はとくにないようなので，気になる人は過去の記事をチェックしてもらいたい。
　公開されたスクリーンショットを見る限り，現時点でもかなり遊べそうで，噂になっている「2011年末リリース」も現実になるかもしれないと思えてくる。2011年8月17日からドイツで開催されるGamescom，そして10月に開催されるBlizzConで新情報が出てくるのはほぼ間違いないので，期待したい。

「Diablo III」4Gamer内記事一覧