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エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
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印刷2013/01/23 12:05

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エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論

画像集#002のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
 メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏が主催するイベント「黒川塾(六)」が,東京・南青山のサイバーエージェント・ベンチャーズ STARTUP Base Campにて,2013年2月28日に開催される。参加費は,1ドリンク込み3000円(学割で2500円。その場合は学生証などの提示が必要)。

 本イベントは,「エンタテインメントの未来を考える会」という大テーマに黒川文雄氏が主催する第3弾だ(第5弾「黒川塾(伍)」のレポートは「こちら」)。
 今回のサブタイトルは「フリーカルチャー@ゲーム」となっており,二次創作を含むCGMなどが盛り上がることで今後のエンタテイメントカルチャーはどうなっていくのか,という点に焦点が当てられる。ゲストには,NPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(※)の理事を務めるドミニク・チェン氏,ジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介氏らが招かれる予定だ。

※クリエイティブ・コモンズ:「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」の普及を目指す,国際的非営利組織/プロジェクト。同ライセンスは,作者が著作権を保持したまま作品を自由に流通させることとと,受け手が再配布やリミックスを行うことを両立させるというもの

 また当日は,フリーカルチャー@ゲームを標榜して開発されているゲーム「モンケン」が発表されるという。この作品は,黒川文雄氏を始め, グラスホッパー・マニファクチュアの飯田和敏氏,ブレインストームの代表取締役 中村 隆氏,グラフィックデザイナーの納口龍司氏らによるユニット「TEAM グランドスラム」が放つ,最初のタイトルになるとのことだ。

参加申し込み1(イベントアテンド)

参加申し込み2(Facebookページ)


エンタテインメントの未来を考える会
Thinking of Future Entertainment.
「黒川塾 (六)」 2月28日(木) 開催決定!
フリーカルチャー @ ゲーム!!
ドミニク・チェン+津田大介
+黒川文雄 with TEAMグランドスラム


【開催主旨】
音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。
参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。
音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した「黒川文雄」がナビゲートするエンタメ小宇宙。「エンタテインメントの未来を考える会」(黒川塾)開催決定です。
明日からのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。


【進行ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄】
画像集#003のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム「アルテイル・ネット」を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHNJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。
あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。


【開催日程】
2月28日(木曜日)  19時00分より 開場
19時30分開始 90分〜程度 終了後懇親交流会あり

【今回のテーマ】

フリーカルチャー@ゲーム

「FREE(フリー)」とは「無料」ではなく、「自由」。
音楽におけるリミックスやモチーフ、映像に於いては「初音ミク」などのユーザー投稿型のCGMがニコニコ動画やYouTubeなどで支持を受けています。コミックにおいては「ブラックジャックによろしく」が作者・佐藤秀峰氏自身によって著作権フリーになり、あらゆる二次利用が可能になりました。先駆的にはオープンソースにより多くの人々の手によって作られたOS、リナックスが有名です。これらはインターネットの進化において促進され生まれたもの、新しい価値観を創造する時代が来ました。この大きな波のなかでこれからのエンタテイメントカルチャーはどうなっていくのか?を皆様と考えます。
文化芸術娯楽から情報社会ジャーナリズムや政治までを網羅するジャーナリスト津田大介氏と日本におけるフリーカルチャー運動のメインプレイヤーであり、リーダーであるクリエイティブコモンズの理事・ドミニク・チェン氏をお招きしてエンタテインメントのフリーカルチャーのありかたについて語り合います。なかでもゲームに関しての考察を行います。
また、フリーカルチャー@ゲームを標榜し開発制作を行っているゲーム『モンケン』を発表します。『モンケン』は新たに結成された「TEAM グランドスラム」による最初の作品です。
「TEAM グランドスラム」とは何か? 当日の発表をお待ちください。
なお、「TEAM グランドスラム」は黒川文雄、飯田和敏、中村隆之、納口龍司、そしてご支援いただける皆様との総称です。
 「継承」と「リスペクト」が生み出す「創造の共有地」という未来を描き出す。文化をオープンにして循環させるフリーカルチャーの戦略で、世界は大きく変わる。
・・・みなさんと共有し、考えてみたいと思います。


【ゲスト】

■ドミニク・チェン(どみにく・ちぇん)
■津田大介(つだ だいすけ)
■TEAM グランドスラム 黒川文雄・飯田和敏・中村隆之・納口龍司( +みなさま)

ゲスト紹介・プロフィール

■ドミニク・チェン(ドミニク・チェン)
画像集#004のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
1981年東京生まれ、フランス国籍。2003年UCLA卒業、06年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、現在同大学院博士課程在籍。04年より日本におけるクリエイティブ・コモンズの立ち上げに参加し、07年よりNPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを採用した多数のプロジェクトの立案・企画・支援に従事してきた。08年にはディヴィデュアルを設立し、ウェブコミュニティ「リグレト」等の企画・開発に携わる。編著に『SITE/ZERO vol.3 - 情報生態論』〈メディアデザイン研究所 2008〉。共著に『いきるためのメディア - 知覚・環境・社会の改編に向けて』〈春秋社 2010〉、『Coded Cultures - New Creative Practices out of Diversity』〈SpringerWienNewYork 2011〉、『設計の設計』〈INAX出版 2011〉。12年5月に初の単著となる『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック - クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』をリリース
http://creativecommons.jp/

■津田 大介(つだ だいすけ)
画像集#005のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。関西大学総合情報学部特任教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。東京工業大学リベラルアーツセンター非常勤講師。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。NHK「NEWS WEB 24」ネットナビゲーター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」の創業・運営にも携わる。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。
公式サイト:http://tsuda.ru/

■黒川文雄(くろかわふみお)
1960年、東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム「アルテイル・ネット」を展開。ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム「カオスオンライン」開発と運営。NHNJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営を統括。現在は、あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載。コンテンツアドバイザー。該当作品「モンケン」においては企画原案。

■飯田 和敏(いいだ かずとし)
画像集#006のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
東京都生まれ、千葉県育ち。多摩美術大学油絵科卒。ゲーム作家。代表作品「アクアノートの休日」「太陽のしっぽ」「巨人のドシン」「ディシプリン*帝国の誕生」「エヴァンゲリヲン新劇場版-サウンドインパクト-」など。2011年に日本科学未来館常設展示「アナグラのうた〜消えた博士と残された装置〜」の演出を担当し、第15回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞。現在はスマートフォン向けゲームアプリ「イージーダイバー」を準備中。該当作品「モンケン」においては企画、仕様設計を担当。

■中村隆之(なかむら たかゆき)
画像集#007のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
東京都生まれ。株式会社セガエンタープライゼス(現在セガ)、株式会社ドリームファクトリーを経て独立。現在は株式会社ブレインストーム代表取締役。ゲームミュージックを手がける作曲家。代表作は「バーチャファイター」「剣豪」「LUMINES」シリーズなど多数。現在はスマートフォン向けのサウンド開発なども手掛けている。「アナグラのうた〜消えた博士と残された装置〜」では音楽・効果音・サウンドシステムを担当。該当作品「モンケン」においてはサウンド面全般を担当。
http://www.nakataka.net/

■納口龍司(のうぐち りゅうじ)
画像集#008のサムネイル/エンターテイメントの未来を考える「黒川塾(六)」が2月28日開催。クリエイティブ・コモンズ理事や津田大介氏らを招いてCGMなどのカルチャーについて議論
埼玉県川口市生まれ。ゲームグラフィックデザイナー、イラストレーター、アーティスト。有限会社パンチラインの創業等を経て、現在はフリー。代表作は「チュウリップ」「牧場物語 わくわくアニマルマーチ」「ディシプリン*帝国の誕生」など。2011年には、第15回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞した、日本科学未来館常設展示「アナグラのうた〜消えた博士と残された装置〜」のアートディレクション〜を担当した。
目下、スマートフォン向けLINEゲームアプリ「イージーダイバー」で、アートディレクションを担当中。該当作品「モンケン」においてはキャラクターイラスト、キャラクター世界観の設定を担当。


【開催場所】
南青山 サイバーエージェント・ベンチャーズ STARTUP Base Camp http://www.cyberagentventures.com/
〒107-0052 東京都港区赤坂八丁目5番26号 赤坂DSビル3F 
東京メトロ 半蔵門線・銀座線 青山1丁目駅より 徒歩5分


【参加費】
3000円 1ドリンク代込み
学割2500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方対象とします)

参加申し込みはこちらから

イベントアテンド↓
http://atnd.org/event/E0012653

フェイスブックイベント↓
http://www.facebook.com/events/381321441963991/?ref=3


【ぜひ足をお運びください!】
あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちの方を歓迎します。もちろん、それらの職業のかたに限定するつもりはありませんので、一般のかたも奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくても結構です。ここが何かの「入口」になるかもしれませんし、「出口」になるかもしれません。 積極的な参加をお待ちしております。

参加申し込み1(イベントアテンド)

参加申し込み2(Facebookページ)


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