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“コンセプター”稲船敬二ד奇才”弐藤水流が手がけるサスペンス小説「REM」が9月14日に発売
稲船氏は,過去にカプコンに所属し「ロックマン」シリーズなどを手がけたゲームクリエイターだ。過去に自伝的な小説をリリースしているが,こういった物語的な作品を手がけるのはこれが初めての挑戦となるという。
そして稲船氏とタッグを組む弐藤水流氏は,「リング」の原作者である鈴木光司氏,「異形コレクション」シリーズを手がける平山夢明氏らが絶賛した怪奇小説「リビドヲ」でデビューを果たした小説家だ。
「REM」では,人間の深層意識に潜り込む“潜脳”という能力を持った主人公・亮介と,彼を取り巻く人々。そして過去に起こった殺人事件の顛末が描かれる。
この異色のタッグからどんな作品が生まれるのかはまったく予想がつかないが,気になった人は書店へ行って本書を手に取ってみるといいだろう。
「REM」公式サイト
夢が,怖い。
『REM REM(レム)』
グローバルにヒットゲームを生み出してきた・稲船敬二と鈴木光司平山夢明が絶賛した『リビドヲ』でデビューした奇才・弐藤水流が強力なタッグを組んで生み出した新感覚エンターテイメント長編の登場です。
幅広いエンターテイメントで活躍する稲船敬二が長年温めてきた独創的なコンセプト,それを弐藤水流が小説的な手法で解釈・構築することで,本作品は生み出されました。
この物語のキーワードとなるのが“潜脳”! 猟奇殺人を犯した人の潜在意識に潜ったとき,奇想に彩られた,これまで体験したことのない世界が待っています。
さらに,“虐待”,それによる“トラウマ”という社会問題を題材にしながらも,一方で,若者たちの “恋愛”や“人生への迷い”といった心の機微を繊細に描き,きっと誰もが共感し,心に残る作品となっています。稲船敬二にとっての初めての小説となる本作品,まさに二人の著者にとって,渾身の一作です!
【内容紹介】
精神科医の伯父と暮らす少年,亮介。彼には眠っている人間の深層意識に入る「潜脳」という特殊能力があった。そして同じ能力を持つ双子の姉妹がいた。
3人には共通したある「過去」があった。東京・多摩地区で残酷で奇怪な 連続殺人事件が発生。容疑者は犯行時の記憶がなく,睡眠中に誰かに操られた主張,逮捕時も眠るたびにうなされ,暴れるという。
亮介は精神科医の依頼で,容疑者の夢に「潜脳」することになる。驚愕の展開の中で,迎える結末とは…
犯人の「脳」で何が起こっているのか?
「REM」公式サイト
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