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「Metal Gear Solid 4」の制作に関わった経験を持つRyan Payton氏の最新プロジェクト,「Republique」が発表。現在はクラウドファンディングで開発資金を調達中
「Republique」公式サイト
Republiqueは近未来を舞台にしたアクションアドベンチャーで,プレイヤーが突然電話を受けるところから始まる。電話の向こうにいるのは,外国との関係をいっさい絶った国に捕らわれている女性で,盗んだ携帯電話で無作為に電話をかけたところ,プレイヤーに通じたというのだ。プレイヤーは彼女の指示どおりにセキュリティシステムにハッキングし,彼女の脱走を手助けしていくことになるという。
不必要に人を殺すことなく,それでいて緊張感のあるアドベンチャーゲームを作ることが目標に掲げられており,3Dで描かれた美しいグラフィックスが用意されるという。
2008年に小島プロダクションを退社して,故郷であるバンクーバーに戻ったPayton氏は,現在「Halo 4」を開発している343 Industriesにしばらく在籍していたが,2011年に友人と一緒に独立し,Republiqueの開発に専念することになった。
今は開発資金を募るため,クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」で企画を公開している段階だ。しかし,必要な50万ドルにはなかなか届かず,現在のところ10万ドルしか集められていない。2週間後に迫った締め切りまでに必要な金額が集まるかどうかは,不透明な状況になっている。興味のある人は,Kickstarterの告知ページを覗いてほしい。
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