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“体験するエンタテインメント”,「ARG」の第3回研究会を11月5日東京で開催
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印刷2011/10/17 11:55

リリース

“体験するエンタテインメント”,「ARG」の第3回研究会を11月5日東京で開催

日本ARGの今とこれから
配信元 IGDA日本 配信日 2011/10/17

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

<11月5日(土)>
IGDA日本 代替現実ゲーム専門部会 (SIG-ARG)
第3回研究会「日本ARGの今とこれから」

IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本) 代替現実ゲーム専門部会(SIG-ARG)は、第3回研究会「日本ARGの今とこれから」を2011年11月5日(土)に開催いたします。ARG (Alternate Reality Game; 代替現実ゲーム) は,欧米を中心に定着しつつある新しいインタラクティブなストーリーテリング手法です。プレイヤー本人で参加することや、複数のメディアを横断的に利用することなどが特徴とされていますが、まだ定義も定まっていない、大きな将来性を秘めたエンタテインメントです。

第3回研究会では、日本におけるARGの実施事例が少しずつ増えてきている現状を踏まえ、ARGや参加型企画の国内での実施経験を持つ制作者の方々をお招きし、事例紹介や日本でARGを実施するために参考になる実践的なノウハウを伺っていきます。

講演者は、「元気ARG」としてデジタルゲーム開発会社で始めてARGを手がけている、元気株式会社の澤田典宏氏、デジタルゲームの企画も手がけ、最近ではトヨタのプロモーションARG「ヴィッツARG」を運営したオフィス新大陸の坂本犬之介氏、逆転検事の参加型ミステリイベントも手がけた参加型ミステリ企画の老舗、E-Pin企画の城島和加乃氏といったデジタルゲーム業界とも縁が深い企画者を始め、インディペンデントARG「BUBBLEGUM」を実施している参会の田中宏幸氏、テレビとネットを活用した視聴者参加型プレゼント企画「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 新一検定」を実施したエイデックの田中宏明氏と、日本の現時点でのARG及び周辺のシーンを概観するにふさわしい顔ぶれとなっています。

ARG 初心者の方から、ARG 開発者の方まで、数多くのご参加をお待ちしております。

■ARGとは

ARG はまだ日本での馴染みが薄いエンタテインメントですので、典型例をご紹介します。まず、普段の生活をしているあなたの前に、ちょっとした「不思議」の穴が開いています。それは、動画サイトに上がった謎めいたムービーだったり、あるいは馴染みのサイトに掲載されたおかしな記事だったりするでしょう。その「不思議」にあなたが気づいて、検索してみたとします。その瞬間、あなたはゲームの参加者の一人となるのです。

広大なインターネット空間に隠された情報を少しずつ集め、組み立てていくと、裏に流れる大きな物語が見えてきます。やがて、物語の登場人物と交流を持つこともあるでしょう。現実の街でキーアイテムを捜すことだってあるかもしれません。大きな謎に、他の参加者と協力して立ち向かうこともあります。そして、そこで活躍するのは、コントローラで操作された主人公ではなく、あなた自身なのです。

もしワクワクするものを感じていただけたとすれば、それが ARG の根幹を成す、体験するエンタテインメントとしての愉しみです。この例は少々ステレオタイプな ARG でしたが、SIG-ARG では、ARG はもっと多様な可能性を秘めた新しいエンタテインメントの姿だと考えています。近年、様々な場で言及されている、デジタルゲームがその領域を現実世界に広げて行くという未来像の一つのカタチかもしれません。

また、10月に邦訳が刊行された「Reality is Broken(幸せな未来は「ゲーム」が創る)」で、著者のジェイン・マクゴニガルが現実をより幸せにする力を持つものとしてARGを紹介したことで、より広い層から注目を集め始めています。

ARGについての詳細は SIG-ARG が運営する情報サイト「ARG情報局」をご参照ください。
http://arg.igda.jp/

<概要>
■名称 :IGDA日本 SIG-ARG 第3回研究会「日本ARGの今とこれから」
■日時 :2011年11月5日(土)13:00-18:00(受付時間12:30-)
■場所 :HAL東京 31階教室
http://www.hal.ac.jp/tokyo/mind/contact_access.html
■主催 :国際ゲーム開発者協会日本代替現実ゲーム専門部会
(IGDA日本 SIG-ARG) http://arg.igda.jp/
■参加費:研究会のみ 2,000円
研究会および懇親会の両方に参加 5,500円
■対象者:ARG に興味のある方ならどなたでも。特に制作に興味のある方。
■定員 :定員160名

※当日飛び込み参加はできません。チケット持参者のみ、ご参加いただけます。
※チケットの販売は「e+」というチケット販売代理システムを利用して行います。
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108
P002066456P0050001P006001P0030001

※チケット販売システムの都合上、研究会のみの方は「入場券(\2000)」、 懇親会も参加される方は「全席自由(\5500)」のいずれか1枚をご購入下さい。
※一部の講演は Ustream での動画配信を検討しています。

<プログラム>(予定)
13:00 - 13:05
会場提供のHAL東京さまのご挨拶

13:05 - 13:10
ご挨拶
(SIG-ARG 世話人 八重尾昌輝)

13:10 - 13:55
元気ARG事例紹介
(元気株式会社 澤田典宏氏)

13:55 - 14:25
BUBBLEGUM 事例紹介
(参会 田中宏幸氏)

14:25 - 14:55
新一検定事例紹介
(エイデック 田中宏明氏)

14:55 - 15:05
<休憩>

15:05 - 15:35
オフィス新大陸事例紹介
(オフィス新大陸 坂本犬之介氏)

15:35 - 16:35
参加型イベントの作り方
(E-Pin企画 城島和加乃氏)

16:35 - 16:45
<休憩>

16:45 - 18:00
パネルディスカッション
「日本人に合うARGとは」
パネリスト(50音順):

  • E-Pin企画 城島和加乃氏
  • エイデック 田中宏明氏
  • オフィス新大陸 坂本犬之介氏
  • 元気株式会社 澤田典宏氏
  • 参会 田中宏幸氏

18:00
散会

18:30 - 20:30
懇親会(全席自由チケット購入者のみ、ご参加いただけます。)
※場所は会場付近の居酒屋を予定。

□IGDA日本とは
国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本、代表 小野憲史、 http://www.igda.jp/ )は、ゲーム開発者「個人」を対象とした全世界約35ヶ所、約1万人のメンバーを持つ国際NPO、国際ゲーム開発者協会(IGDA)の日本支部。世界の支部でも最も活発に活動している支部として知られる。ゲーム開発者のコミュニティを発展させ、お互いに切磋琢磨できる環境を作り、ゲームとゲーム産業を発展させることをミッションとして活動を行っています。東京ゲームショウなどのゲーム産業イベント、日本デジタルゲーム学会(DiGRAJapan)への協力など、ゲーム開発者を支援する環境作りを行っています。

□SIG-ARGとは
代替現実ゲーム専門部会 (SIG-ARG) はIGDA日本の専門部会の1つです。新しいエンタテインメントである ARG (Alternate Reality Game; 代替現実ゲーム) に着目し、ARG的な要素を持つエンタテインメントの普及・啓蒙と分析・研究、及び、これらに興味がある方々の交流の促進を目的として活動しています。SIG-ARG の重要な立ち位置は、「娯楽を開発する」という立場を起点とすることです。ARG には強力なプロモーション手法としての側面があり、そうした特性も論じていきますが、エンタテインメントの開発者という視点を忘れないことで、SIG-ARG の特色を出した活動を行っていきます。

SIG-ARGとは:http://arg.igda.jp/p/sig-arg.html
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