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稲船敬二氏の書籍「矛盾があるからヒットは生まれる〜稲船流コンセプト仕事術〜」が5月25日に文藝春秋から発売
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本書は,ゲームクリエイターとして23年のキャリアを持ち,カプコン在籍時に「ロックマン」シリーズ,「鬼武者」シリーズ,「デッドライジング」シリーズなどをこの世に送り出してきた稲船敬二氏が,“ビジネス全般に通用する奥義”をまとめたものである。
リリースによれば,本書の印税はすべて,日本赤十字社を通じて,東日本大震災の被災者への義援金として寄付されるとのこと。
本書では,「物事の本質=コンセプトをしっかり守ればビジネスの世界で必ず通用する」という稲船氏の理念のもとに,具体的な事例や“稲船流”とも言うべき平易な例え話を交えながら,“コンセプト”に基づいた仕事術が,基礎篇/実践篇/海外篇の3本立てで解説されているとのこと。「ゲーム業界に限らず,男性女性,年齢を問わず,あらゆるビジネスパーソンがビジネスの世界で勝ちぬく技が詰まったユニークなビジネス書」であるとされている。
以下に本書の概要を引用しておくが,気になった人は,最寄りの書店でぜひ手に取ってみてほしい。
なお4Gamerでは,稲船氏へのインタビュー記事や,カプコンを離れてから公の場で行った公演などの取材記事を「こちら」にまとめているので,合わせて確認してほしい。
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『矛盾があるからヒットは生まれる〜稲船流コンセプト仕事術〜』概要
◆タイトル:『矛盾があるからヒットは生まれる〜稲船流コンセプト仕事術〜』
◆発売日:5月25日(水)
◆定価:1,200円(税込)
◆仕様:四六判並製カバー装、全192ページ
◆チャネル:全国の書店およびオンライン書店など
◆筆者:稲船敬二(いなふね けいじ)
◆発売元:株式会社文藝春秋
<目次>
この本でボクの奥義を明かします
第1章:ボクはコンセプターになります
第2章:コンセプターはどんな仕事をする人か
【コンセプト仕事術 基礎篇】
第3章:コンセプトを決めて自分と向き合う
【コンセプト仕事術 実践篇】
第4章:コンセプトが生まれたらとにかく周りに話す
【コンセプト仕事術 海外篇】
第5章:英語が話せなくても海外で仕事ができる
【稲船敬二(いなふね けいじ)プロフィール】
1965年、大阪生まれ。1987年、株式会社カプコンに入社。「ロックマン」、「バイオハザード2」、「ロストプラネット」、「デッドライジング」などヒットゲームシリーズを次々と生み出し、ゲーム業界内外の認めるスタークリエーターとなる。2006年にカプコンの常務執行役員に就任、開発部門のマネジメントやコンテンツの統括を行う。昨今の国内ゲームメーカーの低迷、海外メーカーの勢力拡大の中、ゲームクリエーターのサラリーマン化など、日本のゲーム業界への危機感を抱き、日本のゲーム業界の活性化、そして自らのクリエーターとしての領域を広げることを目指し、2010年11月にカプコンを退社。2010年12月に新会社、株式会社comcept及び株式会社interceptを設立し、両社の代表取締役に就任。今後は、ゲームのみならず、映画、小説などあらゆる種類のエンタテインメント領域のコンテンツを開発し、あまねく人へ、そのコンセプトを伝えていく。
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