韓国NEXON，2K Sportsと提携しオンライン野球ゲームの共同開発を発表

　ネクソンは本日（2011年5月17日），韓国法人であるNEXON KoreaとTake-Two Interactive Softwareの子会社である2K Sportsが提携し，オンライン野球ゲームを共同開発することを発表した。


　2K Sportsといえば，日本では「Major League Baseball 2K11」（PlayStation 3/Xbox 360/PSP）や「NBA 2K11」（PlayStation 3/Xbox 360/PSP）など，コンシューマゲーム機向けのリアル系スポーツシミュレーションを制作するスタジオとして知られている。
　2K SportsとTake-Two Interactive Softwareは，この提携によってコンシューマゲーム機やPCゲームといった市場に加えて，オンラインゲーム市場およびアジア市場への足がかりにしていくようだ。

　今回の提携に関して2K Sportsの会長Christoph Hartmann氏は，「優れたオンラインゲームを開発するネクソンは理想的なパートナーであり、私たちのリアルなシミュレーションタイトルを通じて新しいアジアのユーザーに近付くことができることを期待しています」と期待を寄せている。
　また，Take-Two Asia代表のHubert Larenaudie氏は「野球は世界で最も大衆的なスポーツですので、自社のゲームをアピールすることができる潜在ユーザーが多く存在していると言えます。今回、オンラインゲーム開発とパブリッシングに経験が豊富なネクソンとのパートナーシップを締結する事ができて非常に光栄です。ネクソンの専門性と融合させた最高のオンライン野球ゲームを作ることを目標としております」とコメントしている。

　共同開発されるオンライン野球ゲームは，2K Sportsが開発してきたコンシューマゲーム機向け野球ゲームのコンテンツをオンラインゲーム環境に合わせ，新モードなどを追加するなどの差別化を図って登場させる予定とのこと。
　ネクソンがパブリッシングを行うということで，日本でのサービスも期待できる。リアル系のオンライン野球ゲームがどのような形で登場するのか，今から楽しみしておこう。