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ボクのワタシの顔が襲ってくる!? 初出展となるニンテンドー3DS内蔵ソフト「顔シューティング」をプレイレポート
「ニンテンドー3DS」公式サイト
この「顔シューティング」は,同じ内蔵ソフトの「ARゲームズ」と同様,3Dカメラを使って手軽なゲームが楽しめるというもの。カメラを使って,プレイヤーなどの顔を取り込んで,その顔がターゲットになるというシューティングゲームだ。
3DSのカメラによる顔認識は目鼻や口だけでなく,眉毛や髪型なども必要となるようだ。なお,顔を取り込んだときは,ちょっとした顔診断が画面下に表示される(ちなみに筆者は“ヤングな男性”という診断だったが,これは喜んでいいんだよね?)。
続いてプレイできる本編では,外カメラが映す向こう側を背景に,取り込まれて立体化した自分の顔がモーフィングで表情を変えながら次々と出現してくるので,それを撃っていくという,やっている本人にとっては何やら妙な気分になる内容である(とくに唇のマークを付けた“キス顔”の自分の顔が迫ってきたときは,どうしたものか一瞬考えてしまった)。しかしながら,顔をモーフィングさせる処理や,顔がこちらに迫ってくる立体感,そしてターゲット方向に3DS本体を向けて撃つという,内蔵のジャイロセンサーを使った操作性など,ニンテンドー3DSでできる技術をうまくまとめているという印象でもあった。
ゲームの最後には兜をかぶったボスが登場し,それを倒せばゲーム終了となる。内蔵ソフトなので,内容は非常に単純なものだが,ジャイロセンサーや顔認識,3Dカメラで取り込んだ画像の処理など,今後の3DSタイトルで応用されるであろう技術を真っ先に体験できる内容だった。2月26日に購入したら,3DSというハードウェアの面白さを同じく内蔵のARゲームズとともに,ぜひ試してみよう。
「ニンテンドー3DS」公式サイト
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