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CEDEC AWARDS 2008発表。任天堂の宮本茂氏が特別賞を受賞
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印刷2008/09/11 11:46

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CEDEC AWARDS 2008発表。任天堂の宮本茂氏が特別賞を受賞

配信元 社団法人コンピュータエンターテインメント協会 配信日 2008/09/11

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

ゲーム技術開発賞「CEDEC AWARDS 2008」
本日、表彰4部門より最優秀賞を発表。特別賞は任天堂株式会社宮本茂氏。

公式サイト http://cedec.cesa.or.jp/
後援:経済産業省、(社)情報処理学会、日本バーチャルリアリティ学会 
協賛:NVIDIA Corporation


社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:和田洋一、所在地:東京都港区西新橋 後援:経済産業省、(社)情報処理学会、日本バーチャルリアリティ学会)が主催する「CEDEC2008」[会期9月9日(火)〜11日(木)、会場:昭和女子大学(東京都世田谷区)]では、本日、ゲーム開発技術賞「CEDEC AWARDS」の発表授賞式を行い、受賞者を発表いたしました。

CEDECの第10回開催に合わせ初めての開催となる今回は、過去に発売されたゲームすべてに用いられた技術を対象に、一般公募によるエントリーの中からCEDECアドバイザリーボード(※1)がノネーションリストを選出。これに対し、CEDEC受講者による投票、およびCEDECアドバイザリーボードの投票により最終決定いたしました。また、特別賞として宮本 茂氏(任天堂株式会社 専務取締役 情報開発本部長)が受賞いたしました。

CEDECでは、ゲーム制作に用いられている技術にフォーカスした技術面からの開発者への功績を称える本賞を通じて、今後も更なるゲーム開発技術の普及・啓蒙を図ってまいります。

※1 CEDECアドバイザリーボード http://cedec.cesa.or.jp/contents/cedecadviser.html

▼ ゲーム開発技術賞「CEDEC AWARDS 2008」 最優秀賞受賞一覧

【プログラミング・開発環境部門】
「ゲームフレーワーク」概念の実現と、その知識の普及/MTフレームワーク 

【ビジュアルアーツ部門】
それまでにない光と影、空気感を持ったビジュアルの実現/ICO  

【ゲームデザイン部門】
絶妙なタイミング調整と、緻密に構築されたレベルデザイン/「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ  

【サウンド部門】
サウンドデザインとゲームデザインの巧みな融合/「ゼルダの伝説」シリーズ
 

【特別賞】
宮本 茂氏 任天堂株式会社 専務取締役 情報開発本部長

▼ 受賞者「選考理由」詳細

【プログラミング・開発環境部門】

「ゲームフレーワーク」概念の実現と、その知識の普及/MTフレームワーク

開発:株式会社カプコン

選考理由:
「ゲームフレームワーク」という概念を自社開発によりいち早く具現化し、Lost Planet をはじめとする新世代ゲーム機の性能を大いに引き出したタイトルを次々とリリースした。また、その技術概念を積極的に同業者に対して紹介、説明することで業界全体の技術レベル向上に寄与した。

発売:株式会社カプコン
プラットフォーム:PC, Xbox360, PlayStation3
発売年:2007年


【ビジュアルアーツ部門】
それまでにない光と影、空気感を持ったビジュアルの実現/ICO

開発:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント

選考理由:
特徴的で幻想的な表現は今までにない光と影、空気感の描写である。作品を通じての魅力的な世界は、世界中の多くのクリエイターにビジュアルワークスの新しい可能性を感じさせた。ビジュアル的世界感はワンダと巨像に引き継がれ、より高度な表現が実現されている。

発売:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
プラットフォーム:PlayStation2
発売年:2001年

【ゲームデザイン部門】
絶妙なタイミング調整と、緻密に構築されたレベルデザイン/「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ  

開発:任天堂株式会社

選考理由:

絶妙なタイミング調整、レベル構成により、多くのお客様が楽しめるスクロール型アクションゲームの基礎を築いた。3D化されたマリオ64においても、立体的なレベルデザインとマリオのゲーム世界を妥協を許す事なく融合し、空間的な広がりの中で豊かな遊びを提供している。

発売:任天堂株式会社
プラットフォーム:ファミリーコンピュータからWiiまでの任天堂の全てのハード
発売年:1985年〜

【サウンド部門】

サウンドデザインとゲームデザインの巧みな融合/「ゼルダの伝説」シリーズ

開発:任天堂株式会社

選考理由:
ゲームとサウンドのデザインを巧みに融合し、プレイヤーに心地よい緊張感と楽しさをシリーズを通して供給し続けるサウンドデザイン力を評価。3D化を果たした以降のタイトルでは、空間の広がりを感じさせるサラウンド効果や、フィールド上の冒険に合わせリアルタイムに変化する音響やBGMなど、状況に応じたインタラクティブな制御技術もゲームプレイを盛り上げる効果を高めている。

発売:任天堂株式会社
プラットフォーム:ファミリーコンピュータからWiiまでの任天堂の全てのハード
発売年:1986年〜

【特別賞】

宮本 茂氏 任天堂株式会社 専務取締役 情報開発本部長

選考理由:
・テレビゲームの黎明期のドンキーコングやスーパーマリオから最新作のWii Fitに至るまで、常にゲーム業界をリードし、ゲーム開発の礎を築き上げるとともに、世界的なゲーム産業の発展、振興に寄与してきた事。

・ソフト・ハード双方の技術において常に新しい試みをゲームに取り入れ、ゲーム技術の新たな可能性を切り開き、世界中のゲーム開発者から尊敬と賞賛を集め、多大なる影響を与え続けている事。

・子供からお年寄りまで、男女を問わず、また日本を含む世界中の地域において幅広いプレイヤーを獲得し続けている事。


公式サイト:http://cedec.cesa.or.jp/index.html
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