AMD 690

　Albatron Technologyは，GeForce 8600 GTのファンレス製品や，GeForce 7500 GTのLow Profile製品といったグラフィックスカード群をCOMPUTEX TAIPEI 2007に参考出品する。マザーボードでは，Mini-ITXマザーボードのラインナップ拡充が図られるとともに，DTXフォームファクターのマザーボードも公開される予定だ。

　2007年の大型連休も後半戦を迎えるが，せっかく時間もあるので，新作3Dゲームに合わせて，PCのハードウェア構成を見直してみたいという人はけっこういるのではなかろうか。というわけで，最近4Gamerに掲載されたハードウェアレビューをまとめてみた。価格情報ともどもコメントを加えたので，この連休でハードウェアの購入を検討している人は参考にしてほしい。

　2007年2月28日，AMDは新チップセット，「AMD 690」シリーズを発表した。一般ユーザー向けとして「AMD-761」以来6年ぶりの登場となる同シリーズは，旧ATI Technologiesの手による，AMDブランド初のグラフィックス機能統合チップセットだ。ここでは，報道関係者向け事前説明会の内容を中心に，その詳細をお伝えしたい。

　「AKIBAX 2006」最終日となる2006年12月24日には，日本AMDによる，ATI Radeonについてのセッションが開かれた。AMDのスタッフとして壇上に立つのは初めてとなる，旧ATIテクノロジーズジャパンの信垣育司氏は，グラフィックス市場において“深緑対明るい緑”の戦争が継続すると明言。合わせて，ATI RadeonとWindows Vistaの親和性を強くアピールしてみせた。

　別記事でお伝えしているとおり，AMDは，旧ATI Technologiesの開発チームによるグラフィックス機能統合チップセット「AMD 690」シリーズを発表した。「ATI Radeon X700」相当のグラフィクス機能は，果たしてPCゲーム市場に，どれだけのインパクトを与えるだろうか？　「ATI Radeon X1250」内蔵の「AMD 690G」チップセットを搭載したマザーボードで占ってみよう。