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AbemaTVのニュース番組「AbemaPrime」でeスポーツとプロライセンス制度を特集
様々な意味で変化の波が押し寄せているeスポーツ界隈だが,2月20日のAbemaTVのニュース番組「AbemaPrime」にて,「eスポーツの未来像とは?」というテーマの特集が放送された。
MCはケンドーコバヤシさん,キャスターは小松 靖さん,アンカーは山田菜々さん,コメンテーターは峰 なゆかさん,藤井 靖さん,原田まりるさん。ゲストとして,e-sports促進機構で代表理事も務めていた高橋名人と,黒川塾でお馴染みの黒川文雄氏が出演した。
AbemaTV「AbemaPrime」番組概要ページ
またライセンス発行を受けたプロゲーマーも取り上げられ,かずのこ選手とふ〜ど選手がVTRで出演した。かずのこ選手のプロゲーマーとしての生活が公開され,プロとしての収入や生活の様子を明かし,プロライセンス制度に対しては「曖昧だった部分がハッキリして,プロゲーマーと堂々と言えるようになったので,ありがたい」とコメントしている。
一方,ふ〜ど選手は,プロライセンス制度について「2011年からプロゲーマーとして生きてきているのでピンとこない」と語った。
番組ではライセンス制を導入した目的について「賞金を上げ,プロゲーマーの地位の向上」「日本のeスポーツを世界水準に引き上げ金を稼げるコンテンツに育てる」と説明。また国の動きとして「経産省として,eスポーツを健全に発展させて,日本のコンテンツ産業の振興に取り組んでいく。」とテロップで紹介した。
黒川氏は部分的に賛成という立場だ。これまでの分派した団体が統合したことを「いい動き」と認めつつ,法律の問題も依然としてあり,賞金があがらなければプロ選手のモチベーションが保てないだろうと語った。
また,ケンドーコバヤシさんはプロの定義について「ストイックに強さを求めるのもプロなら,腕はそこそこだけどキャラクターが愛されて人気を得るのもプロなのではないか」と語った。
こちらの記事で伝えた,木曽 崇氏のVTRは流れることはなく(尺の都合で放送されない可能性があることは伝えられていた),放送中に数分間「放送を見合わせる」場面もあった。その後は,何事もなく番組が進行したが,タイムシフト視聴でもその部分はカットされている。
番組の特集としては全体的に「eスポーツを知らない人向けに作られた」という内容だった。
AbemaTV「AbemaPrime」番組概要ページ
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