ネットカフェでVRの臨場感を体験できる新サービス「VR THEATER」が，2016年4月7日にスタート。第1弾は「進撃の巨人展 360°体感シアター“哮”」に

　インターピアは本日（2016年4月5日），複合カフェ（ネットカフェ）に向けた新サービス「VR THEATER」を，4月7日にスタートすると発表した。これは，実施店舗で貸し出しされるVR対応HMDを装着して，VRコンテンツ専門の動画ポータルサイト「VR CRUISE」が提供するさまざまな映像コンテンツを楽しむことができるというサービスとなる。
　ちなみに，VR THEATERで利用されるのは，Oculus VRと韓国Samsung Electronicsの共同開発によって作られた「Gear VR」だ。

　本稿では，提供店舗の1つである自遊空間 BIGBOX高田馬場店にて行われたメディア向け発表会および体験会の内容を簡単にまとめてみたい。

「インターピア」公式サイト

VR THEATERの利用までの流れ

　VR CRUISEを運営するejeと日本複合カフェ協会（JCCA）の協力のもと実現したVR THEATERでは，第1弾として「進撃の巨人展 360°体感シアター“哮”」が600円（1回視聴分）で提供される。内容は，2014年に「上の森美術館」で出展されたものと同じく，エレンやミカサ達の任務に，訓練兵の1人として同行するというもの。わずか5分ほどの映像ではあるものの，立体起動装置で街を駆け抜ける疾走感や，巨人に喰われかける恐怖などが味わえる。


　また，第2弾として「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の完成版が提供されることも決まっている。こちらは，テロリストを排除すべく，潜伏先へと向かった主人公の草薙素子率いる公安9課の活躍を，さまざま視点で追いかけるという内容だ。視聴料金は現在調節中とのことで，5月中に提供開始となる。


　いずれの提供コンテンツも，成長への悪影響に配慮して，13歳未満の人は利用不可となっている。ただ，攻殻機動隊に関しては，組み立てられたばかりで裸の草薙素子が，目と鼻の先まで迫ってくるシーンがあり，筆者としてはもう少し年齢制限を引き上げたほうがよいのではと思った。

自遊空間 BIGBOX高田馬場店では，4Dシステム搭載のボール型チェア「TELEPOD」でVR THEATERが体験できる

　VR THEATERの実施店舗は，今のところ関東圏内にある店舗のみとなっている。ゲームとは直接関係ないものの，VRだからこそ体験できる臨場感は，映像作品でもしっかりと味わえるので，興味のある人は以下の実施店舗表を見て，最寄りの施設に足を運んでみよう。

自遊空間 BIGBOX高田馬場店
東京都新宿区高田場1-35-3 ビッグボックス高田馬場7階

自遊空間 亀戸店
東京江東区 亀戸5-2-3 さくら亀戸ビル1階

自遊空間 前国領町店
群馬県前橋市 国領町2-13-6

コミックバスター 浅駅前店
東京都台東区浅草1-1-16 9階

コミックバスター 池袋西口店
東京豊島区西池袋1-23-1 エルクルーセ5階

コミックバスター 目黒駅前店
東京都川区上大崎2-15-20 百万ドルビル8階

エアーズカフェ 両国店
東京都墨区両国3-26-8 両国ニュー大黒ビル4階

ワイプ 代々木北口駅前店
東京都渋谷区 代々木-35-4 代々木クリスタルビル 地下2階

ワイプ 自由が丘駅前店
東京都目黒区自が丘2-11-2 白樺広小路スクエア 6階

ワイプ 調布南口駅前店
東京調布市布田4-2-3ガイア調布 II 5階

ワイプ 桜木町駅前店
神奈川県横浜市 中区花咲1-36　14 モンテローザ桜木町ビル7階

アプレシオ 新宿ハイジア店
東京都新宿区歌舞伎町 244-1 東京都健康プラザハイジア B1階

アプレシオ 幕張店
千葉県千葉市 花見川区幕張町 2-7701

アイカフェ AKIBAPLACE店
東京都千代田外神田3-15-1AKIBAPLACE8階

アイカフェ 八潮店
埼玉県八潮市大曽根680

サイバック 中野サンプラザ店
東京都中区中野4-1-1 中野サンプラザ(MBF)

サイバック 龍ヶ崎店
茨城県龍ケ崎市藤ケ丘4-2-2

オアジ 水戸店
茨城県水戸市宮 1丁目7−44 COMBOX310 1階

ゆう遊空間 茅崎店
神奈川県茅ヶ崎市下町屋1-10-24

グランサイバーカフェバグース 渋谷センター街店
東京渋谷区宇田川町24-1フォーエバービル7階

グランサイバーカフェバグース 新宿店
東京都新宿区歌舞伎町 1-21-1 第二東亜 会館4階