ドキュメンタリー映画「ビデオゲーム THE MOVIE」の予告編が公開。高橋名人，出演者の一人・小島監督のコメントも

　いよいよ2015年5月23日に公開される，ドキュメンタリー映画「ビデオゲーム THE MOVIE」（関連記事）。ATARIの台頭から衰退，スーパーマリオの誕生といったゲーム業界の歴史的なトピックを追いつつ，クリエイター達へのインタビューをまとめるという，ゲームの歴史を紐解くドキュメンタリー映画だが，その予告編（日本語字幕付き）が本日（5月13日）公開された。


　予告編の公開に合わせて，「メタルギア」シリーズの生みの親として知られる小島秀夫氏，ドキドキグルーヴワークスの“代表取締役名人”である高橋名人こと高橋利幸氏のコメントも出されている。小島監督は，本作に出演するクリエイターの一人だ。

「黎明期の「ビデオゲーム」を振り返ることで、「ゲーム」の未来が見えてくる。本作は、今後も「ゲーム」が人類の進化の中で「コンティニュー」されていくと確信させてくれる。」
――小島秀夫（ゲームデザイナー/本編出演）

「私がビデオゲームの世界に出会ってから約３０年。でも、この世に生を受けた頃から、ビデオゲームの世界は始まっているんです。約５０年の歴史と進化の過程、さらには将来への夢などを再確認出来ますので、全てのゲームを楽しんでいる方に見て貰いたいですね。」
――高橋名人（ゲームプレゼンター）

　本作は，ビデオゲームの進化に迫るドキュメンタリー映画となる。Kickstarterにおけるクラウドファンディングで，日本円にして1200万円以上を集めて完成したという本作は，多彩に進化してきたソフト，そしてそれらに登場するキャラクター達にスポットをあてる。インベーダー，パックマン，スーパーマリオ，RYU（リュウ），スネーク，など数々の名作と共に生まれてきたキャラクター達を，古今東西のゲーム開発者達が語り尽くすという趣向だ。
　ビデオゲーム THE MOVIEは5月23日より，新宿シネマカリテ開催の映画祭「カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2015」にて公開予定となっている。