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「WORLD OF FINAL FANTASY」序盤のインプレッションをプレイムービーとともにお届け。コミカルな雰囲気でサクサク進む新しいFFだ
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印刷2016/10/24 00:00

プレイレポート

「WORLD OF FINAL FANTASY」序盤のインプレッションをプレイムービーとともにお届け。コミカルな雰囲気でサクサク進む新しいFFだ

 2016年10月27日に発売予定となっている「WORLD OF FINAL FANTASY」PS4 / PS Vita)。ファイナルファンタジーシリーズの人気キャラクターがデフォルメされた姿で登場したり,仲間にしたミラージュ(モンスター)を積み上げて戦ったりといった,ユニークなシステムが話題のタイトルだ。

 4Gamerは,そんな本作の序盤を事前にプレイできたので,プレイムービーとともにインプレッションをお伝えしよう。なお,今回プレイしたのはPS4版だ。


 本作のプロローグは,レェンラァンの主人公姉弟が,失った記憶を取り戻すため,異世界「グリモワル」に旅立つというもの。これだけなら悲壮感が漂いそうなストーリーにも思えるが,ムービーを見てもらえば分かる通り,主人公の2人も,それを見守るキャラクターも,いい意味で軽い性格で,深刻さはない。ときおりコメディタッチの演出が入ることもあり,とても明るい雰囲気だ。

レェン(右)とラァン(左)は,いろいろと言い合うこともありつつ,仲がいい姉弟
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 その雰囲気には,やはりグラフックスも一役買っている。グリモワルの人々には,通常頭身の「オオビト」と,1.5〜2頭身くらいの「プリメロ」という2種類がいて,レェンとラァンはそのオオビトとプリメロの外見を切り替えられるのだが,プリメロ状態でちょこまかと走る様子には,思わず笑みが漏れてしまう。また,オオビト状態のレェンやラァンが,プリメロに話しかけようとすると,腰をかがめるところも微笑ましい。

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 そんなレェンとラァンは,敵として出現するミラージュを仲間にしながらグリモワルを旅することになる。バトルでミラージュに一定のダメージを与えたり,特定の方法で攻撃したりと,条件を満たすと敵の体が光りだして「ジェムジェムチャンス」状態になるので,そこで「ジェム」コマンドを使い,成功すれば仲間になるという流れだ。

バトルの基本システムは,FFシリーズでおなじみのアクティブタイムバトル
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 そうして仲間にしたミラージュとパーティを組み,この記事の冒頭で触れたように,レェンとラァン,そしてミラージュを積み上げて,1つの強力なユニット「ノセノセ」にできるのが本作の特徴の1つだ。
 ミラージュには「S」「M」「L」の3サイズがあり,レェンとラァンはプリメロ時が「M」,オオビト時が「L」という扱い。下から「L」「M」「S」の順で積み上げて,ノセノセを作る。

 ミラージュや主人公には相性がある。例えば,ノセノセを構成する主人公とミラージュ計3体のうち,2体が「ファイア」のアビリティを持っていると,上位アビリティの「ファイラ」が使えるようになる,という感じだ。また,ノセノセには攻撃を受けたときの「くずれにくさ」という要素もあるので,これらを考慮しながらノセノセの構成を考えるのが,悩ましくも楽しい。新しいミラージュが入ってくることで,それまでの“控え用員”がいきなりレギュラーメンバーに,ということもあるのだ。

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 こういったシステムなので,ゲームを有利に進めるには手持ちのミラージュが多ければ多いほどいいのだが,それを抜きにしても,個性豊かなミラージュを集めたくなること請け合い。「トコトコ」というアビリティを持ったミラージュは,フィールド移動時に連れて歩けるので,そのためにミラージュの枠を1つ確保しておくのもいいだろう。

 今回の試遊で印象に残ったのは,とにかくゲームがテンポよく進むこと。フィールドやダンジョンの作りは比較的シンプルで,視点の操作がある程度限定されていることもあり,迷うことは少ない。敵の強さも,普通にゲームを進めていれば行き詰まることがないくらいに調整されているし,特定の戦闘以外では,全員が戦闘不能になってもゲームオーバーにならず,直前のセーブポイントに戻されるだけと,“ゆるい”仕様になっている。強そうな敵を見つけたときに,レェンとラァンのお供役であるタマが「今は倒せないだろうから,後で挑戦すれば」といった感じでぶっちゃけてくれることもあるくらいだ。

レェンとラァンを何かと助けてくれるタマ
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 このように,ライト層向けの細かい配慮が見られる本作だが,ミラージュの育成とノセノセの編成はかなりやり込めそうだ。今回は体験できなかったのだが,ほかのプレイヤーと対戦できる「闘技場」は,コアゲーマーでも楽しめるだろう。

ミラージュは,レベルアップや「ミラージュボード」上のアビリティ開放で成長していく
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 ムービーに収録されているバトルを見て,「行動順が来るまでの待ち時間が長くて,間延びしてない?」と思った人がいるかもしれないが,バトル中の時間経過は[R1]ボタンで早められるので,せっかちな人でもストレスは感じないはずだ。

 そして,気になるのはストーリーの展開。レェンとラァンが記憶を少しずつ取り戻すにつれて,2人が何者だったのか,そしてなぜこのような状況に置かれているのか分かってくる。前述したように序盤はコメディ要素が強く,「人の話をあまり聞かず,ダジャレ好きなラァン」「何かにうんざりすると,なぜかうんちくを披露したくなるレェン」というFFらしからぬキャラクター設定に驚かされたが,この2人が凜々しく成長していくのか,それともこのノリで最後まで突き進むのか,その意味でも,物語を結末まで見届けたくなった。

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