連載
ただ,ひたすらに,怖い。スマホ向けウォークスルーホラーゲーム「恐怖の館『ワザワイの夜』」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第654回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ホラー映画にもさまざまな流行があるが,個人的には「REC」「パラノーマル・アクティビティ」といったPOVと呼ばれる主観形式のものが一番怖く感じる。そんな主観映像でホラーゲームが手軽に楽しめてしまうのが,本日の連載でお届けする「恐怖の館『ワザワイの夜』〜3Dホラーアドベンチャーゲーム〜」(iPhone / Android)だ。この恐怖,尋常ではない。
「恐怖の館『ワザワイの夜』〜3Dホラーアドベンチャーゲーム〜」
ダウンロードページ(iOS版)
「恐怖の館『ワザワイの夜』〜3Dホラーアドベンチャーゲーム〜」
ダウンロードページ(Android版)
プレイヤーは仕事に疲れて帰宅するサラリーマン。車を運転中,ふとしたことから崖から落ちてしまい,気付けば深い森の中に。さまよううちに見つけた不気味な洋館に助けを求めて入るも,そこは人間ではない生き物が潜む恐怖の館だった…。
というのが本作のあらすじだ。プレイヤーは館内を捜索して「魂」を集め,館からの脱出を目指す。画面はいわゆるFPS形式で,画面下にはふたつの仮想スティックがあり,左は移動,右が視点変更となっている。
洋館の中はかなり広く,書斎や食堂,トイレといったさまざまな部屋が点在している。こうした部屋の中からオブジェクトを調べつつ魂を集めなければならない。
集める魂の数は難度によって変わる。スタート地点にある入り口の扉にある張り紙を見れば魂の数を確認できるが,画面上部にも集める数が表示されるので,こちらを目安にすればいいだろう。
魂はさまざまなオブジェクトに隠されているので,根気よく探していこう。ちなみに調べられるオブジェクトがある際は画面右側に「しらべる」というアイコンが出るので,タップしよう。
ただ洋館を調べまわるだけが本作の目的ではない。洋館には謎のメイド幽霊がうろついており,彼女に襲われてしまうと一発でゲームオーバーになる。メイド幽霊はワープのように突然現われるので,対処法は逃げるくらいしかないが,出現時には「シュンッ」という音がなるので,この音が聞こえたら十分警戒しよう。
メイド幽霊は基本的にはその場で立っているだけなので,視界の外にいれば襲われることはない。もし存在を確認してもバレていなければ,彼女が消えるまで一定時間待機することで回避可能。廊下で会った場合,部屋に逃げ込めば助かることも多い。
画面右上のクリスタルを使えば,画面内で魂が隠れている場所が光って表示されるので,どうしても見つからないときはこれを使うのも手。ただし使用回数に制限があるので,闇雲に使うのは避けたいところ。
ヘッドフォンによるプレイが推奨されており,事実恐怖が数倍にもなるのだが,あまりの恐ろしさに筆者はイヤフォンを投げ出してしまった。得体の知れない鳴き声や謎の衝突音など,ジワリジワリと嫌な汗をかけること必至なので,この手のゲームが得意な方はぜひ試していただきたい。
「サイコブレイク」「P.T.」など,いまホラーゲームが熱い盛り上がり見せているが,それらが待ちきれないという方やホラーゲームが大好きという方には,ぜひプレイをオススメしたい作品だ。ただ,冗談抜きで本当に怖いので,苦手な方はくれぐれもご注意を……。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
(ほぼ)日刊スマホゲーム通信
- 関連タイトル:
恐怖の館『ワザワイの夜』〜3Dホラーアドベンチャーゲーム〜
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(C)2014 INK Inc.
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