イベント
セガフェスで開催された「ペルソナ5」ステージイベントをレポート。好きなBGMとキャラクターのベスト5,サウンドトラックCD発売などが発表に
ステージには,MCを担当するフリーアナウンサーの松澤千晶さんに,声優の磯村知美さんとフリーライターのマフィア梶田さんという,アトラスのイベントではおなじみの3名と,アトラス作品のファンである声優の坂巻 学さんが登場。イベントに先駆けてペルソナ5のプレイヤーを対象に行われた「『ペルソナ5』で好きなBGM」「『ペルソナ5』で好きなキャラ」という2つのアンケートの集計結果をテーマとしたトークで盛り上がった。本稿でその模様をお届けしよう。
「ペルソナ5」公式サイト
「セガフェス」特設サイト
また,通常バトル曲ということで,プレイの際によく聴くことになる楽曲だが,「ナビゲーションやバトンタッチ,一斉攻撃などで交わされるさまざまな会話が思い浮かんで,何度聴いても飽きがこない」という意見もあったようだ。
第3位には,とあるパレスで流れるボーカル曲「The Whims of Fate」が,第2位にはゲーム内の屈指の強敵と戦う際のバトル曲「Rivers In the Desert」という,ゲーム後半の楽曲がランクインした。どちらも重要な局面で使用されているため,ネタバレを避ける意味でも“話したくても話せない”というもどかしさを感じているようだった出演者達。しかし,梶田さんは「初めて聞いた瞬間からカッコいいと感じた」として「The Whims of Fate」をお気に入りの楽曲として挙げ,磯村さんも「Rivers In the Desert」について「何度倒れても立ち向かうというような,強さを感じる曲で好き」と話すなど,皆それぞれ思い入れがあるようだった。
栄えある第1位に選ばれたのは,「P5といえば,怪盗団といえばコレというイメージ」と出演者も納得の様子だった「Life Will Change」。これは怪盗団が自分達のターゲットから“オタカラ”を盗むという予告状を出したあと,ターゲットのパレスに侵入した際に流れるものだ。何度聴いてもやる気や力が湧き上がってくるという意見が集まったこの楽曲。坂巻さんも「ちょっとひねったチョイスもしたかったけど,“これを一番にしたい”と思わされる力があった」と,好きな1曲として挙げていた。
また,ランクには入らなかったが,磯村さんは怪しい武器商人「岩井宗久」のミリタリーショップで流れる楽曲がお気に入りで,その思いを語った。「イントロのアングラな感じが好き」で,このイントロ聴くため,一度の買い物で何度も店を出入りすることもあったという。
なお,このコーナーの最後には「ペルソナ5」のオリジナル・サウンドトラックCDが,2017年1月17日に発売されることが発表された。キャラクターデザインの副島成記氏による描き下ろしジャケットイラストで,110曲というゲーム内楽曲が収録されているというこのサントラCD。ゲーム発売から約2か月の間情報がなく,やきもきしていたファンも多かったようで,この発表には喜びの声が挙がっていた。
「ペルソナ5」オリジナル・サウンドトラック
■2017年1月17日(火)発売予定
■価格:4,000円+税
■3枚組
■LNCM-1175〜7
2つめのテーマ「『ペルソナ5』で好きなキャラ」に入る前に,主人公達の怪盗団に協力する人々「コープ」の1人である「東郷一二三」役を担当した磯村さんから,自身のキャラクターについてのエピソードも語られた。
普段は物静かな雰囲気だが,将棋となるとちょっと変わった一面を見せる,高校生女流棋士の一二三。収録時はボイス部分の台本しか渡されていなかったため,「普段はおとなしいけど,将棋のときだけちょっと早口になっちゃうくらいかな」と思って演じていたが,いざゲームをプレイしてみると,将棋を指すシーンでの“エキセントリックさ”に驚かされたそうだ。しかしそのギャップが魅力にもなっているようで,会場に集まった人達の中にも彼女の虜になったという人達がいた。
「『ペルソナ5』で好きなキャラ」の第5位に登場したのは,多くの謎に包まれたネコ……のような姿をした存在「モルガナ」だ。「状態異常時のセリフが可愛い」「眺めているだけで幸せ」といったような,“ともかく可愛い!!”という意見が集まっていた。
第4位は独特の美的感覚を持った若き画家「喜多川祐介」。絵画に傾倒して少し浮世離れした面がある彼だが「決めポーズがすこぶるエロい」というような,カッコいい面と変わりものな面のバランスの良さを,好きなポイントとして挙げる人が多かったようだ。
第3位は怪盗団のブレーンである「新島 真」。松澤さんが「ズルいくらい可愛い」と言ったように,頭脳明晰で品行方正,冷静沈着な優等生気質ながら,真面目すぎて少しズレているという,“完璧さとポンコツさ”が魅力となり,得票数につながったようだ。
連続して発表された第2位と第1位の結果で,会場はどよめいた。出演者をはじめ多くの人が第1位と予想していたであろう主人公。「日常の顔と怪盗顔とのギャップがたまらない」といった意見を集めた主人公のその結果は第2位で,第1位には怪盗団を追う高校生探偵「明智吾郎」が選ばれた。女性からの人気を集めたのか,「母性がくすぐられる」「どこがどう(魅力か)とは詳しくは言えないけど,好き……」といったようなメッセージが読み上げられた。
そんな杏の親友で,とある事件に巻き込まれることになる「鈴井志帆」と,主人公がアルバイトできる夜のお店「バー・にゅぅカマー」のママさん「エスカルゴ・ララ」という,怪盗団のメンバーやコープキャラクター以外から2人を挙げたのは磯村さん。志帆は「けなげで可愛いところと,モデリングが“むっちむち”なところ」,エスカルゴ・ララは「現実にいたらいろいろ相談できそう」という点でお気に入りだそうだ。
梶田さんは,祐介と怪盗団の天才ハッカー「佐倉双葉」,主人公の担任教師でコープ仲間の「川上貞代」を挙げた。第一印象では怪しげな魅力ある女医「武見 妙」だったが,ゲームをプレイして接しているうちに好きになったのがこの3人だったという。
イベントの最後には,開催を12月8日に控える20周年記念イベント「ペルソナ20thフェス」情報に続き,2017年7月30日に東京で開催予定のスペシャルイベントの最新情報として,イベント名が「純喫茶ルブラン 屋根裏作戦会議」に決定したことと,追加出演者が発表された。豪華キャストが出演するイベントの詳細は続報を待とう。
「ペルソナ5」公式サイト
「セガフェス」特設サイト
(C)ATLUS(C)SEGA All rights reserved.
(C)ATLUS(C)SEGA All rights reserved.