連載
見つかったら,もう逃げられない……。スマホ向けホラーゲーム「Eyes - the horror game」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第549回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
暑くて寝苦しい夜とくれば,怪談。最近はスマートフォン向けゲームにもホラータイトルが多数登場し,気軽に(悲鳴を上げながら)プレイできるようになってきた。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」紹介する「Eyes - the horror game」(iOS / Android)は,操作のしやすさ,ルールの分かりやすさ,そして怖さを兼ね備えたホラーゲームだ。
iOS版「Eyes - the horror game」ダウンロードページ
Android版「Eyes - the horror game」ダウンロードページ
説明文などはすべて英語だが,プレイをするうえで問題にはならないだろう。舞台となる打ち捨てられた洋館の中で,金貨の入った袋を一定数集めて(ノルマ数は難度で変化)脱出するという,実に分かりやすいクリア条件となっている。基本操作は左下の仮想レバーで前後左右の移動,画面右半分をフリックすることで視線移動,タップで地図参照やアイテム習得といった感じと,こちらもシンプルだ。
ただし,袋の配置はプレイするたびにランダムとなっているうえ,この洋館には,ある化け物が住みついているので,探索はそう簡単にはいかない。
化け物はこちらを見つけ次第追いかけてきて,追いつかれると即ゲームオーバーになるのだが,その移動速度は主人公とほぼ同じと,かなり手ごわい。ドアや曲がり角で視界を遮ってもある程度追尾してくるため,何より見つからないように立ち回ることが重要となる。
見つかったらほぼ最後という恐怖感,緊張感はかなりのもの。分かりやすい操作とルールだからこそ,恐怖体験に没入できるようになっているのだ。
さらに本作は,随所でうめき声が聞こえてきたり,化け物が近くにいると食器や椅子などがカタカタと震え出したりと,音の演出が非常に凝っている。ぜひヘッドホンを使ってプレイしてほしい。
ボリュームは1プレイが数十分程度で,難しい謎解きなどは一切ない。化け物から逃げることに集中できるので,こうしたゲームが苦手な人でもすぐに没入できるのが,本作の嬉しいところだ。
ただ,怖さはかなりのもので,筆者は最初化け物に遭遇した時はあまりの怖さに,リアルに悲鳴を上げつつ,スマートフォンを放り出してしまった。人によっては恐怖に打ち勝てず,クリアまでやり込めないことも考えられるので,あしからず……。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C)Gameverse Paulina Pabis
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