連載
胃が縮むような緊張感。スマートフォン向けアクション「イライラ棒」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第466回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ひと昔前に放送されていたバラエティ番組の人気コーナーに「電流イライラ棒」というものがあった。クリアに100万円の賞金がかけられ,多くの挑戦者をその難度で葬り去った伝説のアトラクションだが,テレビで見ている分には意外と簡単そうで「自分なら100万円取れるのに」などと思ったものだった。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する,その名も「イライラ棒」(iOS / Android)は,その電流イライラ棒を彷彿とさせるゲームだ。
iOS版「イライラ棒」ダウンロードページ
Android版「イライラ棒」ダウンロードページ
ゲームのルールは本家とほぼ同じ。顔がついている「棒」を,電流が流れている鉄パイプや障害物にぶつからないように,ドラッグ操作で移動させていくのだが,強制スクロールでゲームが進むので,自分のペースでプレイするのは少々難しい。
棒をコースの最後にあるゴールまで無事に持っていくことができればステージクリア。障害物に接触してしまったら,その場でゲームオーバーとなり,そのステージの最初からやり直しだ。
難しい場所は当然ながらストレスが溜まるのだが,簡単な部分であっても,自動スクロールのため突っ走るわけにはいかず,イライラする。また,後半ステージになると動く障害物が多数登場してくるので,なかなか気を休めるところがなく,プレイ中はずっと緊張した状態になるはずだ。
実際に筆者もプレイ中,単に斜めの通路を通り抜ければいいだけのステージ4でミスし,端末を投げ出したくなる衝動に襲われた。十分にクリアできると分かっているのにやらかしてしまったときの悔しさたるや……。
だがその分,全ステージをクリアしたときの快感も格別だ。10ステージと少なめのボリュームで,難しくはあるが,やりこめば誰でもクリアできる内容となっているので,自分を追い込んででも緊張感や達成感を味わいたいなら,ぜひ挑戦してほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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