バンダイナムコゲームスは,2015年1月22日発売予定のPlayStation 3用ソフト
「テイルズ オブ ゼスティリア」の最新情報を公開した。
今回は,新たなキャラクターとして
商人ギルドの少女「ロゼ(CV:小松未可子さん)」の存在が明らかになった。ロゼは二刀短剣を武器としており,ある理由から,主人公であるスレイ達の旅に同行することになるという。ムードメーカー的存在とのことなので,その行動やセリフには注目したいところだ。
また,スレイ達が巻き込まれる
戦争の始まりについてや,伝説の魔物
ドラゴンとの遭遇,職人が集まる商業都市ラストンベルなど,世界設定と物語において重要になる要素も公開となった。ドラゴンはイベントに登場するだけでなく,どうやら戦闘にもなるようで,スクリーンショットを見ると非常に巨大であることがうかがえる。
そのほか,
旅の目的の1つとなる「加護復活」の概要も公開されている。これは,旅のなかで訪れる各地域で「穢れ」を払い,加護を与えるといったもので,穢れを払うと個別に何らかの恩恵が受けられるとのことだ。
○ロゼ
性別:女性
身長:160cm
武器:二刀短剣
CV:小松 未可子
キャラクターデザイン:藤島康介
商人ギルド『セキレイの羽』の一員として大陸中を旅している少女。明朗快活で常にマイペース。とても人付き合いがいいが、自分の意見をはっきりもっており、理不尽なことや納得できないことには決して従わない。世慣れてはいるものの擦れてはおらず、素直な感性で、物事の本質を突くこともしばしば。旅と商売という厳しい現実の中で育ったためか、二刀短剣の腕前は護身の域を遙かに越えている。
また、共に旅をするギルドの仲間たちを、なにより大切に思っている。ある因縁からスレイたちの旅に同行することになり、その屈託のない前向きな言動で一行のムードメーカー的存在になる。スレイに匹敵する霊応力を備えているはずなのだが、なぜかずっと天族の存在を感じることができないでいた。それには彼女の過去にまつわる理由があったが、ある因縁からスレイたちの旅に同行することになり、ついにその才能を開花させる。屈託のない前向きな言動は、天族相手にも遠慮無く発揮され、一行のムードメーカー的存在になっていく。
◆戦争の始まり
ついに、ハイランド王国軍とローランス帝国軍が戦闘を開始してしまう。両軍は、それぞれグレイブガント盆地の南北に布陣。周りを岩山で囲まれた逃げ場のない地で、真正面から衝突した。一斉に放たれた矢の雨が宙で交差し、敵陣地を狙って投石機が巨岩を撃ち出す。隊列を組んで突撃した槍兵が敵を貫き、突き上げられ、雄叫びと共に振り回す剣が、鉄を潰し、血と肉をまき散らす。怒りと恐怖と憎悪が渦巻く戦場は、穢れの坩堝(るつぼ)と化し、兵士たちは次々に憑魔へ変化していく。やがて彼らは、剣ではなく爪牙で敵を引き裂き、獣のように互いを喰らい始める。災害や戦争以上の災厄が、生まれようとしていた。
◆ドラゴンとの邂逅
スレイは訳あって立ち入った霊峰レイフォルクで、伝説の魔物ドラゴンに遭遇する。ドラゴン――それは実在するどの生物より巨大で、憑魔を超える力をもった破滅の使徒。憑魔とは異なり、完全に実体化した最強の怪物だった。だが、伝説の証明を喜ぶ余裕はなかった。「動いたら……やられる」スレイたちは圧倒的な力を宿したドラゴンの眼に射すくめられ、逃げることすらできない。その巨体で風より速く動き、雷鳴のような咆吼をあげて襲いかかってくるドラゴン。死の予感が一行を包みこんだ……。
◆グレイブガント盆地
ハイランドとローランスの国境に横たわる岩石に覆われた盆地。二大国を繋ぐ交通の要衝であり、戦略上の重要拠点でもある。高所から見渡せる狭隘(きょうあい)な盆地は、策を弄する余地がほとんどなく、閉ざされた空間で大軍同士が正面衝突せざるを得ない。この地理的特性から、グレイブガントは何度も歴史的な激戦の場となってきた。ここへの侵攻は、その軍団が総力戦を覚悟していることを意味しているのである。長らく両国ともに非武装の緩衝地帯として扱ってきたが、今、再び戦火が立ち上ろうとしている。
◆ラストンベル
優秀な職人が集まることで有名なローランスの商業都市。建物には新旧様々な意匠が施され、売買される物品も職人こだわりの逸品である。特に、機械仕掛けで美しい音色を奏でる鐘楼は有名で、街のシンボルとなっている。ハイランドへの街道筋でもあり、商業活動は活発で、街の住民の自治意識も高い。本来は活気と自由な気風に満ちた街だったのだが、最近は連続殺人や子どもの失踪という不穏な事件が立て続けに起こっているという……。
◆試練のダンジョン 火の試練神殿イグレイン・水の試練神殿ルーフェイ
大陸の各地には歴代の導師たちが修行を積んだとされる『試練の遺跡』が複数存在している。天族と人間が共存した時代の遺物とも伝わるが、それぞれ秘境にあり、巧妙に隠されているものもあるため、現在では、その真の意味を知る者はわずかとなった。火の試練神殿イグレインは、地下深くに建造されており、内部には灼熱のマグマが流れている。また、ライラのものより強力な火の天響術が使用された痕跡が、あちこちに残っている。水の試練神殿ルーフェイは、清浄な水の力に守られた遺跡である。侵入者を拒む不思議な仕掛けが施されており、深部には、とある因縁をもった憑魔が捕らわれているといわれる。
火の試練神殿イグレイン
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水の試練神殿ルーフェイ
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◆加護復活と加護天族について
現在、大陸のほぼ全土を穢れに覆われているグリーンウッド大陸。イズチから旅だったスレイとミクリオは、先々で蔓延した「穢れ」を体感する事となる。かつては、地域ごとに穢れを制御し、領域内を加護する天族、「加護天族」と呼ばれた存在がいたはずだが、現在はその気配も感じられない場所が多い。スレイ達は、その地域に地域を与えてくれる天族を探し出し、加護の展開をお願いし復活させる事も、旅の一つの目的となっている。
天族の加護がない、「穢れた状態」のラストンベル。空中に煤のようなものが浮遊している。街の住人も漫然とした健康不良を感じているようだ。 |
かつて、ラストンベル一帯に加護を与えていた天族サインド。スレイ一行はこのサインドに再度加護を頼めないかと持ちかけるが、何か事情がある様子で…。 |
スレイ達の呼びかけに応え、サインドはラストンベルへと戻り、再び加護を与える。加護を与えると街の片隅に鎮座し、話しかけてメニューを開く事で「加護主」ならではの助けが得られるようになる。
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