セガは本日(2013年11月15日),同社が2014年2月22日に発売を予定している
「龍が如く 維新!」(
PlayStation 4/
PlayStation 3)の最新情報を公開した。
今回は,
「龍が如く」シリーズで最大ボリュームとなる
「武具錬成」システムが公開された。このシステムは京の市中にある鍛冶屋で,刀や銃,槍といった武器,頭/胸/腕の3か所に装備可能な防具の作成や強化を行えるというもの。武具の作成/強化には素材が必要で,これらは敵を倒したり,困っている人を助けてお礼としてもらったりと,ゲーム内のさまざまな場所で入手できるようだ。
なお,武具の強化には,基本性能を上げる
「鍛錬」,作成した直後の武具を鈍から業物にする
「格上げ」,2つの武具を組み合わせて能力を付与する
「合成」がある。
鍛冶屋の風景
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また,主人公
「坂本龍馬」(斎藤 一)の成長要素も明らかにされた。本作のレベルは主人公自身と,一刀/短銃/乱舞/格闘の4つの型の2つに分けられる。
主人公自身のレベルは最大99で,成長によって体力や格闘攻撃の威力が増していく。
型のレベルは最大25で,使い込むほどに段位が上がっていくという。さらに,段位が1つ上がるたびに,新たな能力を開放できるアイテム
「魂球」を入手できる。
ほかにも,プレイヤーの戦いを評価する
「戦績」,主人公の行動に応じて与えられる評価が一定値を超えると獲得できる
「肩書き」,戦い全体を評価する
「総合戦績」システムが公開されたので紹介しよう。
龍が如く 維新! 武具錬成
今作の武器/防具の錬成システムはシリーズ最大ボリュームになっている。
刀、銃だけでなく、槍や大太刀、大筒を含めた特殊武器。
さらに防具は頭、胸、腕の3か所に装備が可能で、その組み合わせは無限大だ。
◆武具の作成/強化は素材を集めて鍛冶屋へ
武器/防具の錬成は全て京の市中にある鍛冶屋で行う。
鍛冶屋では、武具の「作成」と「強化」が可能で、利用すればするほど職人の腕も上がる。
◆素材集め
武具の「作成」「強化」には素材が必要不可欠。
錬成に必要な素材は100種類以上あり、レアなものから大量に必要なものまで用途は様々だ。
これらの素材は、敵を倒して落とすアイテムを拾ったり、バトル中に置かれている壺を壊して手に入れる、困っている人を助けてお礼にもらうなど、ゲーム中のあらゆる場所に散りばめられている。
特に、カードとなった隊士とともに戦う「バトルダンジョン」は、クリア報酬で素材が手に入るなど素材集めを行う上で非常に効果的なミッションになっている。
敵と戦うだけでなく、商店をのぞいたり、野菜を栽培するなど素材を集めるために、色々なことに挑戦してみよう。
◆武具の「作成」
鍛冶屋では、ベースとなる武具に素材を加えることで、新しい武具を作成することができる。
作成できる武具には、攻撃力や防御力といったパラメータのほかに炎を纏っていたり、敵の防御を崩しやすいなどの特殊な能力を持っている武具も存在する。
また、武具だけでなく、火炎弾や雷撃弾といった特殊な弾丸を作成することも可能だ。
◆武具の「強化」
武具の強化には、「鍛錬」「格上げ」「合成」の3つの種類がある。
強化をする際にも、作成とはまた違った種類の素材が必要だ。
武具強化はミニゲーム形式で決定されミニゲームで大成功をおさめると、通常より大幅に能力がアップする。
◆鍛錬
武具を鍛え直すことによって、基本性能である攻撃力や防御力を上昇させられる。
数値の上昇には限界がありますが、武具の「格」を上げることによってさらに鍛錬することができるようになっていく。
◆格上げ
武具は全て作成された直後は「鈍(なまくら)」の状態になっている。
その武具を「格上げ」することで、業物、大業物といった格の高い武器へと強化できる。
格が上がると、武具の鍛錬上限値が上がるだけでなく、敵との競り合いが有利になるなど戦局を大きく左右する要素になっている。
◆合成
2つの武具を「合成」することによって、片方の武具にもう一方の能力を付与することができる。
素材にした武具の能力は「印」の形でベースとなる武具に付与され、両方の能力を発揮する武具ができあがる。
印をつけられる数は武具によって異なり、その組み合わせを考えるのも本作の大きな楽しみのひとつになっている。
龍が如く 維新! 成長要素
「龍が如く 維新!」の成長システムは、過去の龍が如くシリーズと比べて格段に進化し、その自由度も大きく増している。その遊び応え抜群の成長要素を紹介する。
◆主人公自身のレベルと、4つの型の段位
プレイヤーが操作する主人公、坂本龍馬(斎藤一)には、大きく分けて2つの成長要素がある。
1つは主人公自身のレベル(上限99)、もう1つは4つの型の「段位(上限25)」だ。
それぞれ1段階上がるごとに、1つの「魂球」が手に入り、その「魂球」を技に注入することにより新たな能力を獲得することができる仕組みになっている。
◆主人公のレベル
主人公のレベルは、敵を倒したりイベントをこなすことによって得られる経験値の累積で最大99まで上昇させることができる。
レベルが上がることによって、体力の値や格闘攻撃の威力が上昇していく。
◆4つの型の段位
一刀、短銃、乱舞、格闘のそれぞれの型には、個別に「段位」というものがある。
段位は、その型を使って戦っていくことで、最大で25まで上昇する。
お気に入りの型を使い込んで、段位を上げていくことが成長への近道になる。
◆魂球を使った能力強化
レベルアップ、段位の上昇ではそれぞれ1段階につき1つ、「魂球」を手に入れることができる。
ポーズメニュー内の「能力強化」の画面で魂球を技に注入することで、その能力が戦いで発揮されるようになる。
能力強化の項目は、4つの型でそれぞれ分かれている。
レベルアップで獲得した「修練の魂球」はどの枠にもはめることができるが,段位の上昇で獲得する魂球には色がついており、同じ型の能力にしか注入することができません。
それぞれの型の段位をどこまで上げるか、また「修練の魂球」をどこに使うかで戦い方は大きく変化する。
自分好みの技を集め、個性的な主人公に育て上げていこう。
◆バトルごとの「戦績」
本作では、シリーズ完全新規要素となるバトルの評価を行うシステム「戦績」が加わった。
各バトルごとに、主人公の戦いぶりに応じて、「肩書き」が決定し、経験値や報酬が増減する。
◆バトル中に与えられる「肩書き」
バトルを進めていく上で、連続攻撃をどれくらい当てたか、カウンター技やヒートアクションを決めたかなど主人公の行動に応じて評価が加算されていき、一定以上に達すると「肩書き」が一段階ずつ上がっていく。
「肩書き」の段階が上がると、そのバトルで以降得られる経験値が上昇しバトル終了時に算出される「総合戦績」にも計上されるので、できる限り上げていきたい要素になる。
◆バトル後の「総合戦績」
バトルが終了すると、そのバトル全体の評価が「総合戦績」として表示される。
「総合戦績」では、バトル終了時の評価に加えて、使用した技のバリエーションやその難しさによって評価が決定する。
「総合戦績」の評価が高くなると、「おひねり」としてお金がもらえるだけでなく、追加の経験値を得ることもできる。
毎回のバトルでの積み重ねが、成長や武器の改造の効率を大きく左右するので、なるべく多くの報酬が得られるように技の数を増やしたり、様々なヒートアクションを使ってバトルを進めていこう。