絶景ゲレンデで華麗なトリックを披露。iOS向けスノボゲーム「Fresh Tracks Snowboarding」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第160回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　例年より寒く，雪も多いような気がする今年の冬。休日にゲレンデやリンクに出かけて，ウインタースポーツを楽しんでいる人も多いだろうということで，本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，絶景のゲレンデをスノーボードで滑り降りるスピード感満点のiOS向けアクション「Fresh Tracks Snowboarding」をお届けする。
　プレイヤーはスノーボーダーとなって，世界を舞台にライバル達とレース順位やトリックポイントを競い合い，ツアーの優勝を目指すのだ。

本作は基本プレー無料のアイテム課金制を採用している

「Fresh Tracks Snowboarding」ダウンロードページ（App Store）

　ゲームプレイでは，本体端末を傾けることで行う左右への移動に加えて，画面上に表示される「しゃがむ」「ブレーキ」「ウィリー」「ブースト」のボタンでボーダーを細かく操作していく。
　「しゃがむ」は加速，「ブレーキ」は減速がそれぞれ可能で「ウィリー」はボタンを押しながら本体端末でバランス取ることによって，ウィリートリックが決められる。「ブースト」は使用時間が制限されているものの，押している間に急加速が行える。

　スノーボードの華ともいえるジャンプトリックを行うには，まず「しゃがむ」を押し続けて加速。そうすると，しゃがむボタンの上に「ジャンプ」ボタンが新たに出現するので，「しゃがむ」を押している指をそのまま「ジャンプ」にドラッグし，指を離せばいい。
　そしてジャンプ中には画面左右にボードが現れ，ボード上にある手の形のアイコンをタッチすることでさまざまなトリックが可能になる。タッチする組み合わせによってトリックの種類も変わるので，いろいろと試してみるといいだろう。また，ジャンプ中にボーダー本体を上下左右にスワイプすることで回転動作も加えられる。ボードボタンのタッチと複合し，高難度でクールなトリックを決めていこう。

　なお，ステージには柵やアーチ，小さな雪の坂，ジャンプ台など，さまざまなオブジェクトが設置されている。これらを活用すればより高いジャンプ，より高得点のトリックが決められるので，積極的に使っていこう。

リプレイでのカメラワークも複数用意されているので，難しいトリックを決めたときにいろいろな角度から鑑賞して楽しめる

　こうやってトリックを決めると，ブーストの使用時間が回復する。高難度なトリックほどその回復量も増えるので，タイム短縮を狙う場合にもトリックは重要なテクニックとなるのだ。

　なお，ゲームモードは「レース」「トリック」「フリー」の3つ。「レース」は単純なスノーボードのレースだが，「トリック」と「フリ」ーはレース中にトリックを決めることでポイントが獲得できる。このポイントがタイムから減算され，最終的な記録となるのが「トリック」，単純に獲得したポイント数で順位を競うのが「フリー」となっている。最終タイムかポイントかの違いこそあるものの，前述のとおり，どちらのモードもトリック重視のプレイが要求されることになる。

レースの結果応じてもらえたり，有料で購入できたりするコインで性能の良いスノーボードを手に入れたり，トレーニングしたりといったことが可能だ

　本作はただ滑っているだけでも面白いと感じるほど，操作系やグラフィックスが作りこまれている。スノーボード未経験のプレイヤーでも，絶景のゲレンデをハイスピードで滑り降りる楽しさが充分に体感できるはずだ。

　プレイを重ねて，高難度トリックを空中で連続に決められるようになると，楽しさはさらにアップ。そのころにはすっかりスノーボードの魅力にハマり，実際にゲレンデへ行きたくなる人もいるかも。もちろん，著者も今すぐにでも滑りたい気持ちでいっぱいだ。
　スポーツゲーム好きに是非オススメしたい1本。ぜひ絶景のゲレンデでトリックを決めまくってほしい。

著者紹介：トリスター＆オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし，ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており，FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。

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