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コインを弾いてゴールを狙え! iOS向けアクション「コインサッカー 〜ワールドショット〜」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第64回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今回の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スルスルッと滑っていくコインの動きが気持ちいいiOS向けアクション「コインサッカー 〜ワールドショット〜」を紹介しよう。コインサッカーといえば,コイン3枚使った遊びをイメージするかもしれないが,本作はどちらかというとピンボールやホッケーに近いタイプのゲームとなっている。ちなみに,本連載第8回で紹介した「ナンバーゾーン」の作者である宮田 聖氏の新作タイトルでもある。
「コインサッカー 〜ワールドショット〜」ダウンロードページ
本作のフィールドは,周囲が壁で囲まれた細長いものとなる。ガーターがないボーリングのレーンというと分かりやすいかもしれない。コインをドラッグしながら手前に引き,指を離せばコインが発射される仕組みとなっており,画面奥にあるゴールへと滑り込ませることができればステージクリアとなる。コインを引く距離によって弾き出される強さが変わり,左右に動かせば角度も変更可能だ。直接ゴールを狙っても問題ないが,コース上には障害物が置かれていることもあるので,ときには壁を使うなどの工夫が必要となってくる。
コインがゴールに届かずに失速するか,「赤いチェス」の駒に触れるとミスとなり,手持ちのコインが1枚減ってしまう。コインは2分ごとに1枚もらえるが,やみくもにプレイしているとすぐになくなってしまうので,慎重にプレイするようにしよう。
コース上には,「青いチェス」の駒が配置されていることもあり,コインがあたると弾き返してくれる,いわゆる仲間のようなもの。ステージが進むと,この青いチェスの駒を利用しないとゴールできないシーンが増えてくるので,プレイヤーは,反射をうまく利用する必要が出てくる。
ゲームが進んでいくと,赤や青のチェスの駒以外に,ときおり姿が見える「透明チェス」や,そばを通るとコインが引き寄せられる「重力チェス」,そして矢印の方向へ加速する「加速板」といったギミックが登場。ステージ中盤以降は,これらが複合して登場するため,難度がグンと上昇するのだ。
コインを弾く速度,角度が攻略のすべて。ミスした場合は,そのときの状況が薄く矢印で表示される |
「スペシャルコイン」は,すべてのチェスの駒を吹き飛ばすことが可能な奥の手。3枚しかないので,ここぞという場面で使おう |
無料で遊べるタイトルながら,グラフィックスやBGMの完成度は高く,コインの動きを計算しつつ,プレイするのはなかなかクセになる。
ただし,全体的に難度が高いため,コインがすぐになくなりがちなのが少々ストレスに感じたが,急かされるようにプレイするゲームではないので,コインの回復を待ちつつのんびりプレイするといいだろう。
昼,夕,夜と変わりゆくゲーム内の景色を楽しみながら,じっくりとコインを弾いてみてほしい
「コインサッカー 〜ワールドショット〜」ダウンロードページ
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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