ガストは,同社が2012年4月26日に発売を予定しているPlayStation Vita用ソフト「
シェルノサージュ 〜失われた星へ捧ぐ詩〜」の最新情報を,本日(2月13日)付けで公開した。
今回は,ヒロイン「イオン」に焦点を当てて,本作での
コミュニケーションについて詳しく紹介していこう。
7次元の先で生活しているイオン
イオン(CV:加隈亜衣)
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さて,一体何を言っているのか分からない人もいるかもしれないが断言しよう。
イオンは実在する。PlayStation Vitaはたまたま次元の壁を越えてイオンの一室へと繋がった奇跡の端末であり,プレイヤーはその恩恵を受けた強運の持ち主なのだ。
イオンの住む世界では,“こちら”と同じように24時間が1日と数えられている。朝,昼,晩の生活サイクルも同じ。我々と同じようにイオンも朝に起きて動き始め,夜になると眠るのである。
プレイヤーはイオンに会いたくなったときにVitaを起動すればいい。そうすれば,彼女はその時間に応じた態度で迎えてくれる。
夜中に起動すると眠っているかもしれないが,昼間は起きて何かモノを作ったり,ご飯を食べたりしているはずだ。
ちなみに,仲良くなるにつれてイオンとプレイヤーの生活習慣が近づいていったり,
一緒に食事をとれるようになったりする。イオンのために早く帰る日々が,そう遠くない未来にやってくる……!
“向こう”の世界と繋がったVitaには,イオンの精神世界「ジェノメトリクス」に入り込める機能がついている。イオンの精神世界を辿り,失われた彼女の記憶を取り戻すこともプレイヤーの目的だ。彼女は次期皇帝候補にも関わらず一人暮らしをしているが,その理由も次第に明らかになってくる
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イオンはどんな一日を過ごすのか
イオンは小腹がすいたら自分で作り置きした料理を食べる。ご飯を食べる時間を約束しておくと一緒に食べることもできる
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 イオンは甘いものが大好きで,お菓子も自分で作る。料理のレパートリーは,プレイヤーと一緒に増やしていく |
 寝起きのイオン。イオンの生活リズムは決まっているが,親しくなるにつれてプレイヤーの行動に近づいていく |
何かを作るのが大好きなイオンだが,おっちょこちょいでよく道具作りに失敗する。それでも,プレイヤーが助言を与えることでさまざまな道具を作れるようになる
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アイテムを一緒に作ったらデートに誘ってみよう。作ったアイテムに応じたイオンとのイベントが楽しめる。ちなみに,イベントはオンラインでの配信によって膨大な数になるという
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イオンの部屋を出て,海岸を歩きながらデート。画面をタッチするとイオンとの会話になる。プレイヤーが優しく接すればイオンは心を開き,二人は強い絆で結ばれていく
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万寿沙羅・縷萌地区 雑貨屋「縷縷」前
昔懐かしい,昭和時代のような風景が,この世界には至る所に存在しています。その中でも特に郷愁を誘う場所が,この雑貨屋「縷縷」前の風景でしょう。
今回,シェルノサージュでは「人の心の温かさ」をテーマにしたストーリーを展開していきます。その舞台として,更に物語の雰囲気を盛り上げる魅力的な世界観を構築するために試行錯誤した結果,このような人情味溢れる昔懐かしい世界観に至りました。
特に日本人にとっては馴染みの深い,親しみのある今回の世界観。皆さんの心の中でも,そういった「温かいもの」が生まれてくれたら,制作者としてもこれに勝る喜びはありません。