カプコン「バイオハザード6」の最新ムービー2本を公開。エイダ・ウォンに専用のストーリーが用意されていることが明らかに

　カプコンは本日（2012年8月2日），同社が10月4日の発売を予定している超人気シリーズの最新作「バイオハザード6」（PC/PlayStation 3/Xbox 360）の最新ムービー2本および，国内版のパッケージアートを公開した。公開されたのは「Forest Cemetery Gameplay」と「AGENT HUNT MODE Gameplay」と題された2本で，前者はゲームに登場するキャラクターの一人，エイダ・ウォンに関するもの。

「バイオハザード6」公式サイト

これまで，各主人公の物語に関わる重要人物として紹介されていたエイダ・ウォンだが，そのエイダに専用のストーリーが用意されていたことが明らかになったのだ。
　ムービーには，森の奥の墓地を舞台に彼女が挑むミッションの様子がたっぷりと収められており，途中で出会ったレオン，ヘレナと共にクリーチャーに立ち向かう姿も確認できる。

　また，AGENT HUNT MODE Gameplayでは，新たに発表されたゲームモード「エージェントハント」の概要が説明されている。エージェントハントは，プレイヤーがクリーチャー側になり，ほかのプレイヤーのゲームに乱入して主人公であるエージェント達を倒すという，ユニークなものだ。クリーチャーとエージェントの戦い，果たして勝つのはどちらだろうか。掲載したムービーに合わせて，以下のリリース文も参照してもらえると，ムービーの内容がグッと分かりやすくなるはずだ。

「バイオハザード6」国内パッケージアート公開!!

ついにバイオハザード6の国内パッケージアートが公開された。
レオンとヘレナ、クリスとピアーズ、ジェイクとシェリー、それぞれの主人公たちだけではなく、今回、新たに専用のストーリーが用意されていることが公開された、エイダも加わり７人の主人公たちが描かれている。
複数のストーリーが同時に進行しつつも、時にその運命がまじりあう、バイオハザード6のストーリーを象徴するようなアートと言えるだろう。

エイダ、再び…

ADA STORY
これまで、各主人公のストーリーに関わる重要なキャラクターとして紹介されていたエイダ・ウォン。そのエイダに、専用のストーリー(キャンペーン）が用意されていることが、今回判明した。これまで、エイダの周りでささやかれてきた「ネオ・アンブレラ」という言葉。その言葉の意味が、このストーリーで判明するのだろうか。そして、レオン、クリス、ジェイクたちと、どのような運命の交差を見せるのか。見どころは尽きない。

小高い場所に凛と立つエイダ、眼前には墓地のような場所が見えるが、この場所は一体…

エイダの固有武器は、クロスボウ。そして、華麗な身のこなしも、武器の一つだ。

エイダのストーリーでは、ほかの3人と違い、パートナーの姿が見えない。パートナーは存在しないのだろうか？

恐怖と謎が支配する

左目にはめ込まれた宝石のようなもの。空洞になった、右の眼窩、左目と同様に何かがはまっていたのだろうか？ エイダのステージには、このような謎解きも多く用意されているようだ。

地下、そして紋章らしきものが刻まれている扉。天井に空いた穴、ここには、恐怖と謎が満ちている。

吊るされた死体。ロープに付けられている、黄色い錠前のようなものが、気になるが…

這い寄る死の影

エイダ編にもゾンビが登場するようだが、今までに見られたような、生きていた頃の面影はほとんど感じられない。これは、埋葬されていた死人が甦ったということなのだろうか？

壁に撃ち付けられた死体。貫いているのは、ボウガンの矢のようにも見えるが…

培養槽の中に収められている異形のモノ、すでに確認されているサナギに形状が似ているが…。また、手術台らしきものも？ ここは、何かの実験施設なのだろうか？

ワイヤーのようなものを手にするエイダ。これも武器の一種なのか。それとも、それ以外の使い道があるのだろうか。

肥大した体で眼前に立ちふさがるクリーチャー。これも、ゾンビの一種なのか？ その巨体はエイダを追い詰め、確実に逃げ場を奪っていく。

エイダの前に立ちふさがるのは、ゾンビだけではない。未確認のB.O.W.の存在も明らかに。その外見からは、かなりの耐久力があるのではないかと想像できる。

施設は相当の広さがありそうだ。そこかしこの物陰に、恐怖と言う名の敵が待ち構えている可能性がある。

敵を前にひるむエイダ。その巨体を活かした、特殊な攻撃方法でもあるのだろうか？

施設には、いたるところに実験体らしき物の姿が。新型B.O.W.との関係は？

交差する運命
CROSSOVER
レオン×エイダ

レオンとエイダ。これまで幾度となく“出会いと別れ“を繰り返してきた二人だが、バイオハザード6でも、再び運命の交差を果たす。その時、二人の間でどのような言葉が交わされるのか？ そして、待ち受ける過酷な運命にどのように立ち向かっていくのか？

3人で敵に立ち向かうシーンも用意されているようだ。レオン、エイダ、そしてヘレナに襲いかかるのは、どのような恐怖なのか？

運命の交差は続いていく…

3人が見上げる先にあるモノ。それは新たな恐怖をもたらす物なのか？

エイダに銃口を向けるヘレナ。その真意は？

エイダがクロスボウで狙う先にはレオンとヘレナの姿が。 この一矢が、運命の歯車を回し始めるのか？

手にしているキューブは、どうやら通信機のようだ。通信している相手は？ そして、その内容とは？

協力して、運命を乗り切れ

時にはエイダ×ヘレナで、レオンを助けるようなシーンもある。レオンが仕掛けを操作している間、寄ってくる敵を2人で倒せ。

レオンとエイダのクロスオーバーでは、レオン×エイダとパートナーチェンジも。

立体的な地形が、行く手の困難さを予想させる。

3人へ襲いかかる悪夢

巨大に伸びる爪のような触手を振り回し、襲いかかるクリーチャー。新型のB.O.W.なのか？ ヘレナに襲いかかるクリーチャーをエイダが援護するシーンも。

3人を翻弄するクリーチャー。弱点はあるのだろうか？ また、クリーチャーだけではなく、同時にゾンビの姿も確認できる。相当な激戦が予想される。

相手は同じクリーチャーのようだが、違う場所のようにも見える。激闘の場所は、複数用意されているのかもしれない。

敵は主人公！
AGENT HUNT

今回、新たに発表されたゲームモード、それが「エージェントハント」だ。プレイヤーは、クリーチャー側となり、他のプレイヤーのゲームに乱入。主人公（エージェント）たちを倒すことを目的とする。エージェントハントで乱入できるステージでは、最大2名までクリーチャー側として乱入可能。（主人公側と合わせてそのステージでは最大4名のCo-opとなる）操作できるクリーチャーもステージによって異なる。操作は、画面を見る限りプレイヤー時とは違うようだ。

他のクリーチャーと協力して、主人公を攻撃するなどの戦略も楽しめるのだろうか？

攻撃方法などは、画面下部に表示されている。また、ライフを現すUIも、専用のものとなっている。

変異する恐怖を操れ！

ジュアヴォの最大の特徴と言えば、ダメージを受けた部位が変異し、攻撃方法が変わるところ。その特徴は、エージェントハント中でも健在だ。ダメージを受けると、部位が変異。それに合わせて攻撃方法も変化する。ただ敵を操作するだけではなく、その敵の特徴に合わせて遊びが変化していくことも、エージェントハントの醍醐味の一つと言えるだろう。

変異したことにより、攻撃方法が変わったことが確認できる。

操れる敵は、ジュアヴォだけではない。まだ詳細は不明だが、同じステージで全く未知のB.O.W.も登場するようだ。このB.O.W.は、どのように出現し、どのようにジェイク達を恐怖に陥れるのであろうか？

攻撃方法のところに「針攻撃」の文字が確認できる。全身を覆う針による攻撃と推測されるが、伸縮する針による攻撃なのだろうか？ それとも、針を飛ばしてくる遠距離攻撃なのだろうか？ その他にも、毒沼噴射の文字が。興味は尽きない。