「マジック・ザ・ギャザリング」が映画シリーズ化？　20世紀フォックスが映画化権を取得

　1993年にWizard of the Coastよりリリースされ，今なお高い人気を誇るトレーディングカードゲーム「マジック：ザ・ギャザリング」（Magic: The Gathering）が，映画化されるかもしれない。北米時間の2014年1月13日，映画やテレビなどの情報を扱うアメリカの週刊誌The Hollywood Reporterが明らかにしたところによると，20世紀フォックスが，同作の映画化権の契約を，版権を持つ玩具メーカーHasbroと結んだのだという。

日本では新たなエキスパンション「神々の軍勢」が2月7日に発売される

　マジック：ザ・ギャザリングと言えば，その深いゲーム性と収集要素により世界的な人気となったカードゲームだ。現在でも，世界各地でショップや学校，コンベンションセンターなどを利用したさまざまなトーナメントが開催されている。日本でも販売されているので，現在プレイしている人や，学生時代に大いにハマったという人も多いだろう。

　Wizard of the CoastがHasbroに買収されたのは1999年のことだが，これまで実写映画化されたことはなかった。映画版の詳細は現時点では明らかにされていないものの，「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」のような，大きな規模での映画シリーズになるとのこと。プロデューサーを務めるのは「X-Men: Apocalypse」や「The Fantastic Four」などを手掛けるサイモン・キンバーグ氏だという。公開はまだ先の話になりそうだが，初の映画がどのようなものになるのか，マジック：ザ・ギャザリングプレイヤーやファンタジー映画ファンは要注目だ。

「マジック：ザ・ギャザリング」公式サイト