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ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう
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印刷2011/02/05 00:00

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ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう

画像集#002のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう
 2011年1月21日に,ベクターが日本での独占配信契約締結を発表し,2011年春の日本サービスを目指す新作MMORPG「聖境伝説ONLINE」(邦題未定)。本作は,「Grand Fantasia -精霊物語-」の開発元である台湾のデベロッパ,X-Legend Entertainmentが開発する王道ファンタジーMMORPGだ。

 本作の世界は全体的に色鮮やかなグラフィックスで表現されており,15種類の職業やペットシステム,ギルドで街を所有できる要素などがある。今回,台湾にあるX-Legend Entertainmentを訪れ,本作の概要を聞いてきたので紹介しよう。
 同時に,今回紹介する要素を確認できるムービーも掲載したので,先にそちらを見ておくと分かりやすいだろう。なお,ムービーは台湾でのサービスのために作成されたもので,日付などは日本サービスとは異なっている。その点についてはご注意を。


「聖境伝説ONLINE」公式サイト

「Vector(ベクター)」公式サイト



世界観


画像集#052のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう

 さまざまな種族が移り住んだ中央大陸では,種族ごとの信念の違いなどによって紛争が絶えなかった。そんな中で,一般人と比べて能力が高く,“悪”を打ち倒せる魔法が使える少年/少女が出現。彼らは,人々から神の贈り物「永遠の子(エターナルチルドレン)」と呼ばれるようになった。

画像集#053のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう

 プレイヤーは「永遠の子」として,理想郷を求めて冒険を繰り広げるのだが,永遠の子はクリスタルから生み出された存在なのだという。クリスタルには2種類あり,一つは“善”である永遠の子を生み出した青いクリスタル。そしてもう一つが,“悪”の存在を生み出した赤いクリスタルだ。
 プレイヤーはクエストを辿って冒険を進めていくなかで,赤いクリスタルの存在を知り,世界を破滅へと導く存在“悪魔の子”達と戦いを繰り広げるのだ。

画像集#054のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう

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種族/クラス


 本作には人間のほか,ネズミ族,クマ族,カメ族,カエル族,ビースト族,リザード族,イノシシ族などさまざまな種族が登場する。その中で,プレイヤーキャラクターとして操作できるのは,(台湾では)現在のところ人間とネズミ族の2種族となっている。
 ちなみにネズミ族は,1月26日にプレイヤーキャラクターとして実装されたばかり。クマ族などのほかの種族については,まだプレイヤーキャラクターではないが,ゲーム中にNPCとして登場しているようだ。

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 クラス(職業)は15種類用意されているが,ゲーム開始当初は“戦士”“魔術師”のどちらかを選択することになる。それ以降は,レベルに応じて新クラスが解放され,それらを状況に合わせて変更しながら冒険するのだ。なお,各クラスの習得レベルと特徴は以下のとおり。


レベル1:
●戦士(防御系)
近距離戦闘が得意で,武器の扱いに長けたクラス。物理ダメージに対して,高い耐久力がある。

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●魔術師(魔法攻撃系)
炎や雷などを発する攻撃魔法のエキスパートだ。

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レベル5:
●神官(回復系)
回復や強化魔法を使いこなすクラス。地味ながらもパーティーに欠かせない存在になるだろう。

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レベル10:
●狩人(遠距離攻撃系)
弓などによる遠距離攻撃を得意とするクラス。動物を呼び出すといったスキルを持っている。

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レベル15:
●シーフ(近距離攻撃系)
素早い動きと,両手の2本の武器を持って戦うスキルが特徴的なクラス。

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レベル20:
●バード(回復系)
楽器を演奏しているあいだ,優れた有利なスキルを与え続けられるクラス。

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レベル25,戦士レベル20:
●騎士(防御系)
小型のモンスター討伐に特化された,俊敏なタンククラス。

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レベル30,狩人レベル25:
●機鋼師(遠距離攻撃系)
通称エンジニア。ロボットに変身して,さまざまな遠距離系スキルで敵を攻撃するという一風変わったクラス。

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レベル35,魔術師レベル30:
●幻術師(魔法攻撃系)
戦況のコントロールに長けており,いくらかの魔法ダメージをもたらすクラス。

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レベル40,シーフレベル35:
●モンク(近距離攻撃系)
高いHP(ヒットポイント)と打撃力が特徴のクラス。

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レベル45,神官レベル40:
●祈祷師(回復系)
デバフ系スキルと回復,ステータス強化スキルを持ち,動物を呼び出せる。

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レベル50,バードレベル45:
●舞踏家(近距離攻撃系)
バフ,デバフといった魔法を持ちながら,両手に持った2本の剣での攻撃もこなすクラス。

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レベル55,魔術師レベル50,祈祷師レベル50:
●死霊師(魔法系)
ダーククリーチャーの召喚や,呪いによる敵の弱体化が可能なクラス。

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レベル60,騎士レベル55,神官レベル55:
●聖騎士(防御系)
盾による防御が得意なクラス。HPの回復や不利なステータスを除去するスキルを持ちながら,強力なダメージを与えることにも長けている。

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レベル65,狩人レベル60,モンクレベル60:
●義賊(遠距離攻撃系)
通称レンジャー。移動性と狙撃に特化されたクラス。遠距離から攻撃するエキスパート。

画像集#010のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう

とくに変わったクラスといえば,ロボットに変身する“機鋼師(エンジニア)”だ。見た目は種族ごとで異なり,同じ種族であれば男女どちらが変身しても同じロボットになる
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 プレイヤーキャラクターは,一般的なMMORPGと同様に,クラスの成長に合わせてスキルを習得していく。習得したスキルは,同系統であれば,クラスを変更してもそのまま利用できる。例えば,防御系の戦士のスキルは,同じく防御系の騎士になっても,そのまま使えるというわけだ。
 さらに,クラスを成長させていくことで,そのクラスに関係のあるステータス向上などの効果を持った“クラス証明書”が入手できる。証明書は,クラスごとに15種類あり,証明書を組み込むためのインタフェース上にあるスロットに入れることで,ほかのクラスでもその能力を発揮できるのだ。
 スロットは,プレイヤーキャラクターのレベルが上がると数が増えていき,キャラクターレベル60で7スロット分が開放される。また,証明書の装備の仕方によって,プラス効果があるのも特徴だ。


7つのスロットと,スロットに囲まれた2つの“印”が確認できるが,この印がポイントだ。この印の周囲にあるそれぞれのスロットに,同系統の証明書を装備すると,その数だけ証明書の効果が上昇する。例えば2つの系統の証明書を7スロットに装備する場合,4スロットと3スロットに分けることができるが,当然,効果の上昇率は4スロットの方が大きい。中心のスロットにどの系統を置くのかが重要になる
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戦闘システム


 本作の戦闘システムは,ターゲットをクリックすると,自動で攻撃を開始するタイプのものだ。また,モンスターには弱点の属性が存在し,その属性で攻撃すると,HPのゲージとは別にBP(BrokenPoint)ゲージが減少し,これをゼロにすることで“部位破壊”ができる。
 部位を破壊すると通常のドロップアイテム以外に,部位破壊によるドロップアイテムが獲得できるので,可能なかぎり戦闘では部位破壊を狙いたい。なお,部位を破壊されたモンスターは,例えば空を飛ぶモンスターの羽が破壊されれば,地面を這って襲ってくるなど,部位破壊後にアクションが変化する。
 BPは弱点属性以外の攻撃では一切減少しないので,使用する武器(斬撃/突刺/打撃),や魔法(火/雷/氷など6種)の属性に気を配りながら戦うことになるだろう。

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 クラスによって武器の装備制限はないので,敵の属性に合わせて武器を持ち替えるといった戦い方ができる。だが,スキルには特定の種類の武器でなければ使えないものがあるため,部位破壊を狙うのでなければ,そのクラスに適した装備で攻撃するほうがいい。

 ちなみに武器には,品質によって6つのランクが存在する。ランクは名前の色で表されており,中でも特別なランクの装備は,紫とオレンジの名前を持っている。名前が紫色の武器はドロップ品として入手できるもので,能力が非常に高い半面,壊れやすい。一方,名前がオレンジの武器は,生産でのみ入手でき,壊れないという特徴がある。
 さらに,こうした装備品の強化も可能で,攻撃力の増加だけでなく,一定のレベルを超えると,ランダムで命中率がアップするなどの属性付与の可能性もあるとのこと。

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タウン(街)システム


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 本作には,ギルド単位でプレイヤーの街を持てるというシステムが用意されている。
 プレイヤーキャラクターのレベルが20になると,50ゴールドでギルドを設立できる。ギルドにはレベルが存在し,ギルド所属メンバーがギルドクエストをクリアすることでギルド経験値が得られ,レベルが上がる。なお,ギルドレベル1の段階では,そのギルドに入れるのは50人までだが,ギルドレベル7になれば200人までとなる(ギルドレベル10になれば300人)。また,ギルドレベルを3まで上げ,ギルド事務官に500ゴールドを払うと,ギルド街の設置が可能だ。ギルド街には,森タイプと山タイプの2種類があるが,機能的な違いはないので,好きなロケーションを選択すれば良いだろう。

 街には,生産/採集を依頼できる建物や,オークションなどの都市機能を持ったNPCを配置できる建物,製品を販売している商店,そしてイベントなどで入手できる特殊なオブジェクトといった,4種類の建築物の建設が可能だ。ただし,建設はギルドマスターのみが行える。

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 生産/採集の建物を建てると,そのギルド街では素材の採集とアイテムの生産ができるようになる。とはいえ,ただ建設しただけではアイテムを入手できるわけではない。まずは,依頼書を販売するNPCを,その建物に配置する必要があるのだ。生産/採集してもらえるアイテムは,依頼書の種類によって変わり,配置するNPCごとに販売している依頼書は変化する。レアな依頼書を販売するNPCは,ダンジョンやクエストをクリアすることで入手できるという。

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NPCに依頼して,生産や採集を行う
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NPCを宝箱から救い出して,ギルド街に来てもらおう

 依頼書を購入して建物のNPCに(生産であれば素材も)渡すことで生産/採集が行えるのだが,アイテムが入手できるまでは,ある程度の時間が必要になる。依頼は,最大10件まで同時に行えるので,余裕があるなら複数依頼しておきたいところだ。なお,生産や採集は必ず成功するわけではなく,依頼したアイテムのレベルによって成功率が変化するとのこと。
 また,建物にはレベルが存在し,このレベルを上げると,その建物に配置できるNPCの数が増えたり,採集/生産できるアイテムの成功率が上がるといった効果があるという。

 特殊なオブジェクトは,イベントなどで入手できるクリスマスツリーといったイベント物や,ボスの討伐で手に入る特別な効果が得られるアイテムなどがある。設置場所は1か所で固定されているので,あれもこれもというわけにはいかないが,ギルドで集会を行うときに,飾り付けるといった使い方ができるだろう。

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 ギルド街の運用は専用のインタフェースで行え,ここからどんな機能が用意されているのかなどの確認もできる。
 もちろん,ほかのギルドの街でも,NPCに生産/採集の依頼は行えるので,ギルドに所属しないプレイヤーでも,ギルド街のシステムを楽しめる。
 ただし,ギルド外のプレイヤーがギルド街の機能を利用する場合,ギルドが設定している税金が加算されるため,割高になってしまうことがある。税はそのままギルドの収入になり,最大で1000%まで設定できるが,あまり高いと誰も利用しなくなってしまう。バランスの良い税率を設定して,ギルドを運営したいところだ。

ギルド街の税率を設定中(左)。最適な税率は何%? また,ギルドを設立すれば,ギルド専用の倉庫も所有できるので活用したいところ
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 なおギルド街は,3日間に10人以上のアクセスがないと消去されてしまう。消去される前にゲーム内で告知されるとのことだが,うっかり忘れないようにギルドメンバーの集合場所にしておくなど,日常的に利用していく仕組みを考えるのがいいだろう。


アバター


 プレイヤーキャラクターは通常装備のほかに,いわゆるアバター衣装が装備できる。これは別のスロットに装備するため,見た目だけの変更が可能だ。開発スタッフによると,現在のところ台湾では1週間に一つという,早いペースでアバターが追加されているという。日本向けというわけではないようだが,すでに和服も実装されており,かなり人気の高いアバターになっているとのこと。その次に人気なのがメイド服だそうだ。

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 このように続々と追加されていくアバターだが,そんなに追加されても保管場所に困るのではという心配もあるだろう。
 本作では,装備アイテムごとに自由に衣装を出し入れできるクローゼットのようなインタフェースが用意されているので,安心して着替えが楽しめる。いわゆる倉庫とは別で,1アイテムにつき1個ずつしか置けない特殊なものだが,着替えはそれぞれ1着ずつあれば問題ないはずだ。
 また,本作に実装されている,すべての装備アイテムがアイコンとして表示されているので,そこを埋めていくコレクション的な楽しみもあるだろう。さらに,このアイコンをクリックすることで,未入手のアバターなどでも,身につけたときのプレビューが表示される機能付きだ。購入前にいろいろと見た目が確認できるのは嬉しい。

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衣装/カラーリング(染料)システム


 アバターや服といえば,さまざまな色を揃えたいと思うのが,プレイヤーの心情というものだろう。
 本作では,そんなプレイヤーが満足できそうな,カラーリングシステムが用意されている。それは,プレイヤーキャラクターの衣装やアバターの色を,カラーリング剤を利用して,自由に変更できるというもの。染色できる場所は3か所あり,色の組み合わせも楽しめそうだ。
 カラーリング剤には通常の色を染色するタイプのほかに,キラキラと点滅を繰り返す特殊なものも存在する。こうした特殊なカラーリング剤は,有料アイテムとして販売されるとのこと。

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騎乗動物/ペットシステム


 本作のプロモーションムービーを見た人であればご存じのとおり,本作では“アルパカ(?)”をはじめ,イノシシ,サーベルタイガーといった騎乗動物に乗って移動できる。ちなみに,台湾では期間限定で販売されたゴールドバージョンのアルパカも存在するのだが,日本でのサービス時にも登場するのだろうか?
 なお,通常の白いアルパカは,レベル30のクエストをクリアすることで入手できるとのこと。アイテムモールでも騎乗動物を購入でき,こちらは通常よりも移動速度が速くなっている。

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 一方,騎乗動物とは別に,プレイヤーの後を追ってくるペットとして,犬(6種類)と猫(2種類)が用意されている。現在のところアイテムを拾ってくれるという能力しかないが,先々はプレイヤーキャラクターと一緒に戦闘するようになるそうだ。

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名刺システム/パートナー(恋人)システム


 本作にはコミュニティを活性化させる機能として,“名刺システム”や,特定のプレイヤーキャラクターとパートナーを組めるシステムが用意されている。

 名刺システムは,プレイヤーキャラクターのプロフィールを登録することで,ほかのプレイヤーが検索できるというもの。例えばプロフィールに誰かとパーティを組みたい旨などを記載しておけば,パーティメンバーを探している人が見つけやすくなる。プロフィールは非公開にもできるが,一緒に遊ぶプレイヤーを見つけたいときなどには公開設定にしたいところだ。ちなみに台湾では,半数以上のプレイヤーが公開しているとのこと。

画像集#039のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう

 一方のパートナーシステムは,パートナーを組んだ状態で一定時間が経過すると,PP(Partner Point)が取得でき,ポイントを使って特殊なアイテムなどと交換できるというもの。説明では,恋人システムと話していたが,男女だけではなく同性でも問題なく組める。

画像集#026のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう 画像集#027のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう


日本は重要な市場

日本独自のクラスも実装されるかも?


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 本作は,キャラクター作成画面やゲーム内のインタフェース上で,アクションや未入手の衣装などのプレビューができたりと,全体的にプレイヤーに親切な作りになっている印象を受けた。日本ではアバターアイテム,いわゆる着せ替えが好きなプレイヤーは多いので,こうした仕様は喜ばれるのではないだろうか。日本人好みの要素が多そうな作品だけに,ベクターによる今後の展開が楽しみだ。

話が一段落したところで,指示を出すCEOのNelson Chang氏
画像集#083のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう
 ちなみに,X-Legend EntertainmentのCEO,Nelson Chang氏は,日本のオンラインゲーム市場を非常に重要視している。というのも,日本のプレイヤーの要望に応える形で作ったアイテムは,ほかの国でも人気が出るのだという。 そういった考えを持っているため,Chang氏は日本でのサービス開始を,ほかの国よりも優先させるのだそうだ。

 なお,日本でのサービスに向けて,忍者や侍といったクラスの追加にも乗り気だった。仮に製作するとして,製作期間がどれくらになるのかを聞いてみたが,「要求があればすぐにでも作る」とコメントしており,日本人プレイヤーがあげる要望にも柔軟に対応してくれそうな雰囲気だった。(実際,この話をしたあとに,なにやら指示が飛んでいた)。


今回の取材で,本作の内容をいろいろ説明してくれた,プロジェクトマネジャーLusing Wu氏(左)と,デザインディレクター Naco Hung氏(右)
画像集#085のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう
本作の制作に熱意をこめています。その全力投球に対して,プレイヤーのみなさんが,どのように感じられるか。不満があれば,ぜひ意見をください
画像集#084のサムネイル/ベクターが2011年春にサービス予定の「聖境伝説ONLINE」とは,どんなMMORPGなのか。台湾のX-Legendを訪問して直接聞いてきたので紹介しよう
これまでに開発した作品のなかで,一番の自信作です。ぜひ,日本の方にも楽しんでもらいたいです


「聖境伝説ONLINE」公式サイト

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※クラス名やシステム名は,日本サービス時に変更となる可能性があります。
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