矛盾を撃ち抜け。スパイクのPSP用新作ソフト「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」が2010年11月25日に発売

　スパイクは本日（8月5日），PSP用新作ソフト「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」を，2010年11月25日に発売すると発表した。価格は5229円（税込）。


　本作は，殺人事件の真相を暴くために，議論の場である学級裁判で，相手を論破していくという推理アドベンチャーだ。ゲームは，ハイスピードで展開していくとのことで，スパイクは推理アドベンチャーとアクションを掛け合わせた新ジャンル「ハイスピード推理アクション」として発売するという。

　本作の舞台，「私立 希望ヶ峰学園」で始まる「絶望」の高校生活。学園内に閉じ込められた超高校級の学生15人は，学園から脱出するために，“殺人”を行わなければならないという。
　そんな状況で殺人事件が起こるのだが，プレイヤーはその真相を暴くべく，学級裁判で犯人を追い詰めていくことになる。いったい誰が殺人を犯したのか，そして学生達を閉じ込めた黒幕とは？

　学級裁判はハイスピードで展開していき，プレイヤーは飛び交う生徒達の主張から矛盾を見つけ出し，弾丸に見立てた“捜査で集めた証言や証拠”を，その発言に撃ち込んで論破していくという。弾丸を撃ち込むスピードが遅れると，論破できずに真相は暴かれないまま，闇に葬られてしまうのだろうか？
　公式サイトでは，そんな本作の仕組みが垣間見られる，プロモーションムービーが公開されているので，さっそく確認してみよう。

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」公式サイト

ストーリー
舞台は、あらゆる分野の超一流高校生を集めて育て上げる為に設立された、政府公認の特権的な学園「私立 希望ヶ峰学園」国の将来を担う“希望”を育て上げるべく設立されたこの学園に、至極平凡な主人公、苗木誠もまた入学を許可されていた。
平均的な学生の中から、抽選によってただ１名選出された超高校級の幸運児として……。

入学式当日、玄関ホールで気を失った誠が目を覚ましたのは、密室となった学園内と思われる場所だった。
「希望ヶ峰学園」という名前にはほど遠い、陰鬱な雰囲気。薄汚れた廊下、窓には鉄格子、牢獄のような圧迫感。
何かがおかしい。

入学式会場で、自らを学園長と称するモノクマは生徒たちへ語りはじめる。
――今後一生をこの閉鎖空間である学園内で過ごすこと。外へ出たければ殺人をすること。――

主人公の苗木を含め、この絶望の学園に閉じこめられたのは、全国から集められた超高校級の学生15人。
生徒の信頼関係を打ち砕く事件の数々。卑劣な学級裁判。黒幕は誰なのか。その真の目論見とは……。
目に見えない敵との戦いが今、幕を開ける。

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」公式サイト