「モンスターハンターポータブル 3rd in ナムコ・ナンジャタウン」コラボメニューのいまだかつてない造形は必見。グランドオープン前に開催されたメディア向け内覧会をレポート

　東京都豊島区にあるナムコ・ナンジャタウンにおいて，「モンスターハンターポータブル 3rd in ナムコ・ナンジャタウン」が，2011年5月29日までの期間限定で開催されている。
　このイベントは，カプコンの「モンスターハンターポータブル 3rd」と，アミューズメントスポット「ナムコ・ナンジャタウン」のコラボイベントだ。

　なおナムコ・ナンジャタウンでは，東北地方太平洋沖地震の影響により，当面の間は営業時間が変更され，平日は11：00〜18：00，土日祝日は10：00〜18：00（共に最終入園17：00）となっている。まだ余震も収まりきっておらず予断を許さない状況であるため，来園する際は，営業の有無はもちろん，交通機関の運行状態なども事前に確認しておいたほうがいいだろう。

「モンスターハンターポータブル 3rd in ナムコ・ナンジャタウン」会場
・リアル集会所 11：00〜17：00（最終受付）
・リアルクエスト　教官とニャン次郎からの挑戦状！ 11：00〜17：00（最終受付）
・訓練所クエスト〜タイムアタック〜 11：00〜17：00（最終受付）
・チャレンジ屋台　〜肉焼きガラポンG〜 11：00〜17：30（最終受付） 　
・グッズショップ　ユクモ村 道具屋 11：00〜17：50

　掲載までに少々間が空いてしまったが，ここでは，3月11日にグランドオープンに先立って開催された，メディア向けの内覧会の模様をお伝えしていく。

「モンスターハンターポータブル 3rd」公式サイト

「モンスターハンターポータブル 3rd in ナムコ・ナンジャタウン」特設サイト

ナムコ・ナンジャタウン公式サイト

　本イベントは園内のナンジャアリーナで開催され，期間限定ミニアトラクション「ユクモ村リアルクエスト 教官とニャン次郎からの挑戦状！」をはじめ，オリジナル景品が多数登場する「チャレンジ屋台〜肉焼きガラポンG〜」，グッズ販売が行われる「ユクモノ道具屋」，最大80名が集える20卓の「リアル集会所」や訓練所クエスト「タイムアタック」などが用意される。
　また，園内各所のフードメニュー提供店舗では，「モンスターハンターポータブル 3rd オリジナルデザート＆フード」を楽しむことができる。

関連記事：

・「モンスターハンターポータブル 3rd in ナムコ・ナンジャタウン」で催される新たなイベント情報が公開に。出掛ける前にチェックしておこう

ナムコ・ナンジャタウン“町長”の黒田泰造氏

　メディア向けの内覧会では，最初にナムコ・ナンジャタウン“町長”の黒田泰造氏が挨拶を行った。
　黒田氏はまず，2010年に行われた「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」（PSP）とのコラボが「大盛況のうちに幕を閉じることができた」と述べ，今回「MHP 3rd」で再びコラボが実現できたことへの感謝を，カプコンおよび関係者に伝えた。なお今回は，前回の約4倍の規模で展開していくとのこと。
　また本イベントにおいても，ハンターのコミュニティ形成の場，出会いの場になることを期待していると述べた。

カプコン 「モンスターハンターポータブル 3rd」ディレクターの一瀬泰範氏

　続いては，「MHP 3rd」のディレクターであるカプコンの一瀬泰範氏が登場。一瀬氏は，発売から3か月ほど経過した現在も，多くの人が「MHP 3rd」をプレイしていることに感謝の意を示した。
　一瀬氏によれは，今回のイベントは「ぽかぽかアイルー村」のコラボイベントが予想以上の反響だったことから，ナムコ・ナンジャタウンからMHP 3rdでもまたやりたいとの打診を受けたことがきっかけだったとのこと。
　一瀬氏は「僕らも，春休みやゴールデンウィークの期間，モンハンの世界を楽しんでいただける場を提供できたらと思っていた」と，イベント実現の経緯を話していた。

リアル教官とリアルニャン次郎が園内に登場

　ではここからは，ミニアトラクション，グッズショップ，コラボメニューなどを順に紹介していこう。なお，今回はオープン前に訪れたので，会場内の一部レイアウトが本開催時と異なっていた。また，一部オープンしていないアトラクションがあった点については，あらかじめ了承してほしい。

リアル集会所

　リアル集会所は，「MHP 3rd」を自由に遊べるフリースペースとなっており，約200平方メートルのスペースに，20卓のテーブルと椅子が用意されている。
　最大80名がマルチプレイを楽しめ，また電源タップも用意されているので，バッテリー残量を気にせずにプレイできる。ただし，ACアダプターの貸し出しは行っていないので，持参するのを忘れずに。
　またリアル集会所では，ナンジャタウン限定の特別なオトモアイルーの配信も計画されているとのこと。その第一弾として，ナンジャタウンのマスコットキャラクター「ナジャヴ」をモチーフにしたオトモアイルーを配信する。取材時には配信方法や配信時間帯は未定とされていたので，事前に公式サイトなどで確認をしてほしい。

チャレンジ屋台〜肉焼きガラポンG〜

　「モンハン」ファンにはお馴染みの「肉焼き機」をモチーフにした特製ガラポンがこちら。肉焼き抽選機（1回300円）を回し，出た玉の色によって，以下の商品がゲットできる。

こんがり肉G賞（超特大缶バッチ・直径約250mm）
こんがり肉賞（超特大缶バッチ・ミラーストラップ）
生焼け賞（特大缶バッチ・直径75mm）
コゲ肉賞（特大缶バッチ・直径75mm）

ガラポンを回している時はゲーム中に肉焼き機を使用している時のBGMが流れ，「上手に焼けました〜」というお馴染みの声も流される。……コゲ肉賞のときもだけどね

ユクモ村　道具屋

　モンハン関連のグッズを取り扱っているショップ。購入特典として，1会計で合計1000円以上購入すると「オリジナルポストカード」（全10種類）が1枚，1会計で合計2000円以上購入した人は「シール型ミニ携帯クリーナー」（全3種類）が1枚プレゼントされる。

店内はこんな感じ。Tシャツ，ポストカード，フィギュア，タンブラーなど，数多くのグッズが揃っている。信州渋温泉とのコラボグッズの一部も再登場しているようなので，会場を訪れた際は，足を運んでみてほしい

期間限定ミニアトラクション「ユクモ村リアルクエスト 教官とニャン次郎からの挑戦状！」

　「ユクモ村リアルクエスト 教官とニャン次郎からの挑戦状！」は，ナンジャタウンに隠された宝物を探し出したり，実際にゲームをプレイしたりして，さまざまな依頼をこなしてクエストをクリアするというもの。こちらは1回500円となっている。
　クエストは4つのカテゴリーに分かれており，それぞれのカードに書かれた指示をクリアするという形になる。その内訳は，ナンジャタウン内を実際に探すスタンプラリー，アトラクション内で指示に沿った写真を撮影するもの，「MHP 3rd」をプレイしてゲーム内で指示を達成するもの，そしてアイルーダルマを実際に作るものの4つとなる。アイルーダルマ以外は，複数のクエストが用意されているので，毎回同じクエストになるとは限らない。
　これらのクエストをクリアすれば，成功報酬として，ニャン次郎のタルにしまい込まれた「オトモアイルーチャームストラップ」が1つ（種類は8種類以上存在する）がプレゼントされる。

訓練所クエスト「タイムアタック」

　会場に用意されたPSPを使用して，「MHP 3rd」の「集団演習」や「ダウンロードクエスト」の指定クエストを使ったタイムアタックに挑戦できる。こちらの参加費は無料だ。
　参加すると特典として「オリジナルステッカー」がもらえる。さらに，トップ20にランクインした人には，「ランクインポストカード」がプレゼントされる。なお，ステッカーの絵柄は日替わり，ポストカードの絵柄は週替わりになるとのこと。

オリジナルデザート＆フード

　イベント開催中，ナンジャタウン内のフードメニュー提供店舗では，「こんがり肉」をはじめとした，合計23種類のモンハンをモチーフにしたさまざまなメニューが楽しめる。
　どのメニューもかなりの凝った造形で，さまざまなモンハンコラボメニューを見て（食べて）きた筆者と同行編集者も，正直かなり驚きだった。試食用に用意された実物の写真を以下に掲載しておくが，これを見れば「見本だけ力を入れているのでは？」なんて懸念も吹っ飛ぶはずだ。
　なおこれらのメニューを注文すると，メニューに応じたオリジナルステッカーがプレゼントされる。

　筆者もメニューをいくつか試食させてもらったが，見た目だけでなく中身もさすがの仕上がり。とくに「こんがり肉」が美味しかった。外側がパリっとしており食感も良く，肉のうま味もしっかり出ていて，肉好きの人にはぜひ一度味わってもらいたい一品だった。
　スイーツでは，個人的に「あっしは，ニャン次郎チョコデザートでサァ！」がオススメ。笠がモナカになっており歯ごたえもよく，さらにフェイス部分のチョコアイスも程よい甘さでやみつきになってしまうこと請け合いだ。ニャン次郎がくわえている葉っぱを再現した駄菓子も芸が細かい。
　時間が限られていたこともあり，すべてのメニューを試食はできなかったのだが，正直言って，財布と胃袋に余裕があれば，個人的に全メニューを制覇したいほどだった。

こちらが試食用に用意されたメニューの数々

オリジナルフード＆デザート

（価格はすべて税込）

“たくさん上手に焼けました〜！”10連よろずやき餃子 鉄なべ荒江本店（池袋餃子スタジアム） 980円	リオレイアの尻尾餃子（逆鱗付き） 神田餃子屋（池袋餃子スタジアム） 700円
“魅惑のピンク”プーギー餃子 三よ志（池袋餃子スタジアム） 580円	にゃんにゃんぼう 華興（池袋餃子スタジアム） 550円
雷狼竜餃子 赤坂ちびすけ（池袋餃子スタジアム） 600円	オトモ餃子“2匹で旦那さんを守るニャ！” 安亭（池袋餃子スタジアム） 各600円 ※写真は2個セット：1200円

ユクモ村温泉まんぢう＆ボコボコーラセット 神龍（池袋餃子スタジアム） 850円	アイルーダルマ餃子 四国丸亀寺岡商店（池袋餃子スタジアム） 600円
こんがり肉 ノースカントリーキッチン（ナンジャタウン内） 550円	もちもちギィギ餃子 来らっせ（池袋餃子スタジアム） 500円
“釣り上げろ！”ハプルボッカ餃子 包王（池袋餃子スタジアム） 590円	歴代メインモンスターせんべい 繁昌なんでも本舗（ナンジャタウン内） 500円（3枚セット）

アイルーの肉球おにぎりカレー イタリアントマト（ナンジャタウン内） 1000円

狩団子＆ユクモノカサ＆堅米茶 ナジャヴ倶楽部（ナンジャタウン内） 700円

ウルクネコアイスクレープニャ！ アンジェリーナ（東京デザート共和国） 730円

ガンキンネコアイスニャ！ ソフトクリームBAR（アイスクリームシティ） 730円

アシラネコアイスニャ！ ダ ルチアーノ（アイスクリームシティ） 690円

伸び〜る！ロアルドロスアイス オリエンタルの青い月（アイスクリームシティ） 700円	“眠りを誘う白”プーギーアイス サンタチューボー（アイスクリームシティ） 500円
デプスライト鉱石と氷結晶のざっくざくアイス マジックアイス（アイスクリームシティ） 690円	ふわふわ雪のウルクススアイス マジックスノー（アイスクリームシティ） 650円

（左）ユクモノネコムース
横浜夢本舗（東京デザート共和国）
700円
（右）あっしは、ニャン次郎チョコデザートでサァ！
岩瀬牧場（東京デザート共和国）
580円

「モンスターハンターポータブル 3rd」公式サイト

「モンスターハンターポータブル 3rd in ナムコ・ナンジャタウン」特設サイト

ナムコ・ナンジャタウン公式サイト