セガより9月22日に発売が予定されているPSP用ソフト「
クロヒョウ 龍が如く新章」。発売まで3か月と迫った今,現在までで分かっている情報を,ここで一度おさらいしておこう。
本作は,言わずと知れた「龍が如く」シリーズ総合監督・名越稔洋氏の最新作だ。「龍が如く」シリーズと同じ巨大歓楽街
“神室町”を舞台に,暴力でしか自分を表現できない少年
“右京龍也”を主人公としたストーリーが展開する。その主人公・龍也が起こした,たった一つの過ちによって,戦いの宿命へと繋がっていくことになる。
舞台となる神室町は,数々の
企業や店舗とタイアップすることで,リアルな街並みが再現されている。そこには,
100種類以上のサブストーリーや,
キャバクラなどのプレイスポットがあり,存分に楽しめるのだ。
また,本作の主人公“右京龍也”が自ら犯した過ちによって,舞台に上がることとなった地下格闘場
「ドラゴンヒート」では,リアルで激しいバトルが展開される。操作は直感的で,爽快な喧嘩バトルが楽しめるとのことだ。
龍が如くシリーズ同様,豪華キャストがずらりと並ぶ。主人公・龍也を演じるのは俳優の
高良健吾さん,九鬼組組長“九鬼隆太郎”には俳優の
黒沢年雄さん,ドラゴンヒート専属の柔術整復師には俳優の
岩城滉一さんなど,実力派俳優のリアルな演技がストーリーを盛り上げることになる。
まだまだ明かされていない情報がたくさんありそうなので,今後の情報に期待して待つことにしよう。
<STORY>
神室町に立つ一人の少年。少年の名は、右京龍也。
「力こそがすべて」と信じ、暴力でしか自分を表現できないその少年は、高校中退後、神室町の闇に身を投じながら喧嘩に明け暮れる毎日を過ごしていた。
ある雨の日、闇金を襲撃し金を横取りするという大胆不敵な計画を龍也は画策する。
あまりに無謀な行動に仲間たちが離れていく中、一人で襲撃を試みる龍也。
しかし、そこにいたのは東城会直系九鬼組の幹部“戸田直輝”だった。
龍也に襲い掛かる戸田。しかし、龍也はそれを圧倒。野獣のごとき強さで戸田をブチのめす。
勝利に酔いしれ、高笑いする龍也だったが、気づくと戸田は死んでいた・・・。
九鬼組幹部殺害により、東城会、そして警察から追われる身となった龍也。
神室町からの逃亡を図る龍也だったが、九鬼組の組長“九鬼隆太郎”によって捕らえられ、ある場所に連れてこられる。そこは、九鬼組が運営する非合法の地下格闘場“ドラゴンヒート”だった。
「戸田殺しを見逃す代わりに、ドラゴンヒートで闘え」
龍也にそう迫る九鬼。
それは、自由を奪われた少年に課せられた宿命であり、少年に選択の余地などない。
己の拳で運命を切り開くため、右京龍也は闘いの舞台に上がる。
<登場人物紹介>
■右京 龍也(うきょう たつや)
CV:高良健吾
本作の主人公。神室東高校に入学するも、2年生の時、喧嘩で他校の生徒に意識不明の重症を負わせ、傷害の罪で少年院に入所。少年院からの仮退院後も2号保護観察の身となり、高校に復帰はするが、揉め事を起こし退学処分となる。現在は神室町の闇の部分に身を投じながら、その日暮らしの毎日。「力こそすべて」「信じるのは己のみ」そして「力のあるヤツは孤独」。龍也の考えは、神室町という危険な街、そのものかもしれない。
■九鬼 隆太郎(くき りゅうたろう)
CV:黒沢年雄
東城会きっての頭脳派として知られる男。
インターネットを利用した賭博などのシノギでのし上がり、九鬼組を興す。地下格闘技など、興行系のシノギに関しては東城会の幹部連中からも一目を置かれている。ひたすら金の力を信奉する男に見られがちだが、格闘技に対する愛着も強いなど男気溢れる面もある。
■雨宮 泰山(あまみや たいざん)
CV:岩城滉一
地下格闘場「ドラゴンヒート」専属の柔道整復師(接骨師)。
病院に搬送することが難しいこの地下格闘場の賭け試合で、ケガをした選手たちの応急手当を主に行う。そのほか、試合前のボディチェックや、リハビリ、トレーニングの指導など多岐にわたって出場選手のコンディションの管理を行っている。
柔術、合気道、ボクシング、コマンドサンボなどに関して広い知識を持つだけでなく、自身も古今東西の格闘技に通じている。
■工藤 沙紀(くどう さき)
CV:波瑠
地下格闘場「ドラゴンヒート」で、雨宮泰山の弟子兼整復師補佐を務める。
ある日、「ドラゴンヒート」の存在を知り、雨宮泰山に弟子入りを決意。地下格闘技の熱さ、そして男たちの生きざまに魅せられていく。
沙紀自身も合気道の心得があり、中学時代には全国大会で優勝したほどの実力を持つ。
神室町を歩いていると男たちに声をかけられることも多いが、大抵の男は一瞬で投げ飛ばされるか、関節を外されて泣くハメになる。