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印刷2012/02/01 00:00

プレイレポート

「Eclipse of EDEN」プレイレポート。MMOとしてはオーソドックスな作りだが,コンシューマライクなアクションと演出が楽しい作品だ

 「Eclipse of EDEN(イクリプス・オブ・エデン)」(以下,EDEN)は,NECビッグローブが運営するゲームポータルサイト「ゲーマーズワン」でサービス予定のMMORPGだ。ノンターゲッティング式でのアクション性の高さをウリとしており,同ポータルとしては初の本格派MMORPGという意味でも注目のタイトルである。

 本作では2012年1月31日から,クローズドβテストに相当する“プレミアテスト”が行われている。今回4Gamerは,それと同様のテスト環境でEDENをプレイする機会を得たので,さっそくプレイレポートをお届けしよう。

※2012年2月1日,NECビッグローブはサーバー障害の発生に関して,テスト期間中の改善と安定的な進行が難しいと判断。プレミアテストの中止を発表した。詳細は公式サイトの「こちら」のページを確認してほしい。

「Eclipse of EDEN」公式サイト



各クラスはそれぞれ2種類の武器が使用可能


 最初にストーリーを簡単に説明しよう。本作の舞台となる世界は,かつて高度な魔法文明により栄華を誇っていたものの,自らが産み出した魔法生物“イブリス”の暴走によって半ば崩壊した,という設定がある。
 イブリスは長い間活動を潜めていたが,古代魔法の研究家の手により,破壊神として復活を遂げつつある。そういった中,マイキャラはイブリスの復活を阻止するべく,戦い抜くことになるのだ。

EDENはゲーマーズワンにとって初の本格派MMORPG

 キャラクターの作成時に選べるクラスは,ファイター/スカウト/マジシャン/ウォーリアの4種類。外見に関するカスタマイズはそれなりに用意されており,髪型と顔が選べるほか,体の各部位の大きさを細かく設定できる。ちなみに性別はクラスによって固定となっている。

キャラクターの作成時は,身長などをスライドバーで細かく調整可能だ

 クラスシステムにおける注目点としては,それぞれが近距離/遠距離の2タイプの武器を装備できること。各クラスの大まかな特徴こそあれど,2タイプの武器を使い分けることで,ソロプレイでも距離面で極端に不利な状況にはなりにくい。

ファイター(ロングソード/銃)
スカウト(チェーンソード/チャクラム)
マジシャン(マナクロウ/マナブレスレット)
ウォーリア(両手剣/ランチャー)

 例えば本作の“ファイター”は,ロングソードのほかに銃器を常備している。また“マジシャン”と聞くと,「遠距離タイプのキャスターで,接近戦は苦手」といったイメージを抱く人も多いと思うが,EDENではそんなことはない。マジシャン用の近距離武器は,足の先に装着する“マナクロウ”と呼ばれるもので,華麗な蹴り技で戦えるのだ。マジシャンを選択して,これを使った近接メインの戦い方が可能というのも面白い。

EDENのキャラクターは,2タイプの武器を同時に装備している。インベントリなどで切り替える必要はなく,左/右のクリックがそれぞれの武器使用に対応している
ファイターが近距離用武器のロングソードで戦っているところ。RPGとしては見慣れた戦い方だろう
EDENのファイターは遠距離用武器も使える。敵との距離に応じて両者を使い分けていこう
ウィザードが近距離用武器の“マナクロウ”で華麗に戦っているところ。クラスに関係なくソロプレイでも十分に楽しめる


ノンターゲッティング+MMORPGのバトル


 EDENの最大の特徴といえるのは,昨今のオンラインRPGで流行の一つとなっている“ノンターゲッティング”式のバトルを,MMORPG上で実現していることだ。開発者によると,キャラクターの動きはアクションゲームを目指したとのことで,たしかにEDENのキャラクターの動きは,オンラインRPGというよりも,アクションゲームと表現するほうがしっくりくる感じだ。

ノンターゲッティング式のオンラインRPGは数あれど,MMOのフィールドで楽しめるタイトルは,まだそれほど多くない

 例えばスキルやジャンプ,ステップなどのプレイフィールは,スタイリッシュ系のアクションゲームのそれに近い。また,これらにスキルを交えることで,思いのほかバリエーションに富んだコンボ技が可能だ。
 モンスターをスキルで浮かしてから,ジャンプ攻撃を繋げることもできる。ただし,ノンターゲッティング式なので,タイミングが合わなかったり,敵との角度によってはスカってしまうので,多少の慣れは必要になるだろう。また,敵の種類などの状況に応じてコンボを使い分けようとすると,頭を使いながらの繊細な操作が求められそうである。

スキルだけでなく,通常攻撃にも派手なエフェクトが付いている。適当に連打するだけでもなかなか見ごたえがある
コンボによってはきっちりと操作する必要がある。空中高く打ち上げたあとに,ジャンプ攻撃で追撃するのはなかなか難しい
ウォーリアの一撃は大ダメージが与えられるが,動きが緩慢。コンボのプレイフィールはクラスによって大きく異なる

 操作するキーが少ない割に,演出もなかなか見ごたえがある。それを代表するのが“フィニッシュコンボ”と呼ばれるもので,これはモンスターのライフの残りが少なくなったときだけ繰り出せる必殺技だ。
 カメラワークが切り替わってトドメを刺す瞬間は,これまでのオンラインRPGではなかなか味わえなかった手ごたえを感じる。こういった演出面からも,コンシューマのアクションゲームを意識した作品だということが垣間見られる。ちなみにフィニッシュコンボのキー入力は,モンスターの頭上に“Finish!”マークが点等した間のみ可能だが,その際にほかのアクションを行うとマークは消えてしまう。

ダッシュを行うときは,画面全体に放射状のぼかしが入る。必要とするPCスペックの割に演出は凝っている印象
移動キーの2度押しでサイドステップなどが行える。モンスターに囲まれた際など,緊急回避用として重宝するだろう
フィニッシュコンボの際はカメラワークが切り替わる。クラスごとに何パターンか用意されていて,見ていて飽きない

 もう一つユニークなのは,モンスターによってはときおりガードを行うのだが,この際は普通の攻撃ではなく,接近してからの“投げ技”が有効なこと。フィニッシュコンボといい,戦闘中はキーを連打したりせず,画面をしっかり見ながら操作することが大切だ。

 EDENにおけるバトルは,モンスター1体1体と戦う際にしっかりとした手ごたえが得られる作りになっている。しかもこれらのアクションが,MMORPGとしてエリア内のそこかしこで繰り広げられるというのは,ちょっとした驚きと言えそうだ。

ガードするモンスターに対して通常攻撃を繰り出しても,あまりダメージは与えられない。接近しての投げ技が有効だ


手ごたえのあるアクション以外はオーソドックスな作り


 ゲーム全体の流れは昨今のオンラインRPGから大きく外れてはおらず,今回のプレミアテストに応募するような熱心なゲーマーであれば,極端に躓いたりする箇所は少ないだろう。クエストを中心に冒険していくと,次第に行動範囲が広がり,レベルアップと共に新たなスキルを習得していく。シンプルかつオーソドックスな作りだ。

マイキャラのアクションに強いこだわりが感じられるが,全体的にはオーソドックスなオンラインRPGという印象

 ゲームを開始してから当面の間は,最初の広域エリア内で活動することになる。エリアの中央には拠点の“ヘッドストーン村”があり,そこから放射状にフィールドが展開していく形だ。これらは2〜3レベル前後でエリアを転戦していくことになるのだが,それぞれ景観が大きく異なるので飽きずにプレイできるだろう。ちなみに,MMOエリアでのアクションをウリとしているEDENだが,レベル10以降はMOのインスタンスダンジョンにも挑戦できるようになる。

クエストに従ってプレイしていけば,自然と活動範囲が広がっていく。ゲーム展開に戸惑う箇所はあまりない
最初に冒険することになる,広域エリアのマップはこのような感じ。中央にあるのが拠点のヘッドストーン村だ
武器や防具には,3つの属性が付与されたものもある。一部のモンスターにも同様の属性があり,武具が対応しているとボーナスが得られる
キャラクターレベル10で最初のインスタンスに挑戦できる。インスタンスダンジョンには複数のランクが用意されており,高難度のものは挑戦時に課金アイテムが必要になるそうだ

 以上のように,ゲーマーズワンの新作MMORPG「Eclipse of EDEN」のプレイレポートをざっくりとお届けした。ノンターゲッティング式のオンラインRPGは人気のジャンルだが,本作のマイキャラの動きは見ごたえがあり,とくにアクションゲーム好きは注目しておいて損はないかもしれない。


「Eclipse of EDEN」公式サイト

  • 関連タイトル:

    Eclipse of EDEN

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