「FINAL FANTASY XIV」で11月/12月に実施される大規模アップデートと，それ以降に予定されているアップデート概要が公開

　スクウェア・エニックスは本日（11月11日），MMORPG「FINAL FANTASY XIV」（PC）の公式サイト「FINAL FANTASY XIV，The Lodestone」で，11月下旬/12月中旬の2回に分けて実施予定の，大規模バージョンアップの概要を改めて公開した。また，それ以降に実施を予定しているバージョンアップ項目についても発表されている。

「FINAL FANTASY XIV，The Lodestone」公式サイト

「FINAL FANTASY XIV」公式サイト

　11月下旬/12月中旬に行われるバージョンアップについては，10月15日にも同サイトで発表されており，「こちら」の記事でお知らせしたとおりだ。このバージョンアップでは，ユーザーインタフェースの見直しを含め，数多くの調整/追加が行われる予定。
　今回公開されたものは，イベント/バトル/アイテムなど，関連項目に分けて整理された分かりやすい形となっているので，改めて確認しておこう。

　また，新たに加えられた“次回”のバージョンアップ内容には，「/assist」コマンドや，「アイテムせいとん」，「ファイナルファンタジーXI」ではお馴染みの「宅配」といった，MMORPGとしては標準と言える各機能の追加などが公開されている。これら未実装の機能には，前作にあたるFF11にはあったのに……というものも多い。そのことも，本作への厳しい評価の理由の一因だろう。そうした多くのプレイヤーからの不満の対象となっていた部分にスポットを当てたこのアップデートで，厳しい評価を覆せるだろうか。なお，“次回”のバージョンアップがいつになるのか，次回分が1回で導入されるものなのかは不明だ。

とにかく大変なアイテム製作の動作と手順。制作開始までに多数のWindowが開く

　このほか，現在開発チームが重視している項目として以下の3点について言及している。項目と一例は以下のとおり。

・快適なプレイ環境の実現
　現在のゲームパッド向けのUIとは別に，キーボード/マウス向けのUIを選択できるようにする。

・目標と導線の追加
　途中で飽きてしまいがちな現状を改善すべく，特技ランク20までに必要な修練値の引き下げ，NMといったコンテンツやアイテムサーチを追加したりする。

・目的をもったコミュニティの確立
　リンクシェルよりも強いつながりを目的としたコミュニティ「カンパニー」を作れるようにする。


　本作のユーザーインタフェースについてはとくに，リテイナーの使い勝手やアイテム製作の不便さと共に，プレイヤーから多くの不満が挙げられている部分。可能な限り早期の改善が必須だと思われるだけに，これらが間髪を入れずに，導入されていくことに期待したい。

「FINAL FANTASY XIV，The Lodestone」公式サイト

「FINAL FANTASY XIV」公式サイト