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印刷2009/09/07 11:59

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【PR】「Halo 3: ODST」がついに登場。世界中で驚異的な支持を受けるヒットシリーズ最新作の魅力を探る

降下地点は,地獄!「Halo 3: ODST」がついに登場
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世界中で驚異的な支持を受けるヒットシリーズ最新作の魅力を探る

 Haloシリーズが世界レベルのヒット作であることを知っている人は多いかもしれないが,このシリーズのモンスターっぷりを正しく把握している人は少ないだろう。シリーズの代を重ねるごとに売り上げが伸びているというシリーズものは,FPS(ファーストパーソンシューター)に限らずRPGやアクションでも稀なのだ。そんなHaloシリーズの期待の最新作,「Halo 3: ODST」がついに発売される。

Text by Alexander服部

 マイクロソフトは9月24日,Xbox 360用FPS「Halo 3: ODST」(以下,ODST)を発売する。本作は,全世界でシリーズ累計2700万本以上(!)もの販売本数を記録している,Xboxフランチャイズタイトルの最新作だ。

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 2007年9月に発売された「Halo 3」は,初週売上が世界累計で3億ドルを上回り,2009年2月に発売されたRTS(リアルタイムストラテジー)「Halo Wars」の販売本数も,全世界で100万本を記録している。

 ODSTはそんなHaloシリーズの最新作であり,“ODST”(Orbital Drop Shock Troopers)と呼ばれる軌道降下特殊部隊にスポットを当てた,「Halo 3」の外伝的作品だ。開発は従来作同様,Bungieが担当しており,ゲームはHalo 2からHalo 3にわたる戦いの最中に起きた南アフリカの大都市,ニューモンバサでのODST達の活躍がテーマになっている。果たして,ニューモンバサで何が起きたのか?

ODSTのストーリー 地獄へ,降下準備を。

 西暦2552年。人類は地球外種族の軍事同盟コヴナントの脅威にさらされていた。そんな中,人類最後の防衛拠点を突破した一隻のコヴナント巡洋艦が,アフリカ大陸の大都市「ニューモンバサ」に侵攻。UNSC(国連宇宙司令部)は,侵攻の理由を聞き出すためコヴナント指導者の一人「悔恨の預言者」の捕獲作戦を開始するが,「悔恨の預言者」を乗せた巡洋艦は,ニューモンバサ上空付近で突如スリップスペース ジャンプを開始,伝説の戦士「マスターチーフ」達もこれを追いスリップスペースに突入する。

 ニューモンバサの被害は甚大,多数の民間人の犠牲者が報告される中,UNSCの別戦艦ではニューモンバサを救うため,軌道降下特殊部隊ODST(Orbital Drop Shock Trooper)をコヴナント巡洋艦に向け降下させる。しかし,スリップスペース ジャンプの衝撃に巻き込まれたODSTメンバーは散り散りとなり,コヴナントがはびこるニューモンバサに不時着する。

 闇に包まれたニューモンバサで何かを探すコヴナント。はぐれたメンバーを捜すため,ODSTの新メンバーとなった“ルーキー”は一人,崩壊した街に潜入,メンバーの痕跡をたどる中,コヴナントのニューモンバサ侵攻に隠された秘密に迫ることとなる。

崩壊したニューモンバサに不時着した,6人のODST隊員

 複雑で重厚なストーリーを背景に,最強の戦士が命をかけて地球のために戦うHaloシリーズ。従来作では,特殊訓練に加えて遺伝子工学によって生み出されたスーパーエリート集団,“スパルタン”のたった一人の生き残りである,マスターチーフが主人公を務めていた。

 今回のODSTの主人公は,危険な戦場に真っ先に飛び込むことからヘル・ジャンパー (地獄へのジャンパー)という異名をとる軌道降下特殊部隊,ODSTに配属されたばかりのルーキー(紛らわしいが,あだ名)だ。ODSTは,コヴナントが侵攻を開始したニューモンバサへの降下を開始するが,コヴナント巡洋艦が突如スリップスペース ジャンプを開始。そのときの衝撃でニューモンバサの街が崩壊し,それに巻き込まれた彼がニューモンバサのどことも知れない場所に不時着するところからストーリーは始まる。

 時間軸としてちょうどHalo 2の「メトロポリス」ミッション時にあたり,マスターチーフとは異なる視点から眺めるアナザーストーリーが展開するのだ。

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 ニューモンバサで壊滅したODSTだが,6人が生き残った。生存者の行方を追うルーキーは,ゲームが進むにつれて,彼らの残したオブジェクトをいくつか発見する。ルーキーがそれらに手を触れると,彼らの身に起きたことが脳裏にフラッシュバックし,プレイヤーはいっとき,そのメンバーとしてプレイすることになるという趣向が本作には凝らされている。

キャラクター紹介

本名はMichael Crespo。階級は一等兵。以前はガンシップのクルーチーフをしており,パイロットであった。ODST隊員であることに誇りを持ち,優秀な兵士でもあるが,戦闘の過酷さをまだ知らない22歳

本名も階級も年齢も分からない謎の女性

ODSTの主人公。つい先日,第26海兵隊遠征部隊から配属されてきたばかりの上等兵で,無口な新人

本名,Taylor H Miles。階級は伍長。ODSTに来る前は,火星でロードトレイン(大型トラック)の運転手をしていたという経歴を持つ33歳。得意とする武器は重火器

本名は,Kojo Agu。階級はルーキーと同じ上等兵で,自称“プレイボーイ”。おしゃれをするように武器や装備を磨き上げ,体系もスリムに保っている。軽そうな雰囲気があるが,今回の戦争の初期から従軍しており,戦闘になれば頼りになる28歳だ

本名は,Edward Buck。階級は一等軍曹で,リーチの陥落やハーベストの解放など,最も過酷な戦いに数多く参加した経験を持つ職業軍人だ。もう少し優秀であれば,スパルタン部隊への編入も考えられたというから,能力的にもかなりのものを持っている

ビギナーからベテランまで楽しめる大ヒットFPS,Haloシリーズの魅力
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 Haloシリーズがいかに画期的であり,考え抜かれたFPSなのかについては,こちらのレビューを参照してもらうと話が早いのだが,一つ間違いなくいえることは,Haloシリーズがそれまでコンシューマ機にはなじまないとされていたFPSというジャンルを見事に定着させたタイトルだということだ。

 「FPSはコアゲーマーだけの楽しみではない」ことを世界中に知らしめた同シリーズの功績は大きく,このジャンルをまだ経験していないXbox 360ユーザーは,発売されるODST,もしくはシリーズの作品を一度プレイしてほしい。3D酔いを起こさない限り,FPS(およびFPSのマルチプレイ対戦)の楽しさを知ることが必ずできるはずだ。

 ……といっても,Haloシリーズの,そして最新作であるODSTの面白さがいま一つピンとこないという人もいるだろう。そこで,まずは本シリーズの魅力をピックアップしよう。

魅力その1.敵との駆け引き

 当然のことながら敵も知的生命体。爆弾を投げれば逃げるし,危ないと判断したら物陰に隠れる。Haloシリーズでは,このことからも分かるように,単純な撃ち合いだけではなく,頭を使うことが必要になる。眠っている敵にこっそり近づいて暗殺したり,ヘッドショットをきめて瞬殺したりというアクションを組み合わせて,状況を打破しなければならないのだ。

 ODSTでは,発砲音を小さくしマズルフラッシュ(発砲時に銃口が光ること)を防ぐサイレンサー付きの武器がシリーズで初めて利用可能になった。従来作のように派手に暴れ回るだけでなく,隠密行動を重視したプレイが楽しめてしまうわけだ。暗闇で敵が見えにくいなら,本作から導入された特殊バイザーを使って,敵のシルエットを頼りに狙撃すればいい。

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魅力その2.即死しないこと,セーブポイントが近いことによる救済措置

 Haloシリーズでは,敵から攻撃を受けるとアーマー耐久値が減り,それがなくなって初めてダメージが入る。

 基本的に即死することはなく,普通にプレイしていればアーマーにダメージを受けた段階で,隠れるか反撃体勢に移るかすることができるわけだ。ODST では,ヘルスがスタミナとライフの二つに分かれており,スタミナは自動的に回復するが,ライフは街に備え付けられている医療ステーションで「ライフパック」を入手しないと回復しない。

 また,万が一やられても,セーブポイントがこまかくに設定されているので,すぐにやり直せる。RPGを遊んでいて,ボス戦直前にデータを保存することがあるが,それが銃撃戦の終わるたびに行われると考えればいい。登場する敵の数や強さが変化することはないので,クリアが難しい場所であっても,何度か挑戦しているうちに,攻略の糸口が見えてくるだろう。

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魅力その3.強力な武器と豊富な弾丸

 敵をコツコツ倒すことが苦手な人は,ともかく撃ちまくろう。弾薬が切れたら倒した敵から武器を奪えるので,好みの武器かどうかはともかく,よほどのことがない限り武器や弾薬がなくなることはないはずだ。

 「脳みそまで筋肉」な戦いを好む人は,豊富な武器を駆使して敵陣に殴り込みをかけ,硝煙に包まれつつ,当たるを幸い敵をなぎ倒す突撃スタイルを満喫しよう。しかし,突進しているだけでは先に進めないことだけは念頭に置いておいたほうがいい。上述したように,頭を使うことも必要であり,そうしたさまざまな戦略の取れるところもシリーズの特徴だろう。

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 これらの要素は,ODSTがコアゲーマーのためだけのものではないことを意味している。むしろ,FPSを遊んだことのないプレイヤーのファーストチョイスとしてもってこいだ。

 Haloシリーズのいいところは,プレイヤー層が広く,女性や低年齢のプレイヤーが多くいることである。そのようにライトユーザーにも受け入れられている作品ながら,欧米ではプロゲームリーグのトップ選手による対戦映像などもよく見られ,競技性の高さと奥の深さ,徹底したバランス調整は折紙付きなのだ。

シリーズ経験者は刮目せよ! ODSTの新要素を紹介

 以上の要素のほかに,ODSTには,新しいフィーチャーがいくつも追加されている。ここでは,そうした新要素を説明していこう。なかには,これまでずっとHaloを遊んできたというプレイヤーでも驚くようなものも。

新要素その1.戦い方の変化

 ODSTの主人公,ルーキーは普通の人間なので,スーパーソルジャーのマスターチーフとは当然ながら戦い方が異なる。侵攻する側ではなく,孤立した兵士として戦う必要があるうえ,装甲,武装などは少々物足りないので,今までのようにはいかない。とくに序盤は,厳しい状況にあり,撃ちまくりプレイは難しそうだ。

 そこで,本作から採用された二つの武器を活用する必要が出てくる。敵に見つからないようにスニークしながら,サイレンサー付きのピストルやサブマシンガンで相手をこっそり倒しつつ進んでいくのだ。

 そのため,暗所における行動では,センサーによって周囲を見られる「バイザーモード」で敵が確認できるようになった。普通の兵士がどうやれば生き残れるのかを考えながらプレイするというのはシリーズ初だ。

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新要素その2.市街戦がメイン

 今回は異星人に占領された地球上の都市の奪還が目的であり,つまり,主な戦闘区域は市街地になる。通路と通路が複雑に連絡しあい,建物も多い市街地での戦いは,スーパーヒーローがオープンフィールドで暴れまわっていた過去の作品とは味わいの異なるプレイ感覚と楽しみを与えてくれる。

 Haloシリーズは壮大な宇宙を舞台にしたSF FPSであり,遠い惑星や遺跡など,大きく開けた場所での戦いが多かった。例外的にHalo 2で市街戦があったぐらいだが,それもごく一部だ。

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新要素その3.新たなCo-opの形「ファイアファイト」モード搭載

 ODSTでは,新たに「ファイアファイト」というモードが追加された。このモードでは最大4人でチームを組み,次々に襲って来る敵をノンストップで倒し続けるというCo-op(協力プレイ)が楽しめるのだ。

 すでに発売されているタイトルとしては,「Gears of War 2」の「Horde」とよく似ている雰囲気だ。Horde同様,ファイアファイトはウェーブ単位で進めていくことになる。

 もちろん,単純に対戦するだけでも楽しいのだが,プレイヤー同士が協力し,苛烈な攻撃をしのぎ,最終的な勝利を目標とするファイアファイトは,とくにフレンドとのオンラインプレイを激しく盛り上げてくれそうだ。

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 対戦が苦手で,あまり積極的にオンラインプレイをしなかった人でも,このモードは間違いなく楽しめる。ヘッドセットを通してほかのプレイヤーと協力し,敵を発見したら味方に警告を出したり,援助に駆けつけたりと,FPSファンならこの状況を楽しめないわけはないのではないだろうか。

 もちろん,マイクを使うことなく無言で相手の背中を守るような戦い方も可能であり,逆にフレンドとバカ騒ぎしながら派手に散るプレイもありだろう。「Gears of War 2の人気はHordeの人気だ」と一部で言われるほど人気のあるこのスタイルのCo-opが,Haloシリーズに搭載されるのだから,期待せずにはいられないはずだ。

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新要素その4.コアゲーマー垂涎の新マップも搭載

 ODSTのオンライン対戦機能は,Halo 3と同じ。つまり,すでに発売されているHalo 3の対戦モードを,同梱のもう一枚のゲームディスクにそのまま搭載しているのだ。

 それでは,現在Halo 3でバリバリ対戦を行っている人にとって,ODSTはストーリーモードとファイアファイトしか価値がないことになってしまうのか?

 同梱されたゲームディスクには,Halo 3の既存のマップはもちろん,Xbox LIVE マーケットプレースで配信中の「Legendary」「Heroic」,そして「Mythic」各マップ パックと,さらに三つのスペシャルマップを加えた合計24種類のマルチプレイ用マップが収録されるのだ。

 すでにXbox LIVEからマップを購入したり,HaloWarsでHalo 3の対戦マップを手に入れている人にとっても,新たな3つのマップは入手したいはず。ODSTで,パワーアップしたHalo 3のマルチプレイを楽しもう。

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新たなHaloワールドの幕開け

 すでに発売日まで1か月を切っており,公式サイトでもかなりの情報が公開されている本作。シリーズ未経験のビギナーでも,シリーズのコアなファンでも楽しめるように作られており,すべてのFPSプレイヤーにオススメできる注目作といえるだろう。

 日本では,熱くも寒くもなく,昼が短く夜が長い秋は,読書やスポーツ,芸術などに最適な時節だといわれている。ここまで読んでくれた人であれば,世界が注目する2009年最大のSF FPS「Halo 3: ODSTの秋」をきっと満喫してくれるだろう。発売日である9月24日に備えて今から「地獄へ,降下準備を」。

コラム:モバイルサイトで専用コンテンツを楽しもう!

 ODSTを楽しみにしているなら,すでに公式サイトはチェック済みという人も多いハズだ。

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 だが,公式サイトがもう一つあることをご存知だろうか。なんと先日公式モバイルサイトが公開され,PCの公式サイトと同様に,「基本情報」「イントロダクション」「ゲームの特徴」といったコンテンツが楽しめるほか,モバイル専用のコンテンツとして「待ち受け画面」や「着ボイス」などを配信しているのだ。ちなみに着ボイスは,Halo2にも登場し,本作では初回限定版を購入することでアンロックコードがもらえるジョンソン上級曹長のもの。どんな台詞かはダウンロードしてのお楽しみだ。

http://xbox.jp/halo3odst/

左のQRコードもしくはURLを入力してアクセスしてみよう!※携帯電話でのみ閲覧可能

初回限定特典を逃すな!

 ODSTには,通常版とコレクターズパック(限定版)の二種類のパッケージが発売される。どちらもゲーム内容に違いはないが,コレクターズパックにはODST仕様のワイヤレス コントローラーが同梱されるので,ファンなら必ず押さえておきたいアイテムだろう。

 また,両パッケージともに初回限定特典として,Halo2にも登場したジョンソン上級曹長のアンロックコードが店頭で配布される。このコードを用いれば,本作のファイアファイトでジョンソン上級曹長を使ってのプレイが可能になる。さらに,ODSTを購入した全員に,次回作「Halo: Reach」 (2010年秋発売予定) のマルチプレイヤーβテスト権がプレゼントされることも見逃せない。詳細はほとんど分からないものの,Haloシリーズの最新作として期待が高まっているHalo: Reachにいち早く触れるチャンスなのだ。

 コレクターズパックと初回限定特典には,数に限りがあるということなので,確実に手に入れたい人は,今から予約しておいたほうがいいかもしれない。

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