「モンスターハンター3（トライ）」，シリーズを代表する飛竜種リオレイアの生態が公開

　Wii用“ハンティング”アクション「モンスターハンター3（トライ）」の最新情報が公開された。今回公開されたのは，シリーズを代表する飛竜“リオレイア”の生態だ。本作では攻撃手段や生態がより緻密に表現されるようになっているので，熟練ハンターでも油断は禁物だ。なお，本作で初登場となる海竜種ラギアクルスについては，「こちら」の記事で紹介済みだ。

巨大な翼で自由に空を舞う，美しくも恐ろしい「飛竜」。その代表格とも言うべき存在が，緑色の鱗に身を包んだ雌火竜「リオレイア」だ。今作では，デザインもより緻密に進化。また多彩な攻撃手段や奥深い生態表現も追加され，これまで以上に手強く存在感のあるモンスターになっているぞ！

飛竜種 雌火竜リオレイア

　以前東京ゲームショウ2008のレポート記事でお伝えしたように，本作ではモンスターにスタミナの概念が導入されている。モンスターの生態がより“生物らしく”描かれ，ハンターとの戦闘によってスタミナが減少すると，突進距離が短くなって転びやすくなったり，ブレスを“空撃ち”したりなど，挙動に変化が生じる。

リオレイアは火の玉状のブレスを吐くが，スタミナが減るとブレス攻撃で火の玉が出なくなる。また，突進距離が短くなるなど行動に変化が現れる

　スタミナが切れたモンスターは，獲物（小型モンスター）を捕食することでスタミナを回復しようとする。大型モンスターの獲物として狙われる小型モンスター達も，危険を察知するとエリア移動を行うようになった。それぞれのモンスター同士が相互に影響を及ぼしあい，生態系らしきものが描かれるというわけだ。

スタミナが減ると，アプトノスのような小型モンスターを捕食してスタミナを回復しようとする

　これらの要素については，「こちら」の記事内にあるムービー「モンスターの生態について」で確認できるので，今回公開されたスクリーンショットと併せてチェックしてほしい。

注目は，ハンターの上にのしかかる“拘束”攻撃。仲間のハンターがいないと，拘束から抜け出すのは難しそうだ

宙返りからの尻尾攻撃，ブレス攻撃，突進など，シリーズ経験者にはおなじみの攻撃手段は健在だが，より迫力のあるものに