怒れる鳥は最強だった。「Angry Birds」，北米PlayStation Networkでもついにナンバーワンタイトルに

　モバイルゲーム市場で大人気のゲーム「Angry Birds」が，北米のPlayStation Storeにおいても，2011年度最大のヒット商品になっている。これは，Sony Computer Entertainmentの公式ブログのストリーム配信プログラム「Pulse」（10月18日版）で明らかにされたもので，「Tetris」や「Final Fantasy VII」「Pac-Man Championship Edition DX」など，ゲーマーになじみ深いタイトルを押さえ，堂々の1位を獲得しているのだ。

「Angry Birds」公式サイト

　Angry BirdsがPlayStation 3/PSP向けに移植されたのは，2011年1月であり，タッチスクリーンを使用しない操作性を採用した初めての作品になった。今回公表されたトップ10リストには，過去の名作のリバイバル作からカジュアルゲームまで，「やっぱり強い」と思えるタイトルが並んでいるが，それらを抜いてAngry Birdsがナンバーワンになったわけだ。

　Angry Birdsは，2009年12月のリリース以降，現在でもiOSやAndroidなどのモバイルゲーム市場ではランキングの上位に位置する人気を見せており，これまでに，なんと約4億本の販売本数を記録したというモバイルゲーム市場最大のヒット作だ。モバイル版の単価は99セント前後とお手頃だが，季節やテーマごとに追加されるマップを購入することも可能で，長い間プレイし続けられる。パチンコ台に乗せたトリを積み木の建物に向けてぶっ放すという，簡単ながらもハマッてしまうゲームプレイが大ウケなのだ。
　PlayStation Storeの売上でもナンバーワンとなったAngry Birdsは，モバイルゲーム市場での強さを，そのままPlayStationプラットフォームで証明したようだ。