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[E3 2008#30]トム・クランシーワールドに登場したコンバットフラシム「H.A.W.X」で大空のエースを目指せ
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ああ,白い雲がきらめく大空で力いっぱい空対空ミサイルをぶっ放して敵機のパイロットを地獄の底に叩き込んだり,手も足も出ない敵地上部隊を機関砲でことごとく蹂躙したりしたいなあ,というPCゲーマーのためにUbisoft Entertainmentが現在制作中なのが「Tom Clancy's H.A.W.X」(以下,H.A.W.X)だが,そうでないプレイヤーも遊んでいいと思う。
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世界の空で使用されている最新鋭戦闘機50種類をライセンスし,Google Mapの技術をベースにしたというリアルなマップを舞台に,プレイヤーは派手なドッグファイトを演じることになる。実際に操縦した(Xbox 360版だが)感覚としては,リアル系というよりは,やはり非常にアーケードライク。この手のゲームに慣れていないプレイヤーでも手軽に楽しめることを目標とした,カジュアルな仕様になっている。ライバルはバンダイナムコゲームズのエースコンバットシリーズになるだろうか。
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本作の特徴は,E.R.S(ENHANCED REALITY SYSTEM)と呼ばれるフライトアシスト機能にあるだろう。これは,レーダーやタクティカルマップ,接近するミサイルの探知,ダメージコントロール(爆撃による副次被害の警告),そしてウェイポイントといったさまざまな情報の提示および,機体やミサイルのコントロールといった機能を通じてパイロットの補助を行うもの。コンセプトとしては,「Ghost Recon Advanced Warfighter」に出てくるハイテク情報収集システム,Cross-Comに似ている。E.R.Sさえあれば,ビギナーパイロットでもベテラン並みの戦いが可能になるのだ。
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かくのごとく便利なE.R.Sだが,プレイヤーはそれを使用するかしないかの判断ができる。E.R.Sを使えば飛行も攻撃もやりやすくなるし,戦闘中に無理な機動をしても自動的にキャンセルされるので,エンジンストールや墜落といったトラブルも発生しない。だが,プレイに慣れてくれば,E.R.Sをカットして,戦闘機の潜在能力をすべて引き出すことが可能になるのだ。プレイヤーのスキルに応じて,さまざまな飛行/戦闘が楽しめるというところがミソである。
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筋金入りのフライトシマーであればあるほど,自機を背後から三人称視点で見ることだけで「カジュアル!」と決めつけてしまいそうだが,あっちのレバーを押してこっちのスロットルを引いてといった面倒な操作なしで簡単に飛べ,さまざまな情報がひっきりなしに流れ込んでくる,現代のハイテクでスピーディな戦いを体験する価値は十分にある。コンバットフライトシミュレータというジャンルの裾野を広げる意味でも重要なことだろう。
なによりグラフィックが美しく,眼下に広がるリオデジャネイロの街の細かさや,青く広がる南太平洋,機体のディテールなど,ただ飛んでいるだけでも愉快だ。
ブースのデモ版では確認できなかったが,他人のシングルプレイにいつでも「ジャンプイン」できるCo-op(協力プレイ)モードや,1対1で戦うPvPモード。そして最大16人のプレイヤーが敵味方に分かれて空中戦を演じるチームデスマッチなど,マルチプレイも期待できそうだ。
やや停滞気味であるフラシムジャンルの,カンフル剤としての価値が期待されるこのH.A.W.X。ブースでの直撮りムービーを掲載したので,どんな感じなのか確認してほしい。
- 関連タイトル:
Tom Clancy's H.A.W.X
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