リリース
体感型ゲーム搭載フィットネスマシンを岩谷 徹氏と日立が共同開発
| 体感型ゲーム搭載フィットネスマシン | |||
| 配信元 | 東京工芸大学 | 配信日 | 2010/12/13 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
日立との共同研究にて
施設向けフィットネスマシンに搭載するゲームを開発
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本開発に携わったのは、世界で最も販売された業務用ゲーム機としてギネスブックに2005年に登録された「パックマン」で著名な、本学芸術学部ゲーム学科教授の岩谷 徹です。社会に役立つシリアスゲームの研究を行っている岩谷徹は、運動者のモチベーション向上をサポートするという観点から、運動者の動きと連動したゲームの企画・制作を行いました。
前方の大型ディスプレイに映し出されるジャングルや南国などをボートで川下りして下流のゴールをめざします。運動者の腕と脚の屈曲・伸展と連動してディスプレイ内のキャラクターがオールを漕ぎ、ボートを進めていきます。川の所々に弓矢で射的を行うといったイベントが待ち構えており、ディスプレイ上に現れるトレーナーが弓を引いたり射る際の腕や脚の屈曲・伸展動作を教えてくれます。この動作に合わせて運動することで、弓矢をより的の中央に当てることができる仕掛けになっています。消費カロリーやトレーナーの動作とのシンクロ率などがゲームの得点となります。運動者のやる気を引き出すため、バーチャル画面展開、シナリオ、音楽等に様々な工夫を凝らしています。
本マシンは2011年春に竹井機器工業株式会社より発売される予定です。本マシンは設置面積が1畳ほどで、腕及び脚に対する4種類の筋力トレーニングとボート漕ぎ有酸素運動を安全でかつ手軽に行うことができ、ゲームを楽しみながら体を動かしているうちに、無理なく自然に筋力、筋持久力、運動調整力の向上が図れます。
岩谷 徹(いわたに とおる) プロフィール
現在、岩谷 徹は本学において、介護や教育、医療、福祉などに活かすことを想定した、社会に役立つーム(シリアスゲーム)の更なる研究を進めています。
・1977年に株式会社ナムコ(現:株式会社バンダイナムコゲームス)に入社する。
・1980年にビデオゲーム「パックマン」の制作に携わる。「パックマン」は“食べる”をテーマに制作され、世界中で高い評価を受ける。
・2007年から本学芸術学部専任教授となり、現ゲーム学科主任。現日本デジタルゲーム学会理事、株式会社バンダイナムコゲームス フェローを務める。
・2010年に世界で最も成功した「業務用ゲーム機『パックマン』のクリエイター」としてギネス・ワールド・レコーズの認定証を授与される。
代表作・プロデュース作
「ゼビウス」、「パックランド」、「リッジレーサー」、「タイムクライシス」、「アルペンレーサー」、など50機種以上。単著『パックマンのゲーム学入門』がエンターブレイン社より出版されている。
【フィットネスマシン発表・展示会のお知らせ】
― スポーツサイエンス・テクノロジー2010 ―
日時:2010年 12/17(金)11:30-20:00、 12/18(土)10:00-18:30、 12/19(日)10:00-16:30
場所: 東京ビッグサイト 竹井機器工業(株)ブース
http://www.sports-st.com/
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