連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー:其の弐拾九「罪と罰」
先日発売された「大乱闘スマッシュブラザーズX」の前々作,「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」が発売された頃は,バリバリの学生プロレスラーだった男色ディーノ選手。当時の思い出はというと……?
でもね,NINTENDO64の「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」は,相当やり倒した記憶があるの。当時,私も大学生でなんかこうトガってる時期だったのね。罰ゲイムを決めて,学生プロレスの先輩達や後輩達とトーナメントをよく開いたもんだわ。負ける勝負はしない私は,当然いつもぶっちぎりの勝ち抜けだったんだけど……あ,勝ち抜けっていうのは,このトーナメントって,最後に負けた人が罰ゲイムをやらされるわけ。いつも「リトル岡部くん」という先輩が負けて,女性店員がいるコンビニを狙って裏山とかに落ちているような本とティッシュを買ったり,女性店員がいる書店を狙って「『ザ・ベ●ト』と『ザ・ベ●ト オリジナル』とではどちらがエロいですか?」と聞いてみたりといった罰ゲイムをやっていたわね。まあ,若気の至りってヤツね。くれぐれも真似しないでほしいわ。余談だけどそんな岡部くんは現在,大阪でエロマッサージ師として活躍しているとかいないとか。
えーと,で,何が言いたいかをかいつまんで言うならば……スマブラシリーズってパーティゲイムとして良くできているんだよなぁ,スマブラXをあの頃のようにプレイしたいなぁ……といいったところでどうでしょうか。
そんなスマブラ気分になりながらも,実際にこの一週間でプレイしたのは,ニンテンドーDSの「ルーンファクトリー2」(マーベラスエンターテイメント)と,毎度おなじみ「プロサッカークラブをつくろう!ONLINE」(以下,STO),そして「プロ野球チームをつくろう!ONLINE」(以下,YTO)でございます。
まずルーンファクトリー2からイこうかしらね。これって買ったはいいけどあんまりプレイしてない,いわゆる思春期に少年から大人に変わるハマりかけのレイディオだったのよね。でも,ふと思い出してプレイしてみたらアナタ,けっこう面白いではありませんか。いや,前作も好きだったんだけどね。ただ,鉱石がバカ高く売れたり,いろんな農作物に水やったりしてると結局1日の時間が足りなかったり,そういったバランス面で不満点もいくつかあったわけよ。
それらの不満が2では解消されていて,偉そうに言うならば正統進化してる感じ。前作にハマッた人なら,問題なくプレイできるかと。
まずはSTO。今回ドイツでプレイしているんだけども,Div1に上がれないったらありゃしないわ。総合力で勝ってて戦術も勝ってて監督もSSランクでなぜ負けるの? 釈然としない。勝負にはそんなこともある,というレベルを超えて負け続ける。原因が分からない。……だがそれがいい!(前田慶次郎利益)
イヤ,個人的には良くないんだけれども,まあこの思い通りいかないっぷりこそがオンラインシミュレーションのダイゴ味なんでしょうな。そしてこれからもまだまだプレイするんでしょうよ! なんだかんだでこうやってダラダラプレイし続けてる私自身が本当に腹立たしいわ。
そしてYTO。このゲイム,2007年12月に「Winter Update」(関連記事)があったんだけど(2007年度プロ野球の公式戦データが反映されたとか,レジェンド枠としてかつて球界を騒がせた選手が追加されたとか),その変更の中に私の魂を揺さぶる要素が加えられたの! その要素とは,ズバリ効果音。
YTOでは試合を見る前のロード時間中に「飛んでくるタマを打つ」という,シンプルで非生産的であるがゆえに不覚にも夢中になってしまうミニゲイムがプレイできるのね。そして飛んでくるボールを見事タイミングよくバットに当てると打球がロゴに当たって,5球当てるとそのロゴが落ちてくるの。ロゴが落ちる瞬間はこれまで無音だったのが,アップデート後にはなんと音が出るようになったのよ! 超無駄! 意味ねえ! っつーかこのミニゲイム自体,暇つぶし以外の意味などないのに,そこにどうってことない要素を加えてくるとは! しかも出る音は「ポテンッ!」っていう脱力系! こんな音,野球ゲイムで聞いたの初めてだわ! ……だがそれがいい!(前田慶次郎利益)
いやーセガさん,やってくれますわ。これからも意味のない変更点を加えていただきたいものね。私を喜ばせるためだけに。
というわけで,今回はここまで。今週こそはスマブラXやるどー!
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