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NHN Japan,アクションRPG「アラド戦記」の記者発表会を開催
今回の発表会は,NHN Japanの代表取締役社長のChun Yang Hyun氏と,サムスン電子の常務取締役Kwon Kang Hyun氏が挨拶を述べたのち,ネオプルCEOのHur Min氏がゲームの概要を紹介するという流れで進行していった。
壇上に立ったHur Min氏は,最初にファミリーコンピュータの本体を掲げ,「スーパーマリオブラザーズやグラディウスといったタイトルが私の人生を変えた」と,日本のコンシューマゲームへの傾倒を告白。これらのタイトルと同様,ゲームの普遍的な面白さを追い求めて作ったのがDungeon & Fighter,すなわちアラド戦記だという。
本作のターゲットには,ミドルスペックPCを所有する10〜30代の,幅広いプレイヤー層を想定。今なお根強い人気のある2Dタイプのアクションゲームを,熟成されたアーキテクチャをベースに制作したとのことだ。近年主流である3Dタイプのタイトルは,グラフィックスのクオリティは高いものの,それと同時に高いPCスペックも求められるのが問題と考えており,このあたりのコンセプトはハンゲームのプレイヤー層にも合致しているだろう。
■「アラド戦記」はまさに「アクションRPG」
アラド戦記のゲーム内容は,まさに昔からゲームの王道ジャンルである「横スクロール型のアクションゲーム」をベースとしたオンラインRPGだ。アクションゲームの度合いが非常に強く,まさに「ゲーセンのアクションゲームをオンラインでみんなで遊べる」といってもいい。
プレイヤーが選べるキャラクターは,「鬼剣士」「格闘家」「ガンナー」の3種類。ロビー的な役割を担う街エリアで,最大4名のグループを編成して,さまざまなダンジョンへと赴き,戦いに明け暮れる展開となる。ゲームの本編となるダンジョンにおける一度のプレイは,数十分〜1時間程度。序盤の初心者用ダンジョンの中には数分で終わるものもあり,時間のない人でも気軽にプレイできそうだ。
キャラクターはダンジョンでの戦闘を経てレベルアップし,ゆくゆくは上級職へのジョブチェンジも行える。また装備アイテムによるキャラクターの強化,クエストやミッションといった要素もあり,RPG的な育成要素も豊富にある。さらに,現時点で発表されている3種類のジョブ以外にも,複数のキャラクターが導入予定とのこと(韓国ではすでに4番めのキャラが実装されている)。これらのアップデートスケジュールは,年内までびっしり埋まっているらしい。
「アラド戦記」の現時点でのサービススケジュールは,4月26日からクローズドβテスト,6月末からオープンβテスト,そして2006年夏に正式サービス開始(課金アイテム導入開始)となっている。クローズドβテスター募集は,4Gamer枠として300名用意されているので,オンラインRPGファンも往年のアクションゲームファンも,「こちら」から申し込んでみよう。(川崎政一郎)
- 関連タイトル:
アラド戦記
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