ニュース
シンガポールで9月18日から開催されるゲーム・コンベンション・アジア最新情報
8月28日現在,Electronic Arts Asia Pacific,ASUSなど21社が参加を決めており,昨年(2007年)の第一回GCAでは7万人が足を運んだとのこと。ライプツィヒと比べると規模は小さめで,参加企業も地元メーカーが多いが,ドイツへ行くのはさすがに遠すぎるという人も,シンガポールならまだ視野の範囲内かも。
本日(8月29日)発表されたGCAの最新情報を以下に掲載したので,ちょうどその頃,シンガポールに行くなあという都合のいい人はチェックしよう。
![]() |
![]() |
ゲーム・コンベンション・アジア(GCA) 2008
9月18日〜20日 シンガポールにて開催
<記者会見速報>11カ国以上からの参加が決定
EA、Maxsoftなど参加企業、プログラムの進捗発表
本日、8月28日、ゲーム・コンベンション・アジア(GCA)2008の主催、Leipziger Messe International (LMI) Asia Pte Ltdにより、最新情報を発表する記者会見が行われました。運営責任者である、LMIのマネージング・ディレクター、Jorg Zeissig他、ゲーム業界を代表する、Allan Simonsen(アラン・シモンセン、国際ゲーム開発者協会シンガポール支部コーディネイター)、Chris Soh (クリス・ソー、Singapore Gamer's Association社長)、Aroon Tan(アルーン・タン、Game Exchange Alliance社長/Interactive Digital Dreams and Magma Studiosの代表取締役及び共同設立者)が進行役を担いました。
GCAは、9月18日から20日まで、シンガポールのサンテックシティ・コンベンション・センターにて開催されます。今年のテーマは、「Inspire Yourself」(自身をインスパイアする)。第一回目の昨年は、7万人もの来場者を迎え、ゲーム業界関係者たちが一同に会し、また、ユーザーと直接コンタクトできる場として、大いに盛り上がりを見せました。今年は、アジア諸国、欧米各国から、更なる動員が想定されています。
GCAは、「GCAカンファレンス」「GCAビジネス・コンベンション」「GCAゲーム+エンターテイメント」の三本柱で構成!!
1.GCAカンファレンスについて
「ディベロッピング&ディベロップメント」というテーマのもとで開催される、GCAカンファレンスは、世界中から集まった、ゲーム業界関係者、ゲームユーザー、クリエイターたちが、情報交換し、オンラインゲーム、ハンドヘルド、モバイルなど、アジア太平洋地域において、大きな成長を遂げているジャンルに焦点を当て、理解を深めていくための機会を提供します。より具体的、実質的なレベルで最新情報を入手できるよう、レクチャーやディスカッションなどが催されます。
総勢50人以上になるスピーカーには、大御所の、韓国の大手オンラインゲーム会社ネクソンモバイル代表取締役のJoonmo Kwon(グォン・ジュンモ)氏, "Crysis" や"Far Cry"のクリエイター、Crytek社代表取締役のCevat Yerliの参加がすでに決定しております。
現在発表されている、その他のスピーカー:
- Henry Jenkins III, Director, Comparative Media Studies Program, Massachusetts Institute of Technology
- Jean-Francois Prevost, Development Director, Ubisoft
- Jason Della Rocca, International Game Developers Association
2.「GCAビジネス・コンベンション」について
B2B(ビジネス関係者同士の交流)の場として設置される当コンベンションは、アジア諸国のゲーム開発会社が、世界の販売元や配給元の人々と交流し、ビジネスチャンスを求めることができる機会です。すべての出展企業が、バイヤー、小売業者、開発会社、スタジオなどとビジネスの可能性を話し合う場が持てるよう、サポートします。また、アジア外の欧米諸国の企業が、自社の商品をプレゼンし、アジアで展開する可能性を模索する場としても機能いたします。
現在発表されている、ビジネス・コンベンションの場に出展する企業名:
- Cherry Credits
- G.A.M.E
- Games Factory Online B.V.
- Philippines Pavilion
- SANDZ
- Singapore-MIT Gambit Game Lab
- Singapore Pavilion
- Singapore Visitor Centre
3.「GCAゲーム+エンターテイメント」について
GCAは、デジタルメディア界におけるアジアへのエントランスであり、シンガポール及びアジア太平洋地域において、インタラクティブ・エンターテイメント、インフォテイメント(情報と娯楽を同時発信するメディア)、エデュテイメント、ハードウェア、テクノロジーの分野にターゲットを当てた唯一のコンベンションです。アジアへの足がかりとして最適な地理的条件を備えるシンガポールで、アジアと世界のゲーム開発会社、出版元、販売元が、自社の最新商品や技術を発表しながら、世界各国の企業・関係者たちと交流をはかることのできる、ゲーム国際見本市です。来場者たちには、世界11カ国から集結するゲーム企業の製品を、存分にお楽しみ頂けます。もちろん、関係者、メディアがリサーチ、交流、取材を行っていただけるイベントメイン会場です。
ベトナム、台湾、タイ、フィリピン、シンガポール、日本、インドネシア、オランダ、ドイツ、アメリカ、マレーシア、中国、計11カ国の企業が、すでに出展の手続きを完了!! GCAでの発表がワールドプレミアの場となる新作も多々あり!!
未来のゲームクリエイターたちに、ゲーム業界の最先端を体験してもらう、「学生デー」開催決定!
9月20日を学生デーと定め、GCAカンファレンスの中から選りすぐったハイライトのプログラムを用意し、将来ゲーム業界でのキャリアを考えている学生たちに無料で参加してもらえるようにしました。ネクソンのジュンモ氏、MIT教授のヘンリー・ジェンキンス、Ubisoftシンガポールのテクニカルディレクターのクロード・ラングレ氏などが、トークを行う予定です。また、パネルディスカッションには、エレクトロニック・アーツ社、ルーカス・フィルム社が参加します。
出席した各氏のコメント抜粋
Jorg Zeissig(LMIのマネージング・ディレクター)
アジア太平洋地域のゲーム業界にとって、複合文化に即したゲーム開発こそが主要なテーマです。参加企業のラインナップ、また、GCAがワールドプレミアとなる新作発表などの内容を見てみると、今年のGCA及びGCACが、情報交換の場として、また世界規模で見た重要性において、昨年を上回るものになることは必至です。
Aroon Tan(アルーン・タン、Game Exchange Alliance社長/Interactive Digital Dreams and Magma Studiosの代表取締役及び共同設立者)
弊社にとって、GCAはこのアジア地域における重要なプラットフォームであり、業界のパートナーでもあります。地域のゲーム業界がさらなる成長に、今年のGCAは昨年以上に貢献することでしょう。
Chris Soh (クリス・ソー、Singapore Gamer's Association社長)
来場者たちは、アジア諸国の最新のゲーム商品に触れる機会に恵まれるだけでなく、シンガポール及びアジア諸国にとって、ゲーム業界がいかに大きな役割を果たしているか、目の当たりにすることになるでしょう。
Allan Simonsen(アラン・シモンセン、国際ゲーム開発者協会シンガポール支部コーディネイター)
GCACには、クリエイティブ、ビジネスの両方面から、豊富な人材が参加してくれます。ゲーム業界者たちにとって、共に学び、ネットワークを広げることのできる場となるでしょう。
- この記事のURL:



















