エキサイトの「Come On Baby!」(カモンベイビー!)は,10月12日から正式サービスが始まる,「マリオカート」のようなコミカルレースゲーム。曲がりくねった複雑なコース上で,障害物を避けたり,対戦相手をアイテムで妨害したりしつつゴールを目指すというもの。
カモンベイビーという名前の通り,プレイヤーは赤ちゃん姿のキャラクターを「歩行器」にのっけてコースを走り回るわけだが,この赤ちゃんが,その……なんとも個性的な顔立ち。公式サイトを見ると「キモカワイイ」と表現されていたのでハッキリ言うが,顔が可愛くない。もしも親しい友人が「これがうちの子」などと言って,こんな顔の写真を見せてきたら,目がカジキマグロのように泳ぐことは間違いない。
ショッピングモールで販売されているアバターアイテムは,ゲーム内で入手できる通貨「コーン」のほか,正式サービス後はリアルマネーで購入可能な「カモンコイン」で買い物できる。衣装などのアイテムには防御力やスピードを上げる能力も付与されている。最初はオムツだけの赤ん坊だが,お金が貯まったら服を着せてあげよう。
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購入できる衣装はキャラクターごとに異なる。ドギーは赤毛だからなのか,アイテムは赤で統一されている |
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指が痛むまで練習したドリフトがこちら。カモンベイビーではコーナーを制する者がレースを制するのだ
また,カモンベイビーでは左右のカーソルキーを押しながらShiftキーを押すことで,「ドリフト」が可能。さらにドリフト中に「Z」を押せば「ミニターボ」が発動する。これを上手に扱うことで,コーナーをドリフトでクリア後,一気に直線を爆走できるというわけだ。
ただしドリフトは,使うたびに「ドリフトゲージ」のメーターが上がり,これが満タンになると発動できなくなってしまう。複雑なカーブが多いコースでは,使いどころを見極めないと勝利が難しくなる。ミニターボのほうは無制限なので,気にする必要はない。
混戦になったときは,レース中に2回だけ使える「ブラスター」も良いだろう。ブラスターはハタキで,近隣のプレイヤーをベシベシと叩いて妨害できる便利アイテムだ。まぁ,使いすぎれば間違いなく嫌われるので,ご利用は計画的に。
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一見穏やかなスタート直前の風景も,画面の向こうではスタートダッシュをかけて,キーボードの連打が行われているに違いない |
妨害アイテムを投げると,画面下部に投げた位置などが小さなウィンドウで表示される。黒いヒヨコ姿のアイテムは,ぶつかると爆発 |
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主なゲームモードは「スピード戦」と「アイテム戦」の二つ。スピード戦については説明不要かもしれないが,スピードとテクニックのみを問われる,シンプルかつ高度な走りが要求されるモードだ。簡単にいうと,純粋に走って早くゴールしたもの勝ちである。
一方のアイテム戦は,「ブルーサンダークッキー」や「ピンクハートクッキ」などの可愛らしいクッキーを拾うことで,ランダムで妨害アイテムや支援アイテムを獲得できるというもの。キャラクターごとに大好物のクッキーが決まっていて,例えば筆者の愛用キャラクター「ドギー」ならば,「星型チーズクッキー」を取ればアイテムを2個連続で使用可能,というボーナスが付く。
また,アイテムを取ったときにイルカのアイコンが出ると,コース上に設置された「ドルフィンコースター」に乗れる。これは高速ショートカットで,曲がりくねったレーンを通常の3倍近い猛スピード(赤ちゃんだけに赤い彗星!?)で移動できるのだ。
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色とりどりのクッキーは,ちょっとおいしそう。ドギーが好きなのは丸型に星が描かれた,チーズクッキーだ |
ドルフィンコースは,普通200km前後のところを500〜600kmという猛スピードで自動的に運んでくれる |
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コースの途中には速度が足りないと落ちてしまう,こんなトリッキーな箇所も。しかし赤ちゃん相手に…… |
気持ちと走りに余裕があれば,たまには周囲の風景にも目を向けてみよう。結構ユニークなオブジェが多い |
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上記の二つのレースモードとはまったく別に,実にユニークな対戦がカモンベイビーには用意されている。その名も「ビンタ合戦」。キモカワイイ赤ん坊2名がリング上で,ゲーム内通貨「コーン」を賭けてどつきあうという,何ともすさまじい内容だ。
操作はビンタがAltキーで,回避がCtrlキー。移動は前後のみで,リングはさほど広くないため,積極的に攻撃に出なければすぐに追い詰められてしまう。ビンタ合戦はまったく知らないプレイヤー同士よりも,友達と5コーン程度を賭けて戦うほうが熱くなれるので,ぜひ試してほしい。
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選手入場のテーマソングでもかかりそうな勢いで登場。ビンタ合戦は制限時間が短いので,気軽に楽しもう |
一発頬を張られた表情はえらく痛そうだが,よく考えれば子供同士がじゃれているだけ……ですよね? |
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