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ちょっと待たされたけど,10月のアップデート「Catalyst 6.10」公開
2006/11/01 18:44
 10月25日にAMDに買収されたATI Technologies(関連記事)だが,現地時間の10月31日,同社製のGPU(グラフィックスチップ)である「Radeon」およびグラフィックス機能内蔵チップセット用ドライバスイート「Catalyst」の最新版となる「Catalyst 6.10」を公開した。4Gamerの最新ドライバページのリンクを更新したので,該当するグラフィックスカード,あるいはチップセット内蔵のPCをお持ちの人は,そちらからダウンロードしていただきたい。
 ATIの最新ドライバスイートは毎月更新されるのだが,「Catalyst 6.9」(9月版)に続く最新版の公開が,10月も終わるまさにギリギリになった理由は,やはり前述のAMDとの買収騒ぎの影響だろうか,とつい想像をたくましくしてしまう。10月はないのかな? とちょっと心配はしたものの,今後のサポート継続については一安心といったところ。

 さて,今回のアップデートでは「Radeon X1650 Pro」「Radeon 1950 XTX」「Radeon X1300 XT」が対象グラフィックスチップとして新たに加わったほか,これまでパッチで対応していた「The Elder Scrolls IV: Oblivion」のHDRおよびアンチエイリアシングがサポートされた。Oblivionをプレイ中の人には朗報だろう。アップデートの主な内容は以下の通りとなっている。(松本隆一)

パフォーマンスの向上
  • CrossFire Direct3Dドライバによるlarge vertex meshes処理を改善することで,Intel 965チップセット使用時のCrossFireのパフォーマンスが向上した。 その結果,ベンチマークソフト「3DMark2006」で6.7〜15.8%,「3DMark2005」で9.7〜10.5%,そして「3DMark2003」で7.1%の向上が見られる
Catalyst 6.10で解決した主な問題
  • 設定を1600×1200ドット,6x/4xアンチエイリアシングに設定して「3DMark06」のHDR1テストを実行した場合,一部のシステム構成で画面表示がおかしくなる問題の解決
  • 「Anarchy Online」で,地表を歩いているとき画面表示がおかしくなる問題の解決
  • Radeon X1900シリーズを搭載したグラフィックスカードとWindows XP Media Center Editionを使用して「Black & White 2: Battle of the Gods」をプレイした際に,間欠的に画面表示がおかしくなる問題を解決
  • ゲームの設定で「最適化」を選び,1600×1200ドット以上の画面表示で,「The Godfather: The Game」のゲーム画面とデスクトップを切り替えた場合に表示がおかしくなる問題を解決
  • Windows XP Media Center EditionとRadeon X1800 Crossfire Editionを使用して「Serious Sam 2」を高解像度モードでプレイした場合,ゲーム開始後約20分でWindowsがリブートしてしまう問題を解決
  • Radeon X800を使用して「World of Warcraft」を長時間プレイした場合,操作に対するレスポンスがなくなる問題を解決
  • Catalyst Control Centerで新しいクロックをセットし,確認のダイアログで「キャンセル」をクリックしても,新しいクロックがセットされてしまう問題を解決
  • Catalyst Control Centerで3Dゲーム向けのオーバードライブ設定をするときにVPU Recoverが発生する問題を解決
  • Radeon X800シリーズを使用し,Catalyst Control CenterでCRTもしくはテレビと接続するとき,設定がうまくいかない問題を解決


ATI Catalyst
■開発元:AMD(旧ATI Technologies)
■発売元:AMD(旧ATI Technologies)
■発売日:-
■価格:無料
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.11/20061101184413detail.html