バンダイナムコゲームスは本日(2014年8月29日),PlayStation 3用ソフト
「テイルズ オブ ゼスティリア」の新情報を公開した。
今回は,主人公のスレイが持つ能力「神依」に関連する,
「パートナーチェンジ」についてお伝えしよう。神依とは,戦闘時に人間と四属性(火/水/地/風)を持つ天族のいずれかが融合して,属性ごとに異なる力を得られるシステムだ。
戦闘には1人の人間に対し,1人の天族が参加できるが,控えの天族がいる場合は,パートナーチェンジを行うことで,別の属性に切り替えて戦えるという。なお,パートナーの変更は,各属性に対応する方向キーを押すだけでよく,テンポを損ねることなく戦えるようだ。
また,世界各地に散らばって生活している
「ノルミン天族」の存在が明らかにされている。彼らは可愛らしい外見を持つキャラクターで,話しかけて協力してもらえるようになると,プレイヤーにさまざまな恩恵を与えてくれるという。
ほかにも,新たな登場キャラクターで,白皇騎士団の団長を務める
「セルゲイ」(CV:堀 秀行)と,傭兵
「ルーカス」(CV:星野貴紀)のプロフィールや,本作に登場するフィールド
「ヴァーグラン森林」「キャメロット大陸橋」など,盛りだくさんの情報を紹介しよう。
登場キャラクター
セルゲイ
性別:男性
CV:堀 秀行
「誰かに頼る前に、やらねばならないことがあるはずだ。我らが獅子の剣にかけて」
ローランス帝国の皇帝に直属する親衛部隊・白皇(はくおう)騎士団の団長。
その立場上、軍事だけでなく政治中枢にも深いコネクションをもっており、帝国内部に渦巻く災厄に対処すべく活発に行動している。
帝国への忠義と民への献身を重んじる熱血漢で、部下たちからの信頼も厚い。
だが一部の人間からは、融通の利かない煙たい存在として敵視されているようだ。
霊応力は人並みだが騎士としての戦闘能力は常人の域を超え、天族の見えない攻撃にも反応できるほど。
さらには初代団長より伝承される秘技『獅子戦吼』をも使いこなす。
ローランスに入ったスレイと出会い、とある事件をきっかけに剣を交えることになる。
ルーカス
性別:男性
CV:星野 貴紀
「俺たちは口だけじゃ動かねぇぜ。 おたくの信者とは違ってな」
ハイランドとローランス、両国の将軍クラスにもその名を知られている傭兵。
彼が率いる『木立(こだち)の傭兵団』は、正規軍の主力部隊に劣らぬ力量をもつといわれ、ザコ憑魔を軽くあしらうほどの連携を誇っている。
現在はハイランド王国を雇い主として活動している。
ルーカスは、一見、金にがめつい無頼漢に見えるが、目の前の現実を冷静に見極める判断力と、自ら築き上げた揺るぎない価値観をもった人物であり、それが戦場で部下たちを生き延びさせる重要な要因になっている。
「テイルズ オブ ゼスティリア」の世界
【世界背景】
◆スレイとローランスの関わり
大陸の中央部を占めるローランス帝国は、天遺見聞録によれば「アスガード興隆期」のものを始め、多くの古代遺跡が残る土地である。
さらには天族信仰を掲げる教会が、大きな力をもち、民衆の支持を集めているともいう。
遺跡探索と導師の使命、その両方の期待に胸をふくらませるスレイ。
だが、導師の出現はローランスにも伝わっており、騎士団はその力を危険視し、教会は異端者として取り締まろうとしていた。
しかも、「導師と同種の奇跡を体現する者」が存在するという噂まで聞こえてきて……。
大陸最強の大国を訪れたスレイは、今まで以上の試練と、世界の現実に直面することになるのであった。
◆ヴァーグラン森林
ハイランドとローランスの国境付近に広がる大森林。
樹齢千年を越えるような大木が密生する薄暗い森の中を、両国を繋ぐ交易路が走っている。
両国の支配があいまいな国境地帯ゆえに、山賊や盗賊、無法者たちが跋扈しやすい危険な区域でもある。
樹林の奥は迷宮のようになっており、天遺見聞録にも載っていない未知の遺跡や、別の場所に通じる洞窟が存在すると噂されている。
◆キャメロット大陸橋(たいりくきょう)
ローランス帝国が建造した海をまたぐ大橋。海中に沈んでいた太古の遺跡を土台とし、その建築技術をベースに架橋されている。
グリンウッド大陸では文明の伝承が断続的であり、失伝した過去の技術が現在のそれを上回っているケースが往々にしてみられる。
この橋は、かつて大軍を派遣するために国家事業として建設されたが、『災厄の時代』に伴う混乱によって、本来の目的を失ってしまった。
現在は主に辺境地方を往来する交易商人たちが利用し、彼らの交流の場になっている。
ゲームシステムについて
◆ノルミン
ノルミンは「ノルミン天族」と言われ、現在は各地に散らばり生活していると言われている。
旅先で出会うノルミンに話しかけ、協力をして貰えるようになると、彼らの持つ特殊な能力効果の恩恵を得られる様になる。
例えば、大樹の街マーリンドで出会ったノルミン天族「ディフェンス」に協力してもらうと、司る防御力アップのスキルを持つ装備品を敵からドロップしやすくなる。
この恩恵が得られる範囲は地域ごとに決まっているため、各地でノルミンを集め恩恵を得られるようにすることで冒険の手助けになってくれる。
戦闘について
【戦闘システム】 『FusionicChain−LMBS』!(フュージョニックチェイン リニアモーションバトルシステム)
◆パートナーチェンジ
ライラとの神依化【火】を含め、スレイは四属性の天族と神依化する事ができる。
戦闘中スレイは、【L1】ボタンを一度押すだけでパートナーとなっている天族と神依化を行う事ができる。
パートナーは【十字キー】に対応した(戦闘中画面の下部、UI部分に描かれた十字状のアイコンが表している)属性のボタンを押すだけでパートナーを変更する事ができるため、テンポを損ねることなく、戦況に応じて属性を変えた神依形態を自由に扱い、戦う事が可能になっている。
戦闘に参加できる天族は、人間1人に対し1人だが、待機している天族がいる場合には、その天族をパートナーとして呼び出し、神依化する事も可能だ。
例えば、戦闘開始時にスレイとライラがパートナーとなっており、ミクリオやエドナが戦闘に参加しておらず待機状態だった場合、通常時(神依していない状態)で【十字キー左】を押す事で、スレイのパートナーはミクリオに切り替わる。
また、【十字キー下】を押せば「地の天族エドナ」が、【十字キー右】を押せば「風の天族デゼル」がスレイのパートナーへと切り替わる。敵の攻撃や属性に合わせて、パートナーをチェンジしたり、神依化による攻撃の特徴を使い分けて戦闘を有利に進める事ができる。
○神依化【水】 スレイ+ミクリオで神依化
スレイとミクリオとで神依化を行うと、水属性の神依形態となる。
武器は巨大な弓。遠距離攻撃が得意で、縦に連なる敵に一度にダメージを与える。
基本的な締めの攻撃となる、3連携以降には弓が更に巨大化し、より多くの敵を巻き込む。
攻撃の軌跡も水が流れるごとくエレガントなのは、天族の性格を反映している!?
○神依化【地】 スレイ+エドナで神依化
スレイとエドナとで神依化を行うと、地属性の神依形態となる。
武器は巨大なアーム。圧倒的なパワーで殴りつけ、基本的な締めの攻撃となる、3連携目以降には巨大な拳と化し、地面を掴んで隆起物を発生させるなど、見た目にもパワフル。
地面に沿った攻撃が多く発生させられるため、小さく地面を這うような敵に適している。
○神依化【風】 スレイ+デゼルで神依化
スレイとデゼルとで神依化を行うと、風属性の神依形態となる。
武器は羽のような形状となる刀剣。機動性を活かした技が得意で、かまいたちや竜巻を起こして敵を翻弄し、基本的な締めの攻撃となる3連携目以降には刃が巨大な翼と化し、滑空して縦に連なる敵に一度にダメージを与えるなど、攻撃は多彩。
上空からの攻撃も多く、空を舞う敵や巨大な敵の対応に適している。