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「GREE」と「OpenFeint」を統一した「GREE Platform」のグローバル展開が決定。保有ユーザーは全世界1億5000万人に
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印刷2011/12/06 12:42

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「GREE」と「OpenFeint」を統一した「GREE Platform」のグローバル展開が決定。保有ユーザーは全世界1億5000万人に

 グリーは,同社が日本国内で提供する「GREE」と,2011年4月に同社が買収した「OpenFeint」のブランドやユーザー数,ソーシャルメディアなどを統一した「GREE Platform」を,2012年4月から6月期にかけて,世界各国に向けて展開していくと発表した。これによって,GREE Platformは世界で1億5000万人のユーザーを保有する巨大なプラットフォームとなる。

グリー、世界1.5億ユーザーのソーシャルプラットフォームを来年4〜6月期に構築
ゲームプラットフォームとしては世界最大級のユーザー数
提供アプリ数は大型ゲームタイトル含め7,500以上へ

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)は、2012年4〜6月期に、日本で提供する「GREE」と今年4月に買収した「OpenFeint」のブランド、ユーザーベース、ソーシャルメディア、ソーシャルプラットフォームの全てを統一した「GREE Platform」をグローバルで展開します。今回の発表は、11月2日に発表したグローバルプラットフォームの詳細をお知らせするものです。

新しい「GREE Platform」は、世界1.5億ユーザーを抱えるワンプラットフォームで、ゲームプラットフォームとしては世界最大級となります(※1)。グリーのモバイル向けソーシャルプラットフォームは、グループ全体で毎月約1,000万ユーザーのペースで拡大しており、今後見込まれるスマートフォン市場の拡大に伴い最大のゲームプラットフォームとなる可能性も秘めています。

また、日本のソーシャルゲームは、モバイル向けが主流で、世界でもトップクラスの高ARPU(Average Revenue Per User ※3)を誇り、最近のスマートフォン市場の爆発的な成長を背景に、世界中から注目を浴びています。グリーが運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」で提供中のスマートフォン向けソーシャルゲームも売上が好調で、月額ARPUがフィーチャーフォンと同水準で推移しています。さらに、自社開発のソーシャルゲームの中には、スマートフォンでの消費が月額約20億コイン(※2)となるタイトルも登場しています。

このような背景から、グリーは、「GREE Platform」の有する高いソーシャル性と収益性を実現するソーシャルアプリケーション(以下ソーシャルアプリ)の開発に必要な機能と、「OpenFeint」が有するスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォームとしては世界最大規模のユーザーベースを統合したプラットフォームを提供します。このプラットフォームにより、日本のGREEパートナー様は一度の開発で世界1.5億ユーザーにシームレスにアプリ配信が可能となり、日本以外のGREEパートナー様は、収益性の高いソーシャルアプリに必要な機能の利用、ノウハウの習得に加え、アイテム課金型モデルに慣れた日本の高ARPUなユーザーにアプリを提供することが可能になります。

「GREE Platform」のグローバル展開の要旨は以下の5点です。

・ブランド
「GREE」ブランドで提供されます。

・ユーザーベース
世界1.5億ユーザーと同時にプレイ可能なソーシャルプラットフォームを提供します。また、GREEパートナー様はこのプラットフォームに配信するだけで世界1.5億ユーザーにアプリを提供できます。

・ゲーム開発機能
API(Application Program Interface ※4)/SDK(Software DevelopmentKit ※5)の統一により、GREEパートナー様は一度の開発で、ソーシャルアプリを世界中へ配信することができます。

・開発支援サービスのグローバル対応
「GREE Platform」で提供中の「Unity Plugin for GREE」を含むミドルウェアサポート、「GREE Ad Program」などの、各種支援サービスも、これまでと同様、グローバルプラットフォーム上でも提供します。

・マルチOS対応
Android(TM)とiOSの両OSで利用が可能です。

グローバルプラットフォームの詳細は、2011年12月6日11時公開となります。
リンク先は公開時に当ウェブサイトにてご案内します。
http://www.gree.co.jp/news/press/2011/1206_01.html

グローバルプラットフォームは、株式会社カプコンや株式会社コーエーテクモゲームス、株式会社コナミデジタルエンタテインメント、株式会社スクウェア・エニックス、株式会社セガ、株式会社タイトー、株式会社バンダイナムコゲームス(五十音順)の大手7社による大型タイトル(下記一覧参照)の提供をはじめ、7,500以上ものソーシャルアプリが提供されます。

現在までに提供が決定している大手ゲーム会社7社のアプリ一覧
(2011年12月6日現在、五十音順)

株式会社カプコン
バイオハザードマーセナリーズVS. for GREE(仮称)
モンスターハンター Dynamic Hunting for GREE (仮称)

株式会社コーエーテクモゲームス
『真・三國無双』for GREE (仮称)

株式会社コナミデジタルエンタテインメント
DanceDanceRevolution (仮称)

株式会社スクウェア・エニックス
エンペラーズ サガ
ギャラクシーダンジョン (仮称)

株式会社セガ
龍が如く 絆 (仮称)

株式会社タイトー
Period Zero
Dead Connection (仮称)

株式会社バンダイナムコゲームス(下記3タイトルの配信地域:日本)
仮面ライダーウォーズ
スーパー戦隊ウォーズ
ウルトラマン大戦

自社開発のスマートフォン向けアプリも、米国や中国のゲームスタジオで製作したものを含め、全タイトルが順次グローバル対応予定です。

「GREE Platform」のグローバル対応に先立ち、提供が決まったゲームタイトルをユーザーにいち早く紹介するための特別サイトを立ち上げました(2011年12月6日11時公開)。アプリの情報は随時提供される予定です。

グリーは、今後も魅力的なコンテンツをさらに拡充し、世界中の人々が利用するナンバーワンコミュニティサービスの提供を目指します。

※1 Nintendo DSの世界での販売部数(1億4,642万台)を参考にしています。任天堂株式会社「2011年 アニュアルレポート(英文)」より
※2 コインはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」内で利用できる仮想通貨です。
※3 ARPUとは、ユーザー一人あたりの平均利用額のことです。
※4 「GREE Platform」向けアプリケーションを開発する際に、「GREE」のソーシャルネットワークが提供する各種機能を呼び出すためのプログラムインターフェースです。
※5 「GREE Platform」向けアプリケーションを開発する際に、「GREE」のソーシャルネットワークが提供する各種機能をビルドインするために必要なツールセットです。

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