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  • NVIDIA
  • 発表日:2015/10/30


クラウドゲーム配信用システム「GeForce GRID」登場。WindowsとAndroid,iOSへ3Dゲームを配信可能に


印刷2012/05/16 14:16

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クラウドゲーム配信用システム「GeForce GRID」登場。WindowsとAndroid,iOSへ3Dゲームを配信可能に

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 北米時間2012年5月15日,NVIDIAは,同社主催の開発者向け会議「GPU Technology Conference 2012」で,クラウドゲーム配信プラットフォーム用システム「GeForce GRID」を発表した。

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GeForce GRID Board
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 クラウドゲーム(Cloud Gaming)というのは,「クライアント端末からの操作を受けて,インターネット上にあるGPU搭載サーバー側で3Dゲームのレンダリングを行い,リアルタイムでビデオに変換したうえでクライアントとなる端末へ配信」することにより,非力な端末でも高いGPU性能が必要な3Dゲームをプレイさせようというコンセプトだ。

 GK104コアのGPUを2基実装したカード「GeForce GRID Board」をベースとしたGeForce GRIDを利用すると,サービスプロバイダは,PCのほか,AndroidやiOSベースのスマートフォンやタブレット,テレビなどに向け,高品位かつ低遅延で3Dゲームサービスを提供できるようになるとのことである。

NVIDIAのGeForce GRID製品情報ページ



#### 以下,リリースより ####

NVIDIA GeForce GRIDにより、クラウド・ゲームをまばたきのスピードでプレイ

最新ゲームをGaaS(Gaming-as-a-Service)プロバイダーから
テレビ、PC、タブレット、携帯電話などにストリーミング可能な新製品が登場


2012年5月15日 - GPU Technology Conference(カリフォルニア州サンノゼ) −NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、ゲームに新たな時代を拓くクラウドゲーム用プラットフォーム、NVIDIA GeForce GRIDを発表しました。このプラットフォームを活用すれば、GaaS(Gaming-as-a-Service)のプロバイダー各社は、次世代ゲームをどのような機器にも配信することが可能になります。現在、そのようなサービスで頭痛の種となっている遅延もなくなります。

GeForce GRIDプラットフォームの登場により、GaaSプロバイダー各社は、エネルギー消費関連を中心に運用コストを削減しつつ、すばらしいビジュアルを低レイテンシで提供できるようになりました。ゲーマーのみなさんには、iOSあるいはAndroidに対応したテレビ、スマートフォン、タブレットなど、どのような機器でも最新の高度なゲームを楽しんでいただくことができます。

NVIDIAでクラウド・ゲームを担当するジェネラルマネージャー、フィル・アイスラー(Phil Eisler)は、次のように述べています。「ゲーマーのみなさんには、今後、携帯電話でもタブレットでも、TVでも、もちろんPCでも、いつでもどこでも世界トップクラスのゲームをシームレスに楽しんでいただけるようになります。GeForce GRIDの登場は、ゲームの提供方法とプレイ方法の一変を意味するのです。」

GeForce GRIDは、現在開催中のGPU Technology Conference(GTC)で発表されました。GTCにおける一連の発表は、GTCオンライン・プレスルームで読むことができます。

この新しいプラットフォームは、専用のウルトラローレイテンシなストリーミング技術を採用したNVIDIA GeForce GRID GPUとクラウド対応グラフィックス・ソフトウェアが支えています。この組み合わせによってクラウド・ゲームの体験と経済性が根本的に変化するから、GaaSプロバイダー各社は、映画ストリーミング・サービスと同等のコストでスケーラブルなデータセンターを運用できるようになるのです。


NVIDIA GeForce GRID GPU
効率の高いNVIDIA Keplerアーキテクチャーを採用したNVIDIA GeForce GRID GPUは、最大で8本のゲーム・ストリームを同時にエンコーディングし、消費電力を最小限に抑えることができます。だからこそ、費用対効率が高い形で提供サービスをスケールアップし、何百万人ものゲーマーを同時にサポートできるのです。

プロセッサーにはKeplerアーキテクチャーをベースとしたGPUが2個搭載され、GPUごとにエンコーダーも用意されているため、CUDAテクノロジー採用のコア、3,072個で3Dシェーダーにおいて4.7テラフロップスものパフォーマンスを発揮することができます。この結果、とても複雑なゲームをクラウドでレンダリングし、エンコードするまでの処理をCPUではなくGPUで行えるようになり、サーバで同時並行に走るゲーム・ストリームを増やせるのです。ゲーム・ストリームあたりのサーバ消費電力は従来の半分程度まで低下します。これは、データセンターにとってとても重要なポイントです。


高速ストリーミング・テクノロジー
高速ストリーミング・テクノロジーでは、ゲーム・フレームをシングル・パスでキャプチャし、エンコードすることが可能で、サーバのレイテンシをわずか10ミリ秒(まばたきの1/10以下)まで減らせます。GeForce GRIDプラットフォームでは、高速フレーム・キャプチャ、同時レンダリング、シングルパス・エンコーディングによって超高速なゲーム・ストリーミングを実現します。

GeForce GRID GPUにはレイテンシを削減するテクノロジーが採用されており、この技術がネットワークにおける距離の問題を補正してくれるため、ゲーミング・スーパーコンピューターが目の前にあるかのような感覚でゲームを楽しめます。実際にはゲーミング・スーパーコンピューターが遠くにあっても、いなずまのようなスピードでゲームができるのです。


GeForce GRIDでバーチャルなゲームコンソールを実現
現在開催中のGTCでは、NVIDIAとGaikaiが協力し、バーチャルなゲームコンソールのデモを提供しています。16キロメートルも離れたところにあるサーバのGeForce GRID GPUにLG Cinema 3D Smart TVをつなぎ、Gaikaiアプリケーションを走らせるという形です。テレビにはEthernetケーブルとワイヤレスUSBゲームパッドがつながれているだけですが、これで、複雑なPCゲームをラグなしでスムーズにプレイすることができます。
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    GeForce NOW

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